老後2000万円問題や人生100年時代といったキャッチコピーが騒がれる中、前代未聞のパンデミックによる将来への不安も追い風となって、資産形成に対する市場のニーズは高まりつつあります。
そこで今回は、市場の影響により検索ボリュームや広告主の量が大幅に増えつつある不動産投資のジャンルに着目してWEB集客方法を紹介していきます。
1. 不動産投資とは?
不動産投資領域は特に競合性が高く、資本が潤沢な大手企業から中小企業がひしめき合い、WEB集客の難易度としてもかなり高い領域です。
一重に不動産投資といっても、区分や一棟、国内と海外、ここ数年では不動産クラウドファンディング等、さまざまな商品ジャンルが溢れています。
2.不動産投資領域のジャンル別のターゲット
今回は不動産投資という大枠の中でも、物件のレンジを下記の3つに分類して紹介していきます。
・一棟アパート/マンション投資
・海外不動産投資
2-1.区分マンション投資
基本的に不動産投資という商材は営業マンがお客様と契約書を結んだとてしても、銀行からの融資がつかないと企業の利益にはなりません。
参考までに目安としていわれているのは勤続3年以上である点はもちろんですが、区分であれば年収500万円以上の方で役職は大手の会社員や部長クラスのレンジの層が分布します。
逆に代表や役員クラスなどある程度の年収がある層は資産形成の対象に、区分の不動産投資が選択肢に入ってくるケースは少ないと思います。
主に広告の集客上で狙う層は資産形成初心者の層です。
2-2.一棟アパート/マンション投資
一棟アパートの場合、物件にもよりますが年収は800万円程のレンジで、一棟マンションになると最低でも年収1000万円以上などの目安が出てきたりします。
そのため、代表や役員クラスなどが対象になっているケースもあり、不動産投資の物件を自分で見定められるような、玄人の方々が対象になるケースが多いです。
2-3.海外不動産投資
海外不動産投資に関しては必要な頭金も多く、年収は1,500万円以上のレンジになってくるため、先ほどのターゲットに加え、法人なども対象になってくるケースが多いです。
海外のエリアによって節税なのか収益なのかといった目的も変わってくるため、この点での、広告上での訴求ポイントをブラッシュアップする必要があります。
3.区分の不動産会社の集客方法(年収500万円以上の方対象)
区分の不動産会社の集客方法を3つ紹介していきます。
3-1.媒体での集客
楽待や健美家など物件を扱うポータルサイトを運営している媒体での集客です。
メリットとデメリットを下記の図にまとめました。
3-2.ポイントサイトでの集客
画像参考:ポイントサイトでお小遣い稼ぎなら【すぐたま】 画像参考:ハピタス
ポイントサイトに対してセミナーに参加してくれたらいくら分のポイントを付与するといった集客方法です。
主に区分を扱う不動産投資会社が活用しています。年収500万円の初心者いわゆる資産形成を検討し始めた方が多いので非常に有効な媒体です。
3-3.資産形成・マネーセミナーでの集客
資産形成・マネーセミナーでの集客も増えています。最近は不動産投資に対して、よくも悪くもよい印象がないことから不動産投資という直接的な訴求にするとあまり反応率がよくないケースがあります。
ですので、年収500万円かつ資産形成を始めて検討し始めている方を集客していくのであれば資産形成・マネーセミナーのような切り口での集客が有効です。
4.一棟系や海外不動産投資の集客方法(玄人の方中心)
前提として資産形成や不動産投資などのそもそも資産運用に対して知識のある方がターゲットなので、有益な情報をいかに提供するかが大切です。
4-1.非公開物件訴求
非公開物件として高利回りのものがあるといった通常では公開していない物件の情報を会員登録していただければ提供するといった切り口で訴求している企業が非常に多いです。
4-2.投資本訴求
投資の本や書籍をプレゼントする方法です。
玄人の方が求めている情報として企業が不動産投資に対してどのような考え方をしていて仕入れの方法をどのように行っているから最終的な利益がこれだけ出るといった一連の画が描けているすなわちビジョンです。
ですので、代表の方が書かれた本やその企業が1つのバイブルとして持っている本を無料でプレゼントすることでリードを獲得してファンに引き上げるといった方法も非常に有効です。
5.不動産投資の領域で勝てる媒体とは?
ここまで集客のポイントを紹介してきましたが、結局は属性ありきとなっています。最終的に取れているリードが的確な対象であるかどうかが広告主様の求めている点です。
ですので、弊社では年収や対象のターゲットになり得るようなユーザーのシグナルをデータとして貯めています。
下記の画像は各媒体の年代別獲得割合のグラフです。見方としては年収のレンジごとにどの媒体に多く分布しているのかを反響数で出しています。
Facebook広告が不動産投資市場の集客において非常に有効なことがわかります。
理由としてFacebook広告は実名登録の媒体なので、役職や勤務先でターゲティングできたりなど実名登録の媒体だからこそできるターゲティングや属性の担保に繋がっています。
6.まとめ
いかがでしたか?
今回は不動産投資のWEB集客におけるポイントを紹介しました。
資産形成に対する市場のニーズが拡大する中で、Facebook広告を活用しない手はありません。
当社はリスティング広告だけでなく、SNS広告の運用にも強みがあります。
Facebook広告の成果に不安やお悩みの方、これからFacebook広告を始めたいと考えている方は、ぜひ弊社にお気軽にご相談ください!