Infinity-Agent Lab
マーケティング
中級者以上の教科書
お取り引き企業

広告ブロッカーとは?メリットやおすすめのサービスを解説

更新日:2023年12月13日

広告ブロッカーとは?メリットやおすすめのサービスを解説

※この記事は2023年12月13日に更新されたものです。内容が古い可能性があります。

広告ブロッカーは便利なツールですが、まだ導入していない方のなかには、具体的なメリットや適用する方法などについて理解しきれていない人もいるのではないでしょうか。

この記事では、広告ブロッカーでできることやおすすめのツールなどを紹介していきます。

これから広告ブロッカーの活用を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

1.広告ブロッカーとは?

広告ブロッカーとは、Webサイトやアプリなどで表示される広告を非表示にできるツール・ソフトウェアのことです。

スマートフォンやPCなどさまざまなデバイスに導入でき、Cookieデータをブロックするものもなかには存在します。

安心してネットサービスを利用したい方や、他のコンテンツに邪魔されることなく快適にネットを楽しみたい方は導入がおすすめです。

2.広告ブロッカーでできること

広告ブロッカーでできることは、以下の3つです。

・広告の非表示
・トラッキングの防止
・マルウェア・フィッシングサイトのブロック

それぞれ解説していきます。

2−1.広告の非表示

広告ブロッカーを利用することで、ネット上で表示される広告を非表示にできます。

サーバーから受信した広告のコードを削除するという仕組みで、バナー広告や動画広告などさまざまな広告をブロック可能です。

Webサイトの閲覧中やアプリの利用中など、広告に阻害されることなくコンテンツを楽しみたい場合は有用なツールとなるでしょう。

2−2.トラッキングの防止

広告ブロッカーは、導入することでトラッキングの防止もできます。

ユーザーの行動履歴にマッチする広告を配信する際は、サイト上に足跡として残るCookieデータを活用することが多いです。

他のサイトで見た商品の広告が別のサービス上で掲載されるなど、実際に体験したことがある方も多いのではないでしょうか。

トラッキングによって表示される広告を不快に感じる場合も、広告ブロッカーを導入してみましょう。

2−3.マルウェア・フィッシングサイトのブロック

広告ブロッカーのなかには、有害な動作を行うマルウェアやフィッシングサイトをブロックしてくれるものも存在します。

個人情報の流出やウイルス感染といったリスクを減らせるので、安心してネットを活用できます。

ただし、マルウェアやフィッシングサイトのブロックは、有料版のツールに導入されていることが多いです。

3.広告ブロッカーのメリット

広告ブロッカーを活用するメリットは以下の3つです。

・ページの読み込みスピードが早くなる
・プライバシー保護につながる
・Webサイトが閲覧しやすくなる

なぜ多くの人が広告ブロッカーを活用しているのか確認していきましょう。

3−1.ページの読み込みスピードが早くなる

Webサイトで表示される広告が多い場合、読み込み時間がかかりストレスが溜まることもあります。

広告ブロッカーを利用すると、表示される広告を減らせるため今までよりもページをスムーズに表示可能です。

特に時間があまりないときに情報収集を行う際は、ページの読み込み速度が改善することでストレスを感じにくくなるでしょう。

3−2.プライバシー保護につながる

広告配信のトラッキングで利用されるCookieデータには、サイトへ訪れた日時や登録された情報などさまざまなデータが入っています。

広告ブロッカーを利用することでCookieデータの取得もブロックできるため、プライバシー保護を強化することが可能です。

また、ツールにもよりますが、悪質なウイルス感染を防止できるものもあるため、安心してネットを利用したい方には広告ブロッカーの導入をおすすめします。

3−3.Webサイトが閲覧しやすくなる

広告ブロッカーで邪魔なコンテンツを防止することで、Webサイトの視認性が向上します。

なかにはユーザーのスクロールに合わせて表示される広告や、ポップアップ表示される広告もあるため「欲しい情報までなかなか辿り着けない」とストレスを抱えている方も多いです。

不要な広告が多く表示されると通信量の増加にもつながるので、広告ブロッカーでより快適なネット活用を実現しましょう。

4.広告ブロッカーのデメリット

広告ブロッカーには、以下のデメリットも存在します。

・悪質なツールを利用してしまう可能性がある
・Webサイトへのアクセスが拒否されることがある
・Webサイト側の収益が減ってしまう

メリットと合わせて上記も確認しておきましょう。

4−1.悪質なツールを利用してしまう可能性がある

広告ブロッカーのなかには、ツールに有害なウイルスが仕込まれていることもあります。

個人情報の流出やフィッシングサイトへ自動的に遷移されてしまうこともあるので、ツールを導入する際は注意しましょう。

有名でないツールを活用する際は、SNSやWebサイト上でのレビューをしっかり確認することがおすすめです。

4−2.Webサイトへのアクセスが拒否されることがある

広告ブロッカーを活用すると、サイト側からアクセスが拒否されてしまう可能性もあります。

繰り返し閲覧したいサイトの場合は、アプリ上の設定で特定のサイトだけ広告ブロッカーをオフにしておきましょう。

4−3.Webサイト側の収益が減ってしまう

Webサイトの収益の多くは、ユーザーに表示された広告から発生しています。

広告ブロッカーを導入しているとWebサイト側の収益が減ってしまうため、前述したようにアクセスが拒否されることもあります。

個人的に長く利用したいサイトがある場合は、広告ブロッカーを部分的にオフにするなどツールを使い分けることがおすすめです。

5.広告ブロッカーを適用する方法

広告ブロッカーを適用する方法は、利用しているデバイスやOSによっても異なります。

・Android
・iPhone
・PC(Chrome)

