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Yahoo!ディスプレイ広告の「アプリ訴求」目的が改善!アップデート内容について詳しく解説

更新日:2025年08月29日

Yahoo!ディスプレイ広告の「アプリ訴求」目的が改善!アップデート内容について詳しく解説

2025年8月6日
Yahoo!ディスプレイ広告(YDA)において、
キャンペーン目的「アプリ訴求」が改善されました。

本記事では、
広告運用者が押さえるべき主要な変更点について詳しく解説します。

1. キャンペーン目的「アプリ訴求」とは

※画像引用(出典:LINEヤフー株式会社 アプリのプロモーションを目的とした広告を作成する【運用型】 2025年8月閲覧

Yahoo!ディスプレイ広告のキャンペーン目的に「アプリ訴求」を選択すると、
アプリのプロモーションを目的とした広告を配信することが可能です。

この目的を補助する”サブタイプ”として、
「標準」と「インストール(β版)」があります。
※詳細はあとの項目で解説します。

  • 標準:
    アプリプロモーションのさまざまな目的に合わせてキャンペーンをカスタマイズできる
  • インストール(β版):
    アプリのインストールや、アプリ内イベントの発生数増加を目指して
    キャンペーンを設定する

選択したサブタイプに応じて、
システムがアプリのインストールなどのコンバージョンを最大化するよう、
広告配信を自動で最適化します。

2. 「アプリ訴求」目的のアップデート内容

キャンペーン目的「アプリ訴求」で広告を出稿する際の利便性向上の目的から
2025年8月6日より、複数のアップデートが実施されました。

変更点は大きく分けて、次の2つです。

  • キャンペーン目的のサブタイプ「インストール」(β版)の追加
  • 入稿・編集画面の変更

次の項目から、それぞれ詳しく解説していきます。

3. サブタイプ「インストール」の追加

3-1. 概要

キャンペーン目的「アプリ訴求」に、
サブタイプ「インストール」(β版)が追加されました。

「インストール」を選択すると、
アプリのインストール数の最大化を目的とした設定に最適化されます。

また、
効果測定項目の設定が必須となるため、キャンペーン成果を正しく測定しやすくなります。

3-2. 重視するインストールの測定方法

サブタイプ「インストール」では、重視したい選択方法を
キャンペーン作成画面または編集画面の「重視するインストールの測定方法」から選択します。

計測方法は以下の2つがあります。

  • コンバージョン(媒体計測)
  • SKAdNetwork計測 ※iOSの場合のみ選択可

■ コンバージョンを選択すべき場合

  • レポート項目の「コンバージョン数」を重視する場合
  • 広告効果測定ツールの計測を重視する場合

■ SKAdNetwork計測を選択すべき場合

  • SKAdNetwork計測を行う場合
  • レポート項目の「インストール数(SKAN)」を重視する場合
  • 「インストール数(SKANクリック)」を重視する場合

3-3. 入札戦略と課金方式

サブタイプ「インストール」では、
重視する「指標」と「課金方式」を選択することが可能です。

ただし、
前述の「重視するインストール計測方法」で「SKAdNetwork計測」を選択した場合、
重視できる指標は「インストール」のみになります。

重視する指標で「インストール」を選択した場合、設定項目は以下の3つです。

  • コンバージョン(インストール)単価の目標値指定
  • コンバージョン設定を選択
  • 課金方式

■ コンバージョン(インストール)単価の目標値指定

単価の目標を設定する場合、
「コンバージョン単価の目標値を指定する」にチェックした後、金額を入力します。

■ コンバージョン設定を選択

「アプリインストール」のコンバージョン設定が自動で適用されます。

アカウントに該当OSのインストールコンバージョン設定がない場合、
「インストール」サブタイプのキャンペーンはオンにできません。

■ 課金方式

「クリック課金」または「ビューアブルインプレッション課金」から選択します。
※SKAdNetwork計測を選択し、「クリックに限定する」にチェックがない場合、自動で「ビューアブルインプレッション課金」になる

