Google広告が、ARを活用した美容製品の新しい広告を発表しました。
Google広告は、3年ほど前に美容製品の色合いをスマートフォン上で試すことができる、「ARビューティー機能」を発表しています。
この機能の発表後、ユーザーはそれ以前と比べて10%以上も美容製品を閲覧しているとのことです。
今回は、この機能の新しいバージョンに加えて、ARビューティー広告が発表されました。
新しいARビューティー機能とは
現代おいて、美容製品は店舗に行かずにオンラインで購入するにはハードルが高い傾向にありますが、オンライン上での購入が今後増える可能性があります。画像引用:Shopping for a beauty product? Try it on with Google.
3年ほど前から提供されているARビューティー機能では、様々な美容製品メーカーを様々な肌の色調で試すことができるようになっています。
現在は、Covergirl、Dior Beauty、Fenty Beauty、Laura Mercier、Makeup by Marioをはじめとする、50を超えるブランドで、GoogleのARを活用した買い物が可能となっています。
新しいARビューティー機能では、従来の機能と比べて下記2点の機能が追加されました。
・ARビューティー機能で利用できる美容製品の種類の増加
・ファンデーションを試す機能
それぞれ確認していきましょう。
ARビューティー機能で利用できる美容製品の種類の追加
新しいARビューティー機能では、従来利用できたリップ、アイシャドウ、ファンデーションに加えて、新しくヘアカラーを利用できるようになったとのことです。
ファンデーションを試す方法
既存の機能では、148人のモデルによって、ファンデーションを試すことができます。画像引用:New AR beauty tools for shoppers and brands
今回のアップデートでは、この機能に加えて、ヴァーチャル上で自分自身がファンデーションを試すことができるようになりました。
またこの機能は、Googleアプリのほか、アメリカではモバイルブラウザから利用することができるようになります。
ARビューティー広告とは
画像引用:New AR beauty tools for shoppers and brands
ARビューティー広告は、リップやアイシャドウ等のアイプロダクトの広告を出すことができます。ファンデーションは後日対応予定です。
商品の画像だけではなく、美容製品を試す機能がついているため、店舗まで足を運ばなくともAR上で商品を試すことが出来ます。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、Google広告のARビューティー機能について解説しました。美容製品は店舗まで足を運び、試してから購入するケースが多いため、オンラインで試用できる点は大きなメリットではないでしょうか。
今後の美容用品の購入経路が変わってくる可能性もありますね。GoogleはARショッピングにかなり注力しているため、今後のアップデートにも注目です。