上記それぞれの項目ごとに、広告ブロッカーの導入方法を解説していきます。

5−1.Android

Androidを利用している場合、Google Chromeから広告ブロックを適用できます。

  1. Google Chromeを開く
  2. 「サイトの設定」から「広告」を選択
  3. オフに設定

追跡型の広告は以下の手順でブロックが可能です。

  1. Google Chromeを開く
  2. 「サイトの設定」から「ポップアップとリダイレクト」を選択
  3. オフに設定

5−2.iPhone

iPhoneでは、以下の手順で広告のブロックが可能です。

  1. 設定アプリを開く
  2. 「Safari」項目を選択
  3. 「ポップアップブロック」をオン

追跡型広告の場合は以下の手順になります。

  1. 設定アプリを開く
  2. 「プライバシー」を開く
  3. 「広告」を選択
  4. 「追跡型広告を制限」をオン

5−3.PC(Chrome)

PC(Chrome)では、ポップアップの自動表示はデフォルトでブロックされています。

設定を変更したい場合の手順は以下の通りです。

  1. ブラウザ右上の設定項目(縦三点リーダー)を選択
  2. 「設定」から「プライバシーとセキュリティ」を開く
  3. 「サイトの設定」から「コンテンツ」の「ポップアップとリダイレクト」を選択
  4. 「サイトにポップアップの送信やリダイレクトの使用を許可しない」に設定

6.おすすめの広告ブロックアプリやブラウザ

おすすめの広告ブロックアプリやブラウザは以下の通りです。

・AdBlock
・Adblock Plus
・AdGuard
・Brave
・Firefox Focus

それぞれどのようなサービスなのか解説していきます。

6−1.AdBlock

画像引用:広告をブロック。快適にネットをブラウズ。

AdBlockは、世界中で使用されており6500万人以上のユーザー数を抱えている広告ブロッカーです。

日頃利用しているWebサイトや、Twitter・Facebookといったアプリケーションにも対応しています。

また、Google Chromeの拡張機能に追加するだけで、トラッキングの遮断や有害なプログラムもブロックできます。

6−2.Adblock Plus

画像引用:Adblock Plus

Adblock Plusは、AdBlockと同じく多様な広告をブロックしてくれる拡張機能です。

バナー広告やポップアップ広告だけでなく、マルウェアへの対策も行なってくれます。

基本的な性能に大きな違いはありませんが、Adblock Plusではブロックしている広告の内容を確認できます。

また、AdBlockの方がブロックする広告の精査基準がやや厳しくなっています。

6−3.AdGuard

画像引用:AdGuard

AdGuardは、ブラウザ・アプリで表示される広告や、個人情報の追跡・フィッシングなどをブロックしてくれるアプリです。

Windows・Mac・Android・iOSに対応しており、デバイスに合わせて活用できます。

AdGuardを利用することで、ページ読み込み速度UPやデータ通信量の節約にもつながります。

6−4.Brave

画像引用:Brave

Braveは、プライバシーの保護に重きを置いたブラウザで、広告やトラッキングなどをブロックしてくれます。

デフォルトでブロック機能が搭載されており、従来のブラウザよりも3倍の速度でコンテンツを表示できる点がメリットです。

もちろん、マルウェアやフィッシングからの保護も行ってくれます。

6−5.Firefox Focus

画像引用:Firefox Focus: プライバシーブラウザー

Firefox Focusは、トラッキング保護とコンテンツブロックができ、Android・iOSで導入できるブラウザアプリです。

無駄を省いたデザインやカスタマイズのしやすさなどが特徴になっています。

強固なプライバシー保護を実現できるスマートフォン向けのブラウザを探している方には利用がおすすめです。

7.まとめ

いかがでしたか?

広告ブロッカーとは、Webサイトやアプリで表示される広告をブロックしてくれるツール・ソフトウェアのことです。

悪質なマルウェアやトラッキングの防止にもつながるため、快適なネット利用を実現してくれます。

広告ブロッカーは数多くのサービスがあるため、特徴を捉えて自分に合ったものを選択しましょう。

この記事を書いた人

インフィニティエージェントラボ編集部です。 媒体最新の情報やマーケティングコンテンツを更新中です!

Category  / 目的のカテゴリから読みたい記事をチェック!

Return Top