3-4. トラッキングURL

サブタイプ「インストール」では、
トラッキングURLの入力が必須になります。

URLにはトラッキングパラメータ {ci} を含めて入力しましょう。

  • AppsFlyerを利用している場合は、{ci} に加えて {engagementType} も入力
  • URLは1つだけ入力可能です。複数のURLは設定不可

3-5. ビューアブルインプレッションビーコンURL

サブタイプ「インストール」では、
ビューアブルインプレッションURLの入力が必須になります。

ただし、
SKAdNetwork計測を選択かつ「クリックに限定する」を選択している場合、
入力は任意になります。

URLにはトラッキングパラメータ {ci} を含めて入力しましょう。

  • AppsFlyerを利用している場合は、{ci} に加えて {engagementType} も入力
  • URLは1つだけ入力可能です。複数のURLは設定不可
  • 広告アカウントの設定画面で「広告効果測定タグを利用する」にチェックを入れておく

3-6. 視聴ビーコンURL(10秒視聴)

「視聴ビーコンURL(10秒視聴)」は、
ビューアブルインプレッションURLに入力したURLが自動で反映されるため、
通常は個別に入力する必要はありません

ただし、広告管理ツールのインポート機能や、Yahoo!広告 APIを使って入稿する場合は、
「ビューアブルインプレッションURL」と同じURLを入力する必要があります。

3-7. 一部のURL入力制限

サブタイプ「インストール」では、
一部のURL入力項目で制限が追加されています。

対象の項目は以下の通りです。

  • インプレッションビーコンURL
  • ビューアブルインプレッションビーコンURL
  • 視聴ビーコンURL(再生開始)
  • 視聴ビーコンURL(3秒視聴)
  • 視聴ビーコンURL(25%再生)
  • 視聴ビーコンURL(50%再生)
  • 視聴ビーコンURL(75%再生)
  • 視聴ビーコンURL(再生完了)

■ 入稿時の制限内容

  • 複数のURLの入力不可
  • トラッキングパラメータ{ci}のパラメータ入力が必須
    ※当該パラメータを含めた状態でURLを入力する必要があります。
  •  広告効果測定ツールでAppsFlyerを利用している場合、
    パラメータ{engagementType}の入力が必須
    ※当該パラメータを含めた状態でURLを入力する必要があります。

