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YDAのターゲティングには何がある?種類を徹底解説!

更新日:2023年10月30日

YDAのターゲティングには何がある?種類を徹底解説!

※この記事は2023年10月30日に更新されたものです。内容が古い可能性があります。

YDAのターゲティングって沢山あるけど、どのような種類があるか分からない、、、と感じている方は多いのではないでしょうか。今回は、YDAで活用できるターゲティングについて、解説していきます。

YDAのターゲティングにはなにがある?

YDA(Yahoo!ディスプレイ広告)のターゲティングの種類を解説します。

性別ターゲティング

YDAの性別ターゲティングでは、ユーザーの性別を指定して、広告の配信先を絞り込めます。指定の種類は以下の3つです。

・男性:男性に配信します
・女性:女性に配信します
・不明:性別が不明のユーザーに配信します

初期設定では全ての性別が選択されています。ディスプレイ広告 (予約型)では「不明」は選択できません。

年齢ターゲティング

YDAの年齢ターゲティングでは、ユーザーの年齢区分を指定して、広告配信先を絞り込めます。年齢区分一覧は次のようになっています。

・18歳~19歳
・20歳~24歳
・25歳~29歳
・30歳~34歳
・35歳~39歳
・40歳~44歳
・45歳~49歳
・50歳~54歳
・55歳~59歳
・60歳~64歳
・65歳~69歳
・70歳以上
・不明 ※年齢が不明のユーザーに限定して配信します。

引用元:Yahoo!広告ヘルプ|年齢ターゲティング【ディスプレイ広告】

初期設定では、全ての年齢が選択されています。ディスプレイ広告(予約型)では、「不明」は選択できません。

地域ターゲティング

YDAの地域ターゲティングでは、ユーザーのいる場所または関心・関連のある場所に応じて広告の配信ができます。場所の設定項目は、都道府県、および市区郡単位。複数地域の設定も可能です。

オーディエンスリストターゲティング

YDAのオーディエンスリストターゲティングでは、さまざまな種類のデータソース(オーディエンスソース)を基にしたオーディエンスリスト、または共通オーディエンスリストから広告を配信するユーザーを決められます。

リストには「オーディエンス」と「共通オーディエンス」の2種類があります。「オーディエンス」は広告主が作成したリスト、「共通オーディエンス」はLINEヤフーが提供するオーディエンスリストです。全アカウント共通で利用できます。

それぞれのリストの項目は以下の通りです。

サーチキーワードターゲティング

YDAのサーチキーワードターゲティングでは、過去にYahoo! JAPANなどでキーワード検索したユーザーの検索履歴を元に広告を配信します。キーワード単位での正確な広告配信ができるのがメリットです。

オーディエンスカテゴリーターゲティング※2023年10月に移行

YDAにはオーディエンスカテゴリーターゲティングがありましたが、2023年10月に提供が終了しました。現在、オーディエンスカテゴリーターゲティングはオーディエンスリストターゲティングに統合されています。

コンテンツキーワードターゲティング

YDAのコンテンツキーワードターゲティングは、広告が表示される掲載面を指定する手法です。広告を配信したいウェブページやアプリのコンテンツ(記事)のキーワードを抽出し、広告主が設定したコンテンツキーワードと合致した場合に広告が配信されます。

サイトカテゴリーターゲティング

YDAのサイトカテゴリーターゲティングでは、特定のカテゴリーを指定し、そのカテゴリーに属するサイトに広告を配信します。

新規広告グループ作成時にも作成済みの広告グループにも設定可能です

プレイスメントターゲティング

YDAのプレイスメントターゲティングは広告を掲載するウェブサイトを指定する手法です。どのサイトに配信するか、またどのサイトに配信しないかの除外設定も決めることが可能です。

曜日・時間帯ターゲティング

YDAの曜日・時間帯ターゲティングでは、広告を配信する曜日や時間帯を指定できます。基準は日本時間で、時間は1時間単位で設定できます。

初期設定では「全ての曜日・時間帯に配信」が選択されており、常に広告が表示される仕様になっているため、状況により曜日や時間帯を選んでください。

デバイスターゲティング

YDAのデバイスターゲティングでは、広告配信先のデバイスやOS、プラットフォームなどの指定ができます。

▼デバイスの選択項目

・全てのデバイス
・PC
・スマートフォン
・タブレット

▼OSの選択項目

・全てのOS
・Android
・iOS

▼OSバージョンの選択項目

・スマートフォン、タブレットのOSバージョンの下限値(「キャンペーン目的」が「アプリ訴求」の場合)

設定したバージョンから最新バージョンまでに広告が配信されます。

▼プラットフォームの選択項目

・全てのプラットフォーム(ウェブ/アプリ)
・ウェブ
・アプリ

GDNのターゲティングとの違い

YDAとGDN(Googleディスプレイ広告)のターゲティングの違いを説明していきます。

ユーザー情報に基づいたターゲティング

ユーザー情報に基づいたターゲティングがYDAとGDNで違います。

YDAでは年齢や性別などの属性でターゲティングするのに対して、GDNでは項目が少し増え、年齢・性別・子供の有無・世帯年収などでもターゲットを絞れます。

ユーザーの行動に基づいたターゲティング

ユーザーの行動に基づいたターゲティングでは、YDAが「サイトリターゲティング」や「類似拡張」でユーザーの訪問履歴やサービス・商品の利用履歴に応じたターゲティングをします。GDNは「リマーケティング」「類似ユーザー」「カスタマーマッチ」で同じことをします。

GDNにはYDAにない「購買意向の強いセグメント」という項目があり、ユーザーが積極的に調べている情報を元にターゲティングすることも可能です。

配信面に合わせたターゲティング

配信面に合わせたターゲティングでは、YDAが「サイトカテゴリーターゲティング」「プレイスメントターゲティング」を利用するのに対して、GDNは「トピックターゲット」「キーワードによるコンテンツターゲット」「プレースメントターゲティング」を活用します。

運用型広告と予約型広告では使えるターゲティングが違う

YDAには運用型広告(予算内で運用するクリック課金制広告)と予約型広告(掲載期間と表示回数を予約購入する広告)の2種類がありますが、それぞれ使えるターゲティング設定が違います。

予約型で利用できるのは、運用型で利用できるターゲティングから「サーチキーワード」「オーディエンスリスト」「プレイスメント」「コンテンツキーワード」「サイトカテゴリー」などのターゲティングを除いたものです。

ターゲティング設定のポイント

YDAのターゲティングを設定する際に押さえておきたいポイントがあるので、確認しましょう。

目標を明確にする

YDAのターゲティングを行うときは、広告配信の目標を明確にしましょう。何のために広告を配信するのかが定まらないようでは、効果的なターゲティングができません。

ペルソナを意識する

ターゲティングで重要なのがペルソナを意識することです。どのようなユーザーを対象にするのかを見定めて、イメージした上でターゲットを定めれば、広告配信効果も上がりやすいです。

PDCAを回す

ターゲティングを行う際は、PDCAを回すことを意識しましょう。PDCAとはPlan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)のことで、PDCAを回すことでターゲティングの精度を上げることができます。改善点などがわかったら、実行してください。

まとめ

いかがでしたか。

今回は、YDAのターゲティングについて解説しました。

様々なターゲティングがありますが、GDNと違うものもありますので、ぜひ記事を参考に、ターゲティング設定をしてください。

この記事を書いた人

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