Facebook社からMeta社になるという驚きのニュースがありました。
IT業界は目まぐるしいスピードで移り変わっているため、正しい情報をいかにスピーディーにキャッチアップできるかで大きく売り上げが変化します!
今回はMeta社が展開しているInstagram広告のアップデート情報について紹介していきます!
1.21年11月アップデート情報
それでは、11月のアップデート情報を紹介します。
1-1.Instagramストーリーズにおける連続再生広告
まずは連続再生広告についてです。
これまでは、ストーリーズを再生している際、広告は1件ずつ再生されていましたが、場合によって2件の広告が連続して再生されるようになりました。この2件は、常に異なる広告主の広告が選択されます。
メリットとしては以下の2つあります。
・広告主にとっての価値
操作性の向上
利用者は、ストーリーズで広告が挿入される頻度に非常に敏感です。
しかし、連続再生広告を導入することによって広告による再生の中断が減少するため、利用者の趣味趣向に合わせた配信が可能になりました。
データとしても、利用者のセンチメントは通常時と比較した際に改善が見られ、広告のエンゲージメントも向上しました。
広告主にとっての価値
利用者だけでなく、広告主にとってもオーディエンスにリーチできるイベントリーが増加することによって、ユーザーエクスペリエンス全体が改善されます。これにより、広告の費用対効果の向上が期待されます!
ストーリーズ広告について詳しく知りたい方は【キホンのキ】Instagramのストーリーズ広告を知ろうをご覧ください!
1-2.Instgramリール広告が自動配置で出稿可能
画像参考:Instagram、リール広告の提供開始を発表 ー Meta
次にリール広告についてです。
今回のアップデートにより、配信面を個別に設定するしかなかったリール広告がアセットカスタマイズ機能を活用することによって、簡単に自動配信が可能になりました。
※配置面アセットカスタマイズ:配置ごとに異なるアセット(広告の画像や動画サイズ、テキストの量等)で入稿ができる機能
アセットカスタマイズ機能について詳しく知りたい方は【Facebook広告】意外と見落としがちな配置アセットカスタマイズをご覧ください!
メリットとしては以下の2つあります。
・IMP数やCV数を安価に獲得
縦長動画広告の汎用性が向上
これまでFacebookやInstagramの面で、クリエイティブベストプラクティスとして挙げられていた縦長動画広告の活用の幅が大幅に広がります。
最近ではTikTok広告を活用する広告主が増加する中で、縦長動画を他の媒体や配信面で活用できることは、獲得効率の向上且つ、クリエイティブ費用の削減に大きく寄与される見込みがあります!
さらに獲得効率を上げる方法として、リール面のオーガニック投稿(通常のアカウントから配信される投稿)に合わせたスタイルで広告を活用すると、ユーザーの目に留まりやすく、より効果的という傾向も一部あるようです。
※Tiktokやストーリーズ面でも同じことがいえます。
IMP数やCV数を安価に獲得
リール面への自動配信が可能になったことにより、FacebookやInstagram広告の中で配信できる配信面が増加し、より効率的に見込の高いユーザーへ配信することが可能です。
そもそも自動配置をするメリットとしては、時間によって利用する面が異なるため、ユーザーの行動に合わせて予算配分をすることが可能です。
そのため、手動で配信面を選択する場合に比べ、効率的且つ、楽に広告配信することが可能です。
リール広告について詳しく知りたい方は【今がチャンス】若者にウケるInstagramのリール広告とは?をご覧ください!
2.まとめ
いかがでしたか?
今回のアップデート情報では、縦長動画広告が活用される面での情報が主でした。
最近では、TikTok広告が急速に拡大していますが、獲得向けの広告としては未だFacebookやInstagramの方が効率が良い、という声もちらほら聞こえてきます。
ただし、広告主の商材や企業の色によって適切な媒体や配信面は異なるため、FacebookやInstagram広告を出稿されていて、且つ、TikTok広告も出稿されている企業の方や、これからの出稿を検討されている方は、縦長動画広告を活用し、媒体を超えたABテストを行うことも検討してみてはいかがでしょうか。
弊社はFacebook/Instagram広告の運用やコンサルティングを得意としており、自社でバナーや動画の作成も実施しています。
どのようなクリエイティブが獲得に向いているのかや適切な配信媒体・配信面に迷っている方がいましたらお気軽にアカウント相談やセカンドオピニオンにてお問い合わせ下さい!