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Meta広告の「キャンペーン予算最適化」機能でパフォーマンスを最大化しよう!

更新日:2025年06月19日

Meta広告の「キャンペーン予算最適化」機能でパフォーマンスを最大化しよう!

広告配信の自動化により効果を最大化するMeta広告ですが、
この自動化をうまく機能させるためには最適な設定をする必要があります。

その設定の1つに、
キャンペーンで日予算を設定する必要があることをご存知でしょうか。

現在デフォルトの設定になっているキャンペーン予算の最適化ですが、

本記事では、
そんな予算の最適化の方法に関してお伝えさせていただきます。

1. キャンペーン予算の最適化とは?

キャンペーン予算の最適化とは、
広告セット単位ではなくキャンペーン単位で日予算を設定することで予算を最大限活用し、
効率よく獲得数の最大化を目指すことが出来るというものです。

簡単に説明すると、
アカウントのお財布をキャンペーン単位ではなく、広告セット単位で設定することで
日予算の上限に達してしまう状況をなるべく避け、獲得効率の改善を図るというものです。

こちらの説明だけではイメージも湧きにくいかと思いますので、
例を用いてご説明させていただきます。

<例>

あるアカウントで、以下のような2つの広告セットがあるとします。

広告セットA:オーディエンスのボリュームが大きい
広告セットB:オーディエンスのボリュームが小さい

この2つを、広告セット単位で同額の日予算を設定したとします。

★広告セットBでは、
オーディエンスのボリュームが小さいため、
設定した日予算内で効率よくユーザーにアプローチ出来る可能性が高くなります。

★広告セットAでは、
オーディエンスのボリュームが大きいため、
広告セットBよりも獲得見込みの高いユーザーが多く存在しているかもしれません。

しかし、
広告セットAでは、現在の日予算設定では配信できるユーザーが限られてしまい、
獲得機会を損失してしまう可能性が高まります

もしも、
広告セット単位で日予算の制限をなるべく受けずに、
獲得見込みの高いオーディエンスに配信することが出来れば、
獲得数の最大化が見込めそうな気がしませんか?

これを実現できるのが、
キャンペーン単位での日予算設定です。

先ほどの例をとって、
キャンペーン単位の日予算を設定していた場合を考えてみましょう。

先ほどまでは、
獲得見込みの高い広告セットAのオーディエンスで、大きく日予算の制限を受けていましたが、
キャンペーン単位で日予算の設定を行うことで予算の流動性が高まり、
配信のたびに、より確度の高いユーザーにアプローチすることが出来るようになります。

これであれば、
日予算内でなるべく獲得機会の損失を減らすことが出来そうです。

2. 最適化の設定方法

こんな優秀なキャンペーン単位の予算設定ですが、
ボタン1つで簡単に設定することができます。

新しくキャンペーンを作成する場合

①「キャンペーン作成」→「キャンペーンの目的」を選択
②  キャンペーン名を入力→「キャンペーン予算の最適化」をオン

既存のキャンペーンで設定を変更する場合

①  変更したいキャンペーンを選択→「編集」を選択
②  編集画面の「キャンペーン予算」の最適化をオン

これだけの設定で獲得数の最大化が見込めるので、
新規キャンペーンでも既存キャンペーンでも、設定しない手はありません。

まだ導入していないキャンペーンは今すぐ設定することをおすすめします。

3.  注意点

キャンペーン単位で日予算の設定を行うと、
後から広告セット単位での日予算設定に変更できなくなってしまうため,
その点は注意が必要です。

ですが、
広告セット単位での日予算設定は再三述べているようにデメリットの方が大きいため特に心配は不要です。

2020年にはキャンペーン単位で予算の最適化を行うプロセスがデフォルト化したため、
自動的に予算配分が最適化されます。

4. まとめ

今回は、
Facebook広告におけるキャンペーン単位での日予算設定について、
そのメリットと設定方法をご説明いたしました。

何度も繰り返しますが、
キャンペーン単位で日予算を設定するだけで獲得数の最大化が見込め、
パフォーマンス改善に大きく寄与すると考えられます。

まだ設定を行っていない広告担当者様はぜひ設定を行ってみてください。

この記事を書いた人

大学3年生から内定者インターンを開始し、2020年にインフィニティエージェント新卒3期生として入社。 約5年半の運用者経験を活かし、現在はチーフ職としてマネジメントも行いながら、新規顧客の開拓やメディア編集長に従事。 冷麺が好きで1週間に何度も食べているという偏食な一面も。

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