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Facebookページとは?特徴や作成方法を画像付きで完全解説

更新日:2025年11月25日

Facebookページとは?特徴や作成方法を画像付きで完全解説

Facebookページは、
企業や店舗、団体などがビジネス目的で活用できる、無料の公式プラットフォームです。

個人のプロフィール(アカウント)とは異なり、広告配信や投稿の分析、メッセージ機能など、
顧客との関係構築やブランド発信に特化した多彩な機能を利用できます。

本記事では、
Facebookページの基本から具体的な作成手順まで、初めての方でも分かりやすく解説します。

1. Facebookページとは?

※画像引用(出典:Facebook

Facebookページとは、
企業やお店、ブランドなどが自社のビジネス情報を発信し、ユーザーとつながるための公式ページです。

Facebookアカウントを持っていれば、誰でも無料で作成できます。
スマートフォンでもパソコンでも見やすく、どのデバイスからでもアクセスできます。

また、ユーザーがページに「いいね!」や「フォロー」をすると、ページの最新投稿などがフィードに表示されるようになります。

Facebookページでは、投稿や写真の発信、商品の紹介、問い合わせ対応など、ビジネス活動をまとめて管理することが可能です。

2. Facebookページの主な特徴

■ 無料で手軽に開設できる

Facebookページは、
Facebookアカウントがあれば誰でも無料で作成可能です。

通常のWebサイトを制作する場合、制作会社への依頼や制作費用が必要になることが多いですが、Facebookページならそうした手間や費用を大幅に削減できます。

特にビジネスを始めたばかりで予算が限られている場合や、まずは認知拡大を図りたい場合に最適です。

■ フォロワー数に上限がない

一般的な個人のプロフィール(アカウント)の友達は5,000人までという制限がありますが、
Facebookページにはフォロワー数の上限がありません

事業規模の拡大に合わせて、制限なくフォロワーを増やしていけるのも大きなメリットです。
ただし、ページ側がフォローできるのは5,000人までです。

※参考:Facebookヘルプセンター(Facebookで友達リクエストの送信や承認を行えない, ページを作成するかプロフィールでプロフェッショナルモードをオンにするかを判断する

■ Google検索結果にも表示される

※画像引用(出典:Google検索結果画面

Facebookページの大きな利点の一つが、Google検索結果にも表示される点です。

基本的に個人のFacebookアカウントはログインしていないユーザーには閲覧できませんが、
公開されているFacebookページはログインなしでも誰でも閲覧可能です。

これにより、
Facebook利用者以外にも情報を届けることができ、より幅広い層にアプローチが可能です。

■ 複数人での管理が可能

※画像引用(出典:Facebook

個人アカウントは本人しか管理できませんが、
Facebookページは複数の管理者を設定することが可能です。

チームでページを運営する際や、担当者が変わった場合でもスムーズに引き継ぎができるため、組織的な運用に適しています。

一般的なアクセス権限を持つユーザーは、次のような操作を行うことができます。

項目 内容
コンテンツ 投稿やストーリーズの作成・編集・削除などができます
メッセージと通話 ダイレクトメッセージの送受信や通話などができます
コミュニティ
アクティビティ
コメントの確認・返信・削除などができます
広告 広告を作成・管理・削除できます
インサイト ページや投稿、
広告のパフォーマンス(リーチ・反応など)を
分析できます

全権限を持っているユーザー(管理者)は、上記に加えて次の操作が可能です。

項目 内容
設定 ページ情報の編集、管理、削除など、すべての設定変更が可能です
アクセス許可 他のユーザーにアクセス権を付与・削除したり、
リンク済みのInstagramアカウントへのアクセスを管理できます

3. Facebookページでできること

Facebookページには、ビジネスやブランドの成長を支援するためのさまざまな機能が用意されています。
ここでは、特によく使われる主要な機能を分かりやすく紹介します。

