みなさま、突然ですが広告代理店の1日って気になりませんか?
月数百万円の広告費を預けている以上、ビジネスパートナーとして付き合っている以上、どのように成果を上げる取り組みを行っているのか気になりますよね?
この記事ではそんな広告主様やインターネット広告の会社に興味がある方に向けて書きたいと思います。
また、インターネット広告代理店は非常に多くあります。こちらの記事はあくまでも弊社の1日の動きになりますので、すべての会社がこのような取り組みを行っているとは限りませんので、ご参考までに見ていただければと思います(笑)
1. 広告運用者の1日
そもそも広告運用者とは、広告主様から預かったご予算を活用して、最大のパフォーマンスを行うために媒体選定から実際の広告運用を行う担当者を指します。
弊社では1企業様につき、この広告運用者と営業担当者がつき2名以上で担当します。
以下時系列で1日をまとめます。各案件によってもスケジュールは大幅に変わりますので、あくまでも一般的な1日をご紹介できればと思います。
9:00
朝礼が始まります。各マネージャー、リーダーからの1日の流れと現状の進捗、変更点などの共有があり、1日のスタートです。
9:20~12:00
現状のご予算の進捗ペース、パフォーマンスの確認を行います。
昨日までの成果を見て、今後の戦略、目標CPAの進捗、目標CV数の進捗を確認しこの日の改善を考えていきます。
日報を送る広告主様にはこの時間の間で提出致します。ちなみに弊社では毎週月曜日に週次レポートをお送りしております。基本的にはこの時間帯に送るようにし、広告主様との認識を合わせて改善に向けた取り組みを話していきます。
広告運用者は正直ここに時間の大半を使います。日々現状の成果を見て、どのように改善していくのかを調整していきます。
12:00~13:00
昼食の時間です。弊社では、昼休憩は全メンバー統一で決めており、この時間帯に昼食を取ります。
13:00~13:10
昼礼で午後の動きを確認します。
13:10~14:00
午前中確認した進捗から改善の取り組みを行っていきます。
テキスト案の差し替え、キーワードの追加、バナーの差し替え、除外キーワードの設定など行い、改善に向けた取り組みを具体的に行っていきます。
14:00~18:00
明日以降の報告レポートの作成、改善施策の考案を行います。報告レポートは現状の数値、課題点に対して言及し、改善提案をセットにまとめます。
数字だけの報告だけでなく、ボトルネックはどこにあるのか、そこを改善するために何を行うのかをまとめて報告します。
そこから先方の実際の反響やデータを元に議論し、更なる改善につなげていきます。
基本的にはこのような動きになっております。
要は現状のご予算ペースと進捗ペースの確認、それに対するアクション考案、ご報告会の資料準備がメインなります。基本的には広告主様の成果を出すために何を行っていくべきかというところに時間の大半を使っております。
もちろん、チーム内での成功事例の共有会、媒体との最新情報共有、事業部内での目標数値に対する進捗確認、新しいプロジェクトの打ち合わせ、提案企業への準備など細かく上げれば一日一日が非常に流動的なのでキリがないですが、メインは上記になります。
2. 広告営業の1日
次は営業の1日です。
新規の獲得をメインで行っているメンバーと既存クライアント様とのコミュニケーションをメインで行っているメンバーに分けて記載します。
新規メンバー
新規メンバーはテレアポの数字、獲得売上の数字が重要です。
9:00~9:30
朝礼が始まります。1人1人現状の数字の進捗、1日の動きを共有します。
誰がマイナスなのかチーム全員で把握することで、その日の動きや今月の動きを変えることができます。
9:30~10:00
テレアポをするための準備を行います。基本的にはリストの確認、ニュース読み、ロープレを行います。
10:00~12:00
テレアポを開始します。弊社のテレアポは量より質です。1日20~30コールの中で、2件~3件のアポを取得します。
12:00~13:00
昼食の時間です。ここは運用者と同じ時間になります。
13:00~14:00
昼礼を行った後、商談の最終調整をこの時間帯に行います。
14:00~15:00
取得したアポの商談を行います。
昨今コロナの影響から商談はWebが多くなっておりますが、もちろん先方が問題なければ直接往訪にいきます。
16:00~18:00
最後のコール時間です。達成しているメンバーは翌日以降の資料作成や準備の時間として活用します。
新規メンバーは誰しもが通る道なので、このスケジュールは全メンバー把握済みです。そのほかの業務として、アポを達成するためのミーティング、提案資料の作成、提案前企業へのヒアリングなどあります。
既存メンバー
新規メンバーと既存メンバーは動きが全く異なります。
テレアポも商談も基本行いません。どこに時間を使うかというと、広告運用者とのコミュニケーションと広告主様とのコミュニケーションです。弊社タスクを迅速にさばき、滞りなくコミュニケーションを進めていきます。
また、広告運用は運用者に任せますが、戦略や成果が悪い理由を競合の動き、現状の数字、業界の動きなどから仮説を出し、運用者に共有します。ですので、手は動かさないものの改善に向けた取り組みを運用者より考えているかもしれません。
基本的に細かな相談も営業か受け、回答できるものは回答し、運用者の動きが必要なのであれば、運用者に協力をしてもらい対応を進めてまいります。1日の動きは以下になります。
9:00~9:30
朝礼が始まります。1人1人現状の数字の進捗、1日の動きを共有します。
報告会の件数が増えるため、打ち合わせが多いです。
9:30~10:30
メール、昨日までのタスクを一通りこなします。電話などが来れば、適宜対応します。
10:30~12:00
案件のミーティング、午後の打ち合わせの準備を行います。運用者が考える改善策に対して、営業ができることを行います。
例えばバナーの作成、テキスト案の確認、キーワードの確認など行います。
12:00~13:00
昼食の時間です。
13:00~14:00
昼礼を行った後、打ち合わせの準備を行います。
14:00~15:00
広告主様との打ち合わせを行います。
運用者と同じになりますが、ここで出た課題などを持ち帰り期日を決めて実装していきます。
16:00~17:00
この時間も打ち合わせが入ることが多いです。
17:00~18:00
打ち合わせが終わり、タスクや進捗をまとめます。運用者とコミュニケーションをとってタスクと期日の確認を行います。
既存メンバーで重要になるのは広告主様とのコミュニケーション、タスクの管理、期日の設定、改善するための施策確認です。
また、広告運用はあくまでも広告経由からの売上拡大です。冒頭記述した広告主様の売上向上に向けた取り組みを行うのは既存メンバーがいなければ達成できません。
人材であれば転職意欲が高いユーザー、有資格者、経験者、年齢などの実際に転職が決まり、人材会社に売上が立つような人材をどれだけ集客ができているのか。
不動産投資であれば年収○○万以上、属性、地域など実際に不動産投資ができるユーザーの質を担保して集客できているのか。
どこの業界にもこのようにリードの件数だけではなく、質を伴った集客が重要になります。既存メンバー以外にも全メンバーがこの意識をもって毎日過ごしているのが我々の特徴です。
3.まとめ
いかがでしょうか。
インターネット広告代理店の1日を少しでもイメージでき、我々の特徴を理解していただければ幸いです。
弊社では広告主様の売上向上を達成するためにどう取り組んでいくかを一番に考えております。そのための広告運用ですので、広告運用の改善は当たり前に行い、その先の売上に繋がっているのかを入念に確認して改善を図っていきます。
今の代理店が「本質的なコミュニケーションが取れない」「改善に向けた取り組みに時間を使ってくれない」など感じられた際はぜひ弊社へ連絡いただければと思います。まずは現状の運用改善提案を行い、我々の実力を見ていただければ幸いです。