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【誰でもわかる・初心者向け】タグの基本をおさえよう

更新日:2025年10月31日

【誰でもわかる・初心者向け】タグの基本をおさえよう

「タグって聞いたことあるけど実際どんなものなの?」
「タグについて実は理解していない…」
このようにお悩みの方はいらっしゃりませんか?

本記事では、
インターネットに情報を表示させるうえで非常に重要なタグについての基本知識
簡単に分かりやすく解説していきます。

1. タグとは?

タグとは、
Webページを構成するHTMLファイルに記されたコード(文字)のことを指します。

タグは様々な機能を持っており、用途によって使い分けます。

HTMLファイルって何?と思った方もいるかも知れませんので、簡単に説明します。

私たちが普段見ているWebページは、
テキストや画像、動画などの表示内容をHTMLという言語で構成した
HTMLファイルによって作られています。

このHTMLファイルが、どの要素をどのように表示するかを指示し、
Webページが画面に表示される仕組みになっています。

※画像引用(出典:タグについて~タグの理解と活用|LINEヤフー for Business

実際にHTMLファイルの中身(ソースと呼びます)を見てみると、
下記のような文字がぎっしり書かれています。

この文字が1つ1つ指示を出して、ページが表示されるのです。

Webページ上でCtrl+Uを押すとソースが見れるので、ぜひ見てみてください。

このHTMLファイルに目的に合ったタグを書き込み、様々な指示を与えます。

■ 豆知識

タグを書き込むことを、
タグを埋め込む、タグを設置すると表現します。

それでは、
ここからWeb広告に必要なタグの種類と機能について説明していきます。

2. タグの種類と機能について

タグには以下の通り、大きく4種類あります。

  • コンバージョンタグ
  • リターゲティングタグ
  • HTMLタグ
  • ツール制御タグ

■ 豆知識

Webマーケで使用されるタグは、
ピクセル、トラッキングコード、スニペットとも呼ばれます。

Meta広告などはピクセルが主流ですね。

2-1. コンバージョン測定タグ

Web広告はテレビや雑誌とは違い、
効果を数字として計測できる点で大きなメリットがあります。

例えば、
Web広告からどれくらい問い合わせが来たか、
どれくらい資料請求が申し込まれたか、などその広告の効果を計測するために
必要なのがコンバージョンタグ(CVタグ)です。

このCVタグを埋め込むことで、広告効果の測定が可能になります。

※画像引用(出典:タグについて~タグの理解と活用|LINEヤフー for Business

上記の図では「コンバージョンタグ(CVタグ)」が
「インターネットユーザーが広告Aから遷移し、商品を購入したこと」を記録しています。

この記録は広告や計測ツールの管理画面から確認が可能です。

CVタグは、広告の各媒体から1つ1つ発行されます。

  • 例:Google広告ならGoogleのCVタグ、Yahoo広告ならYahooのCVタグなど

基本的にCVタグは計測したい箇所に設置します。(サンクスページが主)

  • 例:資料請求の申し込み完了ページ、電話発信ボタン、商品購入支払い完了ページなど

2-2. リターゲティングタグ

次にリターゲティングタグについてです。

そもそもリターゲティングとは広告配信手法の1つで、
一度サイトに訪れたことのあるユーザーに広告を配信するターゲティングです。

このリターゲティングを行うために必要なタグが
リターゲティングタグ(リタゲタグとも呼びます)です。

リタゲタグは、ユーザーがサイトに訪れたかどうかを計測し、
訪れたユーザーをマーキングするために機能してくれます。

正確には、リタゲタグが設置されたページに訪問したユーザーに
Cookie(印のようなもの)が付与され、
そのユーザーに対してターゲティングすることが可能になるのです。

リタゲタグは基本的に自社の全てのページに設置します。

  • 例:ホームページ、広告のランディングページ、サンクスページなど含む全てのページ

2-3. HTMLタグ

HTMLで構成されたタグをHTMLタグと呼びます。

HTMLタグにはaltタグとmetaタグがあります。

altタグは画像の内容を明確にさせたいときに使用します。

これにより、
検索エンジンが画像の内容を理解することができます。

一方で、
metaタグはメタ情報を記述するときに使用します。

メタ情報とはWebページ自体に表示される情報ではなく、
Webページの概要や著者情報等を指します。

2-4. ツール制御タグ

ツール制御タグは、特定のツールを利用するためのタグです。

ABテストツール、ヒートマップツールを利用したいときにツール制御タグを使用します。

このタグをWebページに設置することで、
ユーザーの流入経路や離脱した箇所等を確認することができ、
改善に役立てることができます。

3. タグを設置するときに注意すること

タグを設置する際には下記の点に注意しましょう。

  • 正しい場所にタグを設置する
  • 複数のタグで1つの指示を出すこともある

それぞれの内容を詳しくみていきましょう。

3-1. 正しい場所にタグを設置する

タグを正常に作動させるためには、
正しい場所に設置することが重要です。

例えば、コンバージョンタグを設置する場合は、
申込完了画面などのページにタグを設置しましょう。

また、
タグによって設置する場所が決まっています。

正常に動作するには正しい場所に設置されている必要がありますので注意しましょう。

3-2. 複数のタグで1つの指示を出すこともある

一つのタグで一つの命令を出すものもありますが、
複数のタグが必要な場合もあります。

複数のタグが必要な場合は、
それぞれのタグを設置する順番に注意しましょう。

順番通りに設置されていない場合は、
希望通りの動作にならないこともあります。

タグを設置した後は、Webページを実際に表示して、
意図しない動作がないかどうかを確認しましょう。

4. タグマネジメントツール

タグは便利ですが、媒体ごとのCVタグやリタゲタグに加え、
GAタグやヒートマップ用タグなど、複数を設置・管理する必要があります。

そこでタグマネジメントツールを使えば、
1つのタグを設置するだけで各種タグを管理・発行することができます。

代表的なツールとしてGoogleタグマネージャー(GTM)があり、
機能の豊富さと使いやすさから広く推奨されています。

5. まとめ

いかかでしたか?

今回はタグについて説明しましたが、
サイトの構造を知らない方にとっては難しい内容ですね。

しっかり理解するためには専門的な知識を身につける必要があります。

この記事で知らないワードがあれば調べ、
何度も読み返し知識をつけていっていただければと思います。

ご不明な点があればお気軽に弊社へお問い合わせください!

広告運用の際は、
タグの設置、設定など全てお任せいただいておりますのでご安心ください!

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

この記事を書いた人

大学3年生から内定者インターンを開始し、2020年にインフィニティエージェント新卒3期生として入社。 約5年半の運用者経験を活かし、現在はチーフ職としてマネジメントも行いながら、新規顧客の開拓やメディア編集長に従事。 冷麺が好きで1週間に何度も食べているという偏食な一面も。

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