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【2023年4月】アップデート情報まとめNo.2

更新日:2023年05月25日

【2023年4月】アップデート情報まとめNo.2

※この記事は2023年5月25日に更新されたものです。内容が古い可能性があります。

暖かさを感じる日が多くなり、夏を感じる季節になりましたね。

さて、今回も4月後半にあった、Yahoo!広告・LINE広告・Twitter広告のアップデート情報について解説していきます!

Yahoo!広告アップデート情報

最初はYahoo!広告のアップデート情報についてです!

検索広告で地域ターゲティングの一部地域判定条件を廃止

Yahoo!広告は検索広告において、地域ターゲティングの一部地域判定条件を廃止すると発表されました。

条件廃止の対象となっている項目は下記の通りです。

・配信地域判定
・除外地域判定

それぞれ詳しくみていきましょう。

配信地域判定

<廃止の対象>

・検索キーワードに含まれる地域、ユーザーが関心を示している地域

<今後も利用可能な判定条件>

・ユーザーの所在地、検索キーワードに含まれる地域、ユーザーが関心を示している地域
・ユーザーの所在地

除外地域判定

<廃止の対象>

・ユーザーの所在地、検索キーワードに含まれる地域、ユーザーが関心を示している地域

<今後も利用可能な判定条件>

・ユーザーの所在地

今後の予定

廃止予定の判定条件は下記の通りに廃止される予定です。

<2023年5月17日>

廃止される判定条件の新規設定が不可になります。
また、設定している判定条件が廃止の対象であるキャンペーンを編集する場合、編集の保存には判定条件の変更が必要です。

<2023年5月22日>

キャンペーンに廃止される判定条件が設定されている場合、システムによって別の設定に変更されます。

<2023年5月24日>

広告管理ツールとキャンペーンエディターから、廃止される判定条件が削除されます。

自動移行

5月22日に行われるシステムによる設定の変更は、下記の通りに行われます。

また、廃止予定の判定条件以外の設定は変更されません。

自動移行による設定変更で、広告の配信傾向にも変化が起きる可能性があるため、設定の見直しを適宜行いましょう。

配信地域判定

〈変更前〉

検索キーワードに含まれる地域、ユーザーが関心を示している地域

〈変更後〉

ユーザーの所在地、検索キーワードに含まれる地域、ユーザーが関心を示している地域

配信地域判定の設定を「ユーザーの所在地」にしたい場合は、自動移行が行われる5月22日より前に変更する必要があります。

詳しくは地域ターゲティング(特定の地域を指定して広告を配信) – ヘルプ – Yahoo!広告をご覧ください。

除外地域判定

〈変更前〉

ユーザーの所在地、検索キーワードに含まれる地域、ユーザーが関心を示している地域

〈変更後〉

ユーザーの所在地

LINE広告アップデート情報

次にLINE広告のアップデート情報についてです!

類似オーディエンスの推定サイズを一部改修

引用|LINE広告

5月8日に、類似オーディエンスの生成の改修が行われます。

類似オーディエンスでは、既存のオーディエンスに類似しているユーザーを追加し、オーディエンスサイズを増やすことができます。

ユーザーの類似度は1~15%の任意の値で設定する場合と、自動で設定する場合があります。自動の場合は、パフォーマンスが保障できるオーディエンスサイズが設定されます。

現状、類似オーディエンスは、Apple社がプライバシーを重視するために導入したATTによる影響を受けています。

ATTの導入によって、ユーザーのトラッキングに使用されているIDFAの取得にユーザーの許可が必要になりました。
そのため、オーディエンスの推定サイズが、設定した類似オーディエンスサイズを下回るケースが起きています。

しかし今回の改修により、類似オーディエンスにおいて約80%程度の推定サイズ増加が起きる可能性があります。

また、今回のアップデートの対象は、類似オーディエンスで「モバイルアプリオーディエンス」・「IDFA/AAIDアップロード」をオーディエンスソースとして利用した場合です。

Twitter広告アップデート情報

最後にTwitter広告のアップデート情報についてです!

全ての広告主に認証取得を義務化

Twitter広告は4月21日に、全ての広告主の認証取得を義務化すると発表しました。

画像引用:Twitterプロフィールのラベルとチェックマークについて|Twitterヘルプセンター

Twitterで広告を配信するには、下記のいずれかを満たす必要があります。

・青いチェックマークの獲得
・Twitter Blueへの加入
・Verified Organizationsへの加入

今回のアップデートの目的は、Twitterでのコンテンツの質の向上と、不正アカウントやボットを減少させることとなっています。

日本におけるTwitter Blueの月額利用料は、下記のとおりです。

・iOS・Androidアプリからの申し込み:1380円
・Webサイトからの申し込み:980円

Twitter Blueについて、詳しくはTwitter Blueについてをご覧ください。

また、毎月1,000米ドル、日本円にして136,876円(5月1日時点)以上を利用しているビジネスアカウントには、ゴールドのチェックマークが既に、または近日中に付与されます。

Verified Organizationsについて、詳しくはVerified Organizations: Twitter上の新しいネットワークの形をご覧ください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、4月の後半にリリースされたアップデート情報を解説しました!
今回のアップデートにより、今後の運用に大きく影響が出る方も多いと思います。
定期的に運用の見直しをしていきましょう!

今後も各媒体のアップデート情報については注目です!

この記事を書いた人

インフィニティエージェントラボ編集部です。 媒体最新の情報やマーケティングコンテンツを更新中です!

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