META社のFacebook/Instagram広告は、毎月数多くのアップデート情報がある中で、不定期にアップデート通知が来るため、キャッチアップが難しいです。
アップデート情報の中でも特に重要とされる情報を当社で発信しているので、今回も見逃すことなく最後まで読んでみてください!
ピックアップした内容は、ダイナミック機能についてです!ダイナミック機能の概要や活用方法、設定方法について説明していきます。
1.21年12月アップデート情報
それでは、12月のアップデート情報を紹介します。
1-1.パーソナライズされたUXを実現する「ダイナミック機能」
まずダイナミック機能とは、機械学習を活用し、広告のターゲット層のニーズに合った広告エクスペリエンスを自動的に生成する機能です。
この機能を使用することで、利用者に対して関連性の高い広告を配信でき、パフォーマンスの向上が見込めます。
今回のアップデートは主に機械学習がカギとなっていますが、どのような活用方法があるのか、説明していきます。
皆さんは仕上がったバナーを見て、何か分からないけどしっくりこないやちょっと違う気がするなどと思うことはありませんか?
実際、弊社でも良く起こり得ます。その場合、すぐに修正できる時間があれば良いですが、ほとんどの場合は入稿まで時間がなく、中々修正する時間を確保できないのが実情です。
2.活用例
メディアの拡張
修正する時間を確保できないときに、ダイナミック機能を活用することで、主に画像や動画の編集を自動的に作成することが可能です。
たとえば、画像の輝度やコントラストの調整、アートフィルター(例: 色温度の調整、端をぼやかすことによるピント合わせ)アスペクト比のバリエーション、ニュースフィード画像へのテンプレート追加などがあります。
広告レベルの構成変更
画像や動画の修正だけでなく、1件の広告内でのコンポーネントの表示や配列も自動で最適化されます。
たとえば、Facebookページからビジネスの便利なポイントをハイライトするラベルの追加や、見出し・説明・メインテキストのフィールド間のテキスト置換などがあります。
3.設定方法及びよくある質問まとめ
今回の機能を設定する上で重要な点・よくある質問を下記にまとめました。
ダイナミック機能を有効にするには?
ダイレクトレスポンスの目的(トラフィックまたはコンバージョン)でリンク先をウェブサイトに設定したキャンペーンを作成した後、[新しい広告]画面の[広告設定]の下にある[ダイナミック機能]というチェックボックスをオンにしてください。
機能を使用するための必要メディア数は?
現行のシングルメディア広告と同様、広告素材1件(画像または動画)とテキストのセット(コピー)をアップロードするのみで大丈夫です。
ただし、パフォーマンスを高める可能性を最大化するには、多様なテキストオプションを用意してください。
表示されるバリエーションの決定方法
利用者が反応をする可能性が最も高いと判断された広告のバリエーションが自動的に表示されます。そのため、広告主様が手動で設定する必要はありません。
広告クリエイティブはどのようにパーソナライズされるか
機械学習を通して、活用例で挙げた自動的なメディア拡張や広告レベルのコンポーネント調整でテストを重ねることにより、ユーザーのニーズに合った広告インプレッションを実現しています。
4.まとめ
いかがでしたか?
ダイナミック機能をまとめると、基本的には機械学習を最大限活用しているので、広告のバリエーションを作成したい場合や、クリエイティブの細かい管理が難しい場合に有効な機能といえます。
ただし、その分機械学習に頼りすぎる側面もあるため、注意も必要となります。そのため、クリエイティブ作成1つにしても成果が悪い原因を仮説立て、PDCAを回した上で、最終的な微調整を今回の機能に任せるような実装方法をおすすめします!
当社はリスティング広告だけでなく、SNS広告の運用にも強みがあります。
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