暖かさを感じる日が多くなり、夏を感じる季節になりましたね。
さて、今回も4月後半にあった、Yahoo!広告・LINE広告・Twitter広告のアップデート情報について解説していきます!
Yahoo!広告アップデート情報
最初はYahoo!広告のアップデート情報についてです!
検索広告で地域ターゲティングの一部地域判定条件を廃止
Yahoo!広告は検索広告において、地域ターゲティングの一部地域判定条件を廃止すると発表されました。
条件廃止の対象となっている項目は下記の通りです。
・除外地域判定
それぞれ詳しくみていきましょう。
配信地域判定
<廃止の対象>
<今後も利用可能な判定条件>
・ユーザーの所在地
除外地域判定
<廃止の対象>
<今後も利用可能な判定条件>
今後の予定
廃止予定の判定条件は下記の通りに廃止される予定です。
<2023年5月17日>
廃止される判定条件の新規設定が不可になります。
また、設定している判定条件が廃止の対象であるキャンペーンを編集する場合、編集の保存には判定条件の変更が必要です。
<2023年5月22日>
キャンペーンに廃止される判定条件が設定されている場合、システムによって別の設定に変更されます。
<2023年5月24日>
広告管理ツールとキャンペーンエディターから、廃止される判定条件が削除されます。
自動移行
5月22日に行われるシステムによる設定の変更は、下記の通りに行われます。
また、廃止予定の判定条件以外の設定は変更されません。
自動移行による設定変更で、広告の配信傾向にも変化が起きる可能性があるため、設定の見直しを適宜行いましょう。
配信地域判定
〈変更前〉
検索キーワードに含まれる地域、ユーザーが関心を示している地域
〈変更後〉
ユーザーの所在地、検索キーワードに含まれる地域、ユーザーが関心を示している地域
配信地域判定の設定を「ユーザーの所在地」にしたい場合は、自動移行が行われる5月22日より前に変更する必要があります。
詳しくは地域ターゲティング(特定の地域を指定して広告を配信) – ヘルプ – Yahoo!広告をご覧ください。
除外地域判定
〈変更前〉
ユーザーの所在地、検索キーワードに含まれる地域、ユーザーが関心を示している地域
〈変更後〉
ユーザーの所在地
LINE広告アップデート情報
次にLINE広告のアップデート情報についてです!
類似オーディエンスの推定サイズを一部改修
引用|LINE広告
5月8日に、類似オーディエンスの生成の改修が行われます。
類似オーディエンスでは、既存のオーディエンスに類似しているユーザーを追加し、オーディエンスサイズを増やすことができます。
ユーザーの類似度は1~15%の任意の値で設定する場合と、自動で設定する場合があります。自動の場合は、パフォーマンスが保障できるオーディエンスサイズが設定されます。
現状、類似オーディエンスは、Apple社がプライバシーを重視するために導入したATTによる影響を受けています。
ATTの導入によって、ユーザーのトラッキングに使用されているIDFAの取得にユーザーの許可が必要になりました。
そのため、オーディエンスの推定サイズが、設定した類似オーディエンスサイズを下回るケースが起きています。
しかし今回の改修により、類似オーディエンスにおいて約80%程度の推定サイズ増加が起きる可能性があります。
また、今回のアップデートの対象は、類似オーディエンスで「モバイルアプリオーディエンス」・「IDFA/AAIDアップロード」をオーディエンスソースとして利用した場合です。
Twitter広告アップデート情報
最後にTwitter広告のアップデート情報についてです!
全ての広告主に認証取得を義務化
Twitter広告は4月21日に、全ての広告主の認証取得を義務化すると発表しました。
画像引用:Twitterプロフィールのラベルとチェックマークについて|Twitterヘルプセンター
Twitterで広告を配信するには、下記のいずれかを満たす必要があります。
・Twitter Blueへの加入
・Verified Organizationsへの加入
今回のアップデートの目的は、Twitterでのコンテンツの質の向上と、不正アカウントやボットを減少させることとなっています。
日本におけるTwitter Blueの月額利用料は、下記のとおりです。
・Webサイトからの申し込み:980円
Twitter Blueについて、詳しくはTwitter Blueについてをご覧ください。
また、毎月1,000米ドル、日本円にして136,876円(5月1日時点)以上を利用しているビジネスアカウントには、ゴールドのチェックマークが既に、または近日中に付与されます。
Verified Organizationsについて、詳しくはVerified Organizations: Twitter上の新しいネットワークの形をご覧ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、4月の後半にリリースされたアップデート情報を解説しました!
今回のアップデートにより、今後の運用に大きく影響が出る方も多いと思います。
定期的に運用の見直しをしていきましょう!
今後も各媒体のアップデート情報については注目です!