広告を始めた当初の成果は良く、イケイケどんどんだったはずがしばらく時間が経過すると効果は悪化していた、、、なんてことはありませんか?
リスティング広告においては競合の増加が凄まじく、CPAどころかCPCのコントロールすらままならないということやFacebook広告では同じターゲティングばかりにしか当たらずCPAは悪くなったり、バナーを量産せざるを得なくなってしまうことはよく聞く話です。
最初の効果を長期的に担保するという概念を予め持っておくことさえできれば、悪化を防げるのではないでしょうか。
そこで、サスティナブル広告という概念を紹介しましょう。
1.サスティナブル広告とは?
サスティナブル広告に関して中上級マーケッターの方でも聞き馴染みがないのではないでしょうか?
それもそのはずです。なぜならば筆者の造語であるからです!笑
サスティナブル広告の意味はサスティナブル+広告=(効果が)持続可能な広告ということです。
サスティナブルをおすすめする理由としてリスティング広告は超顕在層の刈り取りとなっており、刈り取りきってしまえば顧客がいなくなってしまうからです。
一般キーワードでもCPCは高騰し、ランディングページへの流入数が減ります。そして指名キーワードでの獲得も減っていくという悪循環にハマっていきます。
2.効果を滅ぼさない施策例
そこで以下のような施策を上手く並走させていくことで一般KWや他媒体広告から指名KWや自然検索というように上手く循環させることで一媒体の成果が悪くてもトータルで見た際の広告効果は良いという状態に持っていくのは難しくありません。
特に今回はリスティング広告と共存するという観点で考えてみます。
2-1.ディスプレイ広告
Google・Yahoo!のディスプレイ広告はリターゲティングしかやっていないというパターンは意外と多いのではないでしょうか。
ディスプレイ広告の精度はここ最近上がっています。Google・Yahoo!でも詳細なターゲティングができるようになっているので、競合をサーチしているユーザーを中心に認知と獲得の両方を狙って配信してみましょう。
商材によっては画像で見て、そのままCVするユーザーは少なかったりするので、継続することで指名に効果が返ってくるというのはよくあります。
ディスプレイ広告について詳しく知りたい方は3分でわかる!ディスプレイ広告とは?検索広告との違いを解説をご覧ください!
2-2.SNS広告
ディスプレイ広告同様、一撃ではお申込みに至らないケースがあります。
実際に弊社でSNS広告を配信していた時期としていない時期での指名や自然流入を含むコンバージョンとCPAの差を図にしました。
Facebook広告は獲得の費用対効果においても非常に優秀ですが、配信メニューによってはそもそもの認知の役割も充分に期待できます。
また、カルーセル広告や長文の訴求なども商材理解を高めることにつながり、良いパフォーマンスを発揮します。媒体単体で効果を見るとCTRは悪いもののCVRは良いというような傾向があります。
SNS広告について詳しく知りたい方はSNS広告のメリットとデメリットは?費用対効果と成功事例まで紹介をご覧ください!
2-3.動画広告
YouTubeを中心とした動画広告では内容を理解してもらいやすいことから認知の面では効果抜群です。
そもそもですが、テレビCMの放映、テレビや雑誌での特集、チラシのバラまきなどでも指名キーワードにクリックが集まり全体CPAは良くなります。
動画広告について詳しく知りたい方は今すぐ知りたい!【YouTube広告】のすべてをご覧ください!
3.まとめ
いかがでしたか?
デジタルマーケティングの会社がこんなことを言うのは意外かもしれませんが、目標コンバージョン数を達成するためにはチラシやTVCMも必要になる場合があります。
一色単にWeb広告だ!ではなくカスタマージャーニーをよく考えた上で戦略設計をする必要があります。
真摯に商材に向き合い戦略を立てなければ、どんなに良い商品でも世に出ることはなくなってしまうかもしれないということを忘れてはなりません。
戦略を練るという部分からWeb広告の相談をしたいという方は是非インフィニティエージェントにお問い合わせください。