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【Google広告】2021年4,5月最新アップデート情報

更新日:2023年05月29日

【Google広告】2021年4,5月最新アップデート情報

※この記事は2023年5月29日に更新されたものです。内容が古い可能性があります。

みなさんこんにちは!今回は、Google社より発表された最新のアップデート情報をまとめ、お伝えできればと思います。

特にGoogleは広告を配信されている方も多いと思いますので、運用されている方や広告主様は是非ご確認ください!

1.21年4月アップデート情報

まずは、4月のアップデート情報について説明します!

1-1.【検索広告】 フレーズ一致と絞り込み部分一致の変更

2021年2月よりフレーズ一致の動作に絞り込み部分一致(BMM)の動作が追加されることに伴い、21年7月より絞り込み部分一致のキーワードの新規作成機能が停止されることになりました。

今回の変更は、広告主様から特段のアクションがなくても自動的に適用されるので、絞り込み部分一致を使われている方は今一度確認してみてください。

内容

フレーズ一致の動作に絞り込み部分一致の動作を追加(2021年2月)
絞り込み部分一致キーワードの新規作成機能の停止(2021年7月)
※同様のマッチング動作はフレーズ一致で実現可能

上記の目的として、キーワードの簡素化を図り、広告主様がより関連性の高いユーザー検索にアプローチできるようにすることが可能になります。

参考:フレーズ一致と絞り込み部分一致の変更について ー Google広告ヘルプ

指定したキーワードの意味を含む検索であれば広告の表示対象となり、新しいマッチング動作では、語句の順序も意味を踏まえて解釈されます。

より詳しく説明した内容をまとめた記事もありますので、こちらも確認してみてください!

1-2.【ポリシー更新】広告ネットワークの不正利用

2021年5月より、広告掲載システムの回避ポリシーの一部である広告文の不適切な操作に関するポリシーガイドラインが、広告ネットワークの不正利用カテゴリの中に新設される回避的なコンテンツポリシーに移動されることになりました。

これにより、現在ポリシーによって制限または禁止されている内容に変更が生じますので注意が必要です。

内容

①新しい回避的な広告コンテンツポリシーでは、商標登録用語の不適切な操作が禁止される範囲を広告文だけでなくドメイン、サブドメイン、ロゴにも拡大。
②ユーザーにとって広告コンテンツに価値を付加しない不可視のUNICODE文字の使用禁止、ポリシー違反コンテンツを隠すための画像や動画の不適切な操作の禁止を盛り込む。

実際には、英字のOを数字の0(ゼロ)として表記して広告に載せることができなくなります。

例1:iPhoneなどの商標登録があるもの

例2:No.1などの第三者が計測する権威付けの文言

違反した場合には、事前の警告なくアカウントが直ちに強制停止というようなことはありませんが、アカウントが強制停止される場合には7日前までに警告が届きますので、実際にGoogle検索広告に出稿されている企業様は注意が必要です。

参考:「広告ネットワークの不正利用」ポリシーの更新について(2021 年 5 月) ー Google広告ヘルプ

2.21年5月アップデート情報

続いては、5月のアップデート情報について説明します!

2-1.【新機能】動画テストリリース

Google広告の動画キャンペーンにテスト機能を追加する発表がGoogle社よりされました。

そもそも動画テスト機能とは、YouTubeで異なる動画広告を同じ視聴者に表示させることでパフォーマンスを相互比較することができる機能です。

これまでYouTube広告の動画の効果検証を行う場合、1つの広告グループ内に複数の動画を入れて検証を行っていたことから、配信対象によって表示回数などの偏りが生じ、適切な検証できておりませんでした。

ただ、今回のリリースにより、クリエイティブ検証フローを設定することによる運用効果の改善や動画制作コストに対しての効果比較を実施することが可能になりますので、動画広告を配信している企業様はぜひ活用してみてください!

2-2.スマート自動入札戦略の構成の変更

入札オークション毎に目標値を設定し、機械学習による配信調整を可能にするスマート自動入札において、入札戦略の統合が行われることになりました。

これまでは4つの入札戦略から選択ができるようになっておりましたが、実際に入札戦略からビジネスに最適なものを選ぶ際に迷ってしまう声も多数ありました。

今回の変更により入札戦略が2つになったことで、入札プランニングの簡略化を行うことができます。

内容

目標コンバージョン単価コンバージョン数の最大化へ統合
目標広告費用対効果コンバージョン値の最大化へ統合

参考:スマート自動入札戦略の構成に関する変更 ー Google広告ヘルプ

【参考】コンバージョン値とは?

コンバージョン値とは、コンバージョンの種類(資料請求やお申込み等)に対しての価値の割合を指します。

商品やサービス毎にコンバージョンの値を設定することによって、費用対効果に合わせた予算や入札、ターゲティングの調整を行うことができます。

3.まとめ

いかがでしたか?

今回はGoogle広告のアップデート情報を纏めさせていただきました。こうした情報も日々アップデートされていますので、今後も情報収集をして日々の運用に役立てていきましょう!

Infinity Agent Labでも、引き続きアップデート情報を発信していきますのでぜひご確認ください!

この記事を書いた人

超シンプルに一目惚れで入社。入社2ヶ月で編集長に就任し、Infinity-Agent Labを軌道に乗せました♪(←自慢です。笑)編集長の経験から、各媒体の最新情報のキャッチアップの早さには自信があります。生粋のEXILEオタクです!

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