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【今さら聞けない】画像の種類、特徴や使い分け方を知りたい

更新日:2023年01月31日

【今さら聞けない】画像の種類、特徴や使い分け方を知りたい

※この記事は2023年1月31日に更新されたものです。内容が古い可能性があります。

今回は本当に基礎の基礎、画像ファイルについて書いてみたいと思います。

普段何気なく扱っている画像ファイルがどういうものなのか、意外と知らないことがあるかもしれません。

1.そもそも画像ファイルって?

当たり前すぎてスルーしがちですが、画像ファイルとはなんぞやというところを説明したいと思います。意外とこの辺りは説明できなかったりするので、概念的な所をしっかり理解しましょう。

画像ファイルとは画像の情報をデジタル形式で処理を行い、ビットマップ形式(ドットの集合)のデータとしてファイル化されたもののことを指します。昨今はデジタル化が進み、インターネットも高速化しているので高精細な画像ファイルもスマートフォンなどで簡単に閲覧できるようになっています。

昔のゲームの画面などを想像して頂ければわかりやすいと思いますが、まさに点が集まったドット感がとても強かったと思います。今はその点が細かく沢山表示できるようになっているので、画像が綺麗に見えるのです。

2.画像ファイルの種類

一言で画像ファイルと言っても色々な種類があり、それぞれ特性が異なります。

JPEG

フルカラーで1677万色を表現することができ、非常に滑らかな色表現が可能です。夕焼けの写真や草花などの繊細な表現や、グラデーション、自然食の多い画像に適しています。

逆にくっきりはっきりした表現はどちらかというと苦手で、例えばアニメや原色系のビビットでインパクトのあるデザインなどは曖昧な表現になってしまう場合もあります。

拡張子は.jpgと表記されることもありますが、これはJPEGと同じものです。

PNG

256色の形式と、1677万色の形式どちらにも対応可能で高い利便性を持っています。保存を繰り返しても画質が劣化しないことも特徴です。

GIF

GIFといえばGIFアニメーションです。複数の画像を重ねて動きのある表現ができるため、動画のような動きをつけることも可能です。また、指定した色を完全に透過することもできます。

3.画像といえばJPEGがスタンダード

画像ファイルといえば、みなさんが1番よく見ている画像ファイルのJPEGだと思います。インターネット上から画像をダウンロードしたりすれば、ほとんどの場合がJPEGで、iphoneで撮影した画像もこのJPEGです。

普段何気なく見たり使ったりしているJPEGですが、意外と奥が深いです。

環境によって拡張子が様々で、.jpg.jpegpjpegjpepjpjfifなどがあります。一見異なるフォーマットに思えますが、これら全て同じものです。ただあまり馴染みがない表記も多いので、通常は.jpg.jpegを使用しましょう。

4.JPEGとPNGの違い

JPEGとPNGの2種類は、特に違いがないと思われることが多いです。かくいう私も、思い返してみるとパソコンに触れるようになった中学生くらいの頃は、違いを全く分かっておらず、PNGの方が画質いいのかな?くらいの安易な考えでした。

しかしこの両者は、全く特性も用途も異なります。

透過にできる

1番の違いは透過にできる、これだと思います。つまり指定した箇所を透明し、背景を見せることができます。

Webサイトなどでロゴなど文字が画像になっている箇所のほとんどがPNGを使用していると思います。文字の画像は画像が文字の形になっているわけではなく、文字以外の部分が透過されている状態なのです。

データを復元可能

.pngはランレングス圧縮という方式で圧縮を行います。この方式によって圧縮データを完全に復元することが可能となっています。

圧縮する際もデータを切り捨てたりすることがないため、ファイルサイズは大きくなります。可逆性圧縮というものです。

5.webPってなに?

最近、webPという画像ファイルの形式があります。開発はGoogleが行なっており、画像の品質を保ったまま高圧縮します。そのため、読み込み速度に効果が期待できる画像フォーマットとなっています。

読み込み速度はユーザーの行動に大きな影響を与え、読み込みに時間がかかるサイトは離脱率を高めてしまいます。

また検索表示順位にも影響するため、webPはWEBサイト制作に大きく貢献するものと思われます。JPEGよりも圧縮し、なおかつPNGのように透過にも対応できる画像フォーマットなのです。

ここまでだとかなりスペシャルな画像フォーマットのように聞こえるかもしれません。もうこいつ1人でいいんじゃないか?と思ってしまいそうですが、難点もあり、むしろこの難点のマイナス要素が大きすぎるともいえます。

このwebPに対応していない編集ソフトが多いのです。定番ツールのPhotoshopでも、開くことも編集することもできません。プラグインを導入してやっと編集できるようになります。

現在はwebPを.jpgに変換して編集、、なんてことをしている方がかなり多いのではないでしょうか。このフォーマットがJPGレベルに普及するのはまだ時間がかるのかもしれません。

6.まとめ

いかがでしたか?

一言で画像と言っても様々な種類があります。アナログの世界では見れば紙に書かれた絵なのか、写真なのか一眼で分かりやすいですが、デジタルの世界では中々そうはいきません。

フォーマットとその特性を理解し、効果的に使っていきましょう。

この記事を書いた人

超シンプルに一目惚れで入社。入社2ヶ月で編集長に就任し、Infinity-Agent Labを軌道に乗せました♪(←自慢です。笑)編集長の経験から、各媒体の最新情報のキャッチアップの早さには自信があります。生粋のEXILEオタクです!

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