3-1. Facebookページから広告を作成

※画像引用(出典:Facebook

通常、
Facebook広告を配信するには「広告マネージャ」という専用ツールを使用しますが、
Facebookページから直接、広告の作成・配信が可能です。

ページ画面左側のメニューから「広告を作成」をクリックし、広告の目標やクリエイティブ、日予算、配信期間、支払い方法などを設定して広告を開始できます。

3-2. 投稿や広告のパフォーマンスを確認

 ※画像引用(出典:Facebook

Facebookページには「インサイト」と呼ばれる分析機能があります。

投稿の表示回数(閲覧数)、リーチ数、クリック数、シェア数などを確認でき、どの投稿がより多くの反応を得ているかを確認できます。

なお、インサイトでアクセスできるのは過去2年間のデータのみです。

年齢、性別、地域などの利用者層データは、100人以上のデータがある場合に確認できます。

これらのデータを活用することで「反応の良い投稿内容」などを把握し、より効果的な運用につなげられます。

※参考:Facebookヘルプセンター(Facebookのページインサイトを確認する, Facebookページのインサイト

3-3. フォロワーのフィードに投稿を表示

※画像引用(出典:Facebook

ユーザーがFacebookページを「フォロー」したり「いいね!」したりすると、そのユーザーのフィードにページの投稿が表示されるようになります。

個人アカウントのように相互フォローが不要で、フォロワー数の上限もないため、より多くのユーザーにリーチが可能です。

定期的に有益な情報を発信することで、フォロワーとの継続的な関係構築が可能になり、
ブランド認知度の向上や顧客ロイヤルティの強化につながります。

※参考:Facebookヘルプセンター(Facebookのプロフィール、ページ、グループの違いについて

3-4. 予約ツールで顧客管理を効率化

※画像引用(出典:Facebook

特に美容室、飲食店、コンサルティングサービスなど予約が必要なビジネスでは、
Facebookページの「予約ツール」機能が非常に役立ちます。

以下のような使い方が可能です。

  • ユーザーとのやり取り:
    予約日前にリマインダーを自動送信したり、確認メッセージを送ることが可能
    無断キャンセルの削減とリピートの催促に役立つ
  • 予約可能日時の設定:
    ユーザーが予約できる日程の設定が可能
  • Googleカレンダーと同期:
    予約内容をGoogleカレンダーに自動反映することも可能

この機能は無料で利用できるため、外部の予約システムを別途導入する必要がなく、ツールの管理コストを削減できるのも魅力です。
使用するには「アクションボタンを追加」することで設定が可能です。

※参考:Facebookヘルプセンター(Facebookの予約ツールについて

3-5. イベントの告知と集客

 ※画像引用(出典:Meta Facebookイベントを作成

Facebookページからイベントを作成して告知できます。
セミナー、ワークショップ、展示会、キャンペーンなど、様々なイベント情報を発信し、参加者を募ることができます。

イベントには、開催日時・場所・詳細説明・画像などを設定でき、
参加者を募ったり、関心のあるユーザーにリーチしたりすることが可能です。

また、イベント情報にチケット販売サイトや申し込みフォームへのリンクを追加できるため、イベントの認知から参加申し込みまでをスムーズに案内できます。

さらに、イベントを広告として配信すれば、自社ページをフォローしているユーザーや、関心の高い新規層へも効率的にアプローチも可能です。

4. Facebookページの作成方法

ここからは、Facebookページの具体的な作成手順を解説します。

作業は非常にシンプルで、3〜5分程度で完了します。

➀  Facebookアカウントにログイン
➁  ホーム画面右上にあるメニューアイコン(9つの点が並んだアイコン)をクリック
③  表示されるメニューから「作成」の配下にある「ページ」を選択④  ページ作成画面が表示されたら、基本情報を入力

  • ページ名:企業名やブランド名など、ページを代表する名称を入力
  • カテゴリ:ビジネスの業種やジャンルを選択
  • 自己紹介:任意で、ビジネスや活動の内容について入力

これらの情報は後から変更も可能ですが、
ページ名は検索やブランディングに影響するため、慎重に決めましょう。

⑤  入力が完了したら「Facebookページを作成」ボタンをクリック
⑥  任意で詳細情報の追加が可能
※ユーザーに詳細な情報を提供するため設定することを推奨

  • 連絡先(ウェブサイト、電話番号、メールアドレス)
  • 場所
  • 営業時間

⑦  任意でプロフィール写真とカバー写真、アクションボタンの追加

  • プロフィール写真:
    円形にトリミングされ、アスペクト比は「1:1」
    推奨サイズは「幅320×高さ320ピクセル」
  • カバー写真:
    左揃えで画面いっぱいに表示され、アスペクト比は「16:9」
    推奨サイズは「幅851×高さ315ピクセル」
  • アクションボタン:
    ページ上部にウェブサイトへのアクセスや電話など、
    訪問者に取ってほしい行動を促す「アクションボタン(CTAボタン)」の追加が可能

⑧  任意でWhatsAppアカウントをリンクすることが可能⑨  任意でFacebookアカウントの友達に、Facebookページをフォローするよう招待を送ることが可能⑩  お知らせやメールの受信設定などを行い、「完了」をクリックして完了

※画像引用(出典:Facebook

5. まとめ

Facebookページは、
無料で開設できるビジネス向けの公式ツールです。

広告配信、予約管理、イベント告知など、集客や顧客対応に役立つ多彩な機能を備えており、中小企業から個人事業主まで幅広く活用されています。

個人アカウントと異なり、相互フォロー不要で広範なユーザーに情報を届けられ、
複数人での管理や詳細な分析(インサイト)にも対応したビジネス利用に最適なアカウントです。

Facebookページの開設は非常に簡単で、既存のFacebookアカウントがあれば数分で作成可能です。

まだFacebookページを活用していない企業や店舗は、この記事を参考に、ぜひページを作成してデジタルマーケティングの第一歩を踏み出してみてください。

投稿や広告の成果を定期的に分析し、改善を重ねることで、Facebookページは「顧客とつながり、ビジネスを成長させる強力な資産」へと育っていくでしょう。

※本記事は公式情報をもとに作成していますが、一部当社の見解を含みます。また、記載内容は効果や成果を保証するものではありません。設定内容や挙動はご利用の環境や時期などによって異なる場合があります。

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この記事を書いた人

2023年に株式会社インフィニティエージェントへ入社。 大学4年生から内定者インターンとして広告運用の実務を経験してきました。 現在は、広告運用で培った経験を活かし、SNSやメディアの運営に奮闘中です。 毎年必ず海外旅行に出かけるほどの旅行好きで、新しい文化や価値観に触れることが大好きです。

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