4. 入稿・編集画面の変更

キャンペーン目的「アプリ訴求」の入稿画面や編集画面、設定項目などが変更されました。

4-1. キャンペーン目的のサブタイプ

キャンペーン目的「アプリ訴求」に、
新しく「サブタイプ」の項目が追加されました。

これまでと同じ設定でキャンペーンを作成する場合は、
サブタイプで「標準」を選択します。

サブタイプで「インストール」を選択すると、
アプリのインストールを重視した広告設定が可能です。

■ サブタイプの設定イメージ


※画像引用(出典:LINEヤフー株式会社 公式発表資料 2025年7月

4-2. アプリOS・アプリID/パッケージ名の入力

「アプリ訴求」目的のキャンペーンでは、
「アプリOS」と「アプリID/パッケージ名」の入力方法が変更されます。

今後は、アプリ連携済みの情報から選択する方式になります。

もし連携済みの情報が表示されない場合は、
「ツール」メニュー内の「アプリ・ツール連携」画面で、事前に情報を連携してください。

■ アプリID/パッケージ名の設定イメージ


※画像引用(出典:LINEヤフー株式会社 公式発表資料 2025年7月

4-3. キャンペーン作成・編集画面

キャンペーンの作成・編集画面で、
「フリークエンシーキャップ」と「URLオプション」の項目が、
画面下部の「その他」欄に移動しました。

フリークエンシーキャップやトラッキングURL、カスタムパラメータを設定する場合は、
画面下部の「その他」欄にある「詳細設定」をクリックして設定してください。

■「フリークエンシーキャップ」と「URLオプション」の設定イメージ


※画像引用(出典:LINEヤフー株式会社 公式発表資料 2025年7月

4-4. オーディエンスリスト

アプリ訴求キャンペーンの広告グループ設定では、
今後「オーディエンスリストを指定して配信」がデフォルトで選択されます

■ オーディエンスリストの設定イメージ


※画像引用(出典:LINEヤフー株式会社 公式発表資料 2025年7月

4-5. 広告グループ作成・編集画面

広告グループの作成・編集画面にある
「URLオプション」項目が、画面下部の「その他」欄に移動しました。

トラッキングURLやカスタムパラメータを設定する場合は、
画面下部「その他」欄の「詳細設定」をクリックして設定してください。

■ URLオプションの設定イメージ


※画像引用(出典:LINEヤフー株式会社 公式発表資料 2025年7月

4-6. 広告作成・編集画面

広告の作成・編集画面では、
下記の項目が、画面下部の「その他」欄に移動しました。

■「その他」に移動した項目

  • カスタムパラメータ
  • 第三者測定スクリプトタグsrc属性URL
  • インプレッションビーコンURL
  • 視聴ビーコンURL(再生開始)
  • 視聴ビーコンURL(3秒視聴)
  • 視聴ビーコンURL(25%再生)
  • 視聴ビーコンURL(50%再生)
  • 視聴ビーコンURL(75%再生)
  • 視聴ビーコンURL(再生完了)

4-7. 最適化提案

次のような最適化提案が行われるようになりました。

  • オーディエンスリストの蓄積状況や、広告効果測定ツールとの連携状況に関する提案
  • 広告配信対象として設定しているオーディエンスリストに関する提案

4-8. コンバージョン設定の編集画面

作成済みのコンバージョン設定では、
編集画面から「コンバージョン測定の目的」の変更が不可能になりました。

また、
「アプリOS」と「アプリID/パッケージ名」の入力方法は、
アプリ連携済みの情報から選択する方式に変更されます。

もし連携済みの情報が表示されない場合は、
「ツール」メニュー内の「アプリ連携」画面で事前に情報を連携してください。

■ コンバージョン設定イメージ


※画像引用(出典:LINEヤフー株式会社 公式発表資料 2025年7月

4-9. キャンペーンエディター

キャンペーンエディターのキャンペーン作成画面で、
一部のキャンペーン目的に「課金項目」が追加され、
「ビューアブルインプレッション課金(β版)」を選択することが可能になりました。

この課金方式を選択できるキャンペーン目的は以下の通りです。

  • アプリ訴求
  • コンバージョン
  • 商品リスト訴求

5. まとめ

2025年8月6日、
Yahoo!ディスプレイ広告(YDA)の「アプリ訴求」目的がアップデートされ、
新サブタイプ「インストール(β版)」が追加されました。

これにより、
アプリインストールやアプリ内イベントの増加を重視した設定や計測方法の選択が可能になり、
入札戦略・課金方式の柔軟性も向上しています。

アプリのプロモーションを検討中の方や、運用改善を目指す方は、
ぜひ本記事を参考にしてください。

※参考:LINEヤフー株式会社 【ディスプレイ広告】キャンペーン目的「アプリ訴求」の改善について 2025年8月7日
※参考:LINEヤフー株式会社 【ディスプレイ広告】 キャンペーン目的「アプリ訴求」の改善について 2025年8月7日

※本記事の内容は、2025年8月時点の情報および当社の見解に基づいています。掲載内容による効果や成果の向上を保証するものではありません。

この記事を書いた人

大学3年生から内定者インターンを開始し、2020年にインフィニティエージェント新卒3期生として入社。 約5年半の運用者経験を活かし、現在はチーフ職としてマネジメントも行いながら、新規顧客の開拓やメディア編集長に従事。 冷麺が好きで1週間に何度も食べているという偏食な一面も。

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