Google広告は10月11日に、Google広告データマネージャーと呼ばれる新たな効果測定機能を発表しました。今回は、この機能の詳細を解説していきます。
Google広告データマネージャーとは
画像引用:Simplifying the management of your first-party data
Google広告データマネージャーは、サードパーティCookieサポートの終了やデータ制約が進む中での効果測定を可能にします。
この広告測定ツールを活用することで、ファーストパーティデータに接続することが可能です。
Googleによると、顧客情報の構築や保管には多くのテクノロジーを利用しているため、広告主がこれらのデータをマーケティングキャンペーンで活用することは難しくなっていると言います。
しかし、Google広告データマネージャーを利用することで、Googleタグを活用したユーザー行動の測定、ウェブサイト外での売り上げの測定をはじめとする、様々なことを効率的に測定することができます。
このような測定の効率化を図るために、Googleは下記とパートナーになっています。
・セールスフォース等のCRM
・Lytics等のCDP
・Shopify Audiences
・ActiveCampaign
・Pipedrive
これらのパートナーとはZapierを通じて接続できるようになるとのことです。
ローコードもしくはノーコードで接続できるため、マーケティングでデータを活用する際の効率化を図ることができます。
Googleの初期段階のテストでは、Google広告の広告主がファーストパーティデータをリードの拡張コンバージョンに効率的に取り組むことにより、より正確なコンバージョン測定が可能になったことがわかっています。
提供開始予定時期
Google広告データマネージャーは、2024年の初めに利用可能になる予定です。
この時点で一般的に公開されますが、多くのパートナーツールのデータを、リードの拡張コンバージョンとカスタマーマッチで活用することを簡素化される予定です。
他の広告プロダクトやキャンペーンへの拡張はそのあととされています。
まとめ
Googleが2024年末までにサードパーティCookieを廃止するため、ファーストパーティデータの活用は重要になってきています。
そのため、今回のアップデートは広告を運用するうえで注目です。今後のアップデートもアップしていきますので、ぜひご覧ください!