みなさま、Twitter広告をご存知ですか?Twitterを利用したことがある人なら、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
世界的に人気なSNSに出稿できるTwitter広告を活用することで、効果的に商品やサービスのプロモーションが可能です。
今回は、そんなTwitter広告について紹介していきます!
Twitter広告とは?
Twitter広告とは、Twitterのタイムラインや検索結果、おすすめユーザー層に表示される広告を指します。
Twitterは世界的にも多くのユーザーを保持しているため広告プラットフォームとして大変優れており、様々な企業がプロモーションのためにTwitterを利用しています。
世界全体のユーザー数は3億3,500万人、国内のアクティブアカウント数は4,500万人と言われています。
日本はアメリカに次いで2番目に利用者が多く、日本国内のユーザーが活発にTwitterを利用していることが伺えます。
画像引用元:Twitter global mDAU 2021 | Statista
IRによれば、広告を閲覧し収益に繋がる日間アクティブユーザーは2021年に2億1100万を超えています。
利用者は年々増えており、今後も拡大していくことが予想されるでしょう。
Twitter広告のメリット
Twitter広告のメリットは、Twitter媒体自体の特徴とも言えます。
・拡散が期待できる
・ターゲットを狙い撃ちできる
若年層にリーチできる
Twitterの利用ユーザーは、下記の調査資料からもわかるように、10代~30代が多い傾向にあります。
画像引用:「令和4年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」(6月23日掲載)|総務省
特に20代は78.8%の利用率を誇り、10代と30代についても半数以上はTwitterw利用している傾向にあります。
また、Facebookなどに比べて匿名性が高く、プロモーションに活用する企業側からするとユーザーの本音を垣間見ることができることからソーシャルリスニング等のマーケティング施策に活かしやすい点がポイントです。
Z世代のように多様な考え方をSNSで投稿し共有する文化にも合っていると考えられます。
これらの若年層をターゲットとした広告を出すのであれば、認知の拡大には相性抜群の広告です。
拡散が期待できる
Twitterの最大の特徴として、発信すると全フォロワーに情報が行き届き、リツイート機能でフォロワーの枠を超えて不特定多数に情報が拡散されることがあります。
Twitter広告ではユーザーのアクションによって課金方式が異なりますが、課金の対象となるのは1次拡散のみになるので、リツイートが繰り返され2次拡散以上されたアクションに関しては課金が発生しません。
つまり、2次拡散以上されることで広告効率が高まり、広告費を抑えることも可能な場合があります。
ターゲットを狙い撃ちできる
Twitter広告は様々なターゲティングがあるため、細かくユーザーを区切って広告配信をすることが可能です。
ユーザーのフォロワーやツイート、映画やテレビ番組など興味関心の傾向が明確に表れるため、そういった興味関心カテゴリーをターゲティングする精度は他の媒体よりも高くなっています。
Twitter広告の種類
Twitter広告の種類は大きく分けて5つあります。
・フォロワー獲得広告
・TwitterAmplify
・Twitterテイクオーバー
・Twitterライブ
プロモ広告
プロモ広告は中でも最も活用されているのではないでしょうか。見たことのある方も多いと思います。
ターゲティングに設定した幅広い利用者層のリーチすることができ、主にウェブサイトやアプリへの誘導を目的としています。
画像参考:Twitter広告クリエイティブの仕様|Twitter business
テキスト広告では、標準的なツイートと同じように表示されるため、自然に溶け込ませることができます。
画像広告では商品やサービスについての画像と説明のテキストを記載することができます。
動画広告では動きを付けることにより、ブランドメッセージへのエンゲージメントを高めることができます。
カルーセル広告では、1つのツイートで最大6つの商品やプロモーションを紹介することが可能です。
モーメント広告では、複数のツイートをまとめて、1つのツイートのように見せることができるフォーマットです。
Twitterオーディエンスプラットフォームでは、Twitter以外のアプリにも広告を配信することができるため、パフォーマンス向上を期待できます。また、作成済みの広告キャンペーンのクリエイティブを利用できます。
フォロワー獲得広告
画像参考:Twitter広告のフォーマット|Twitter business
フォロワー獲得広告は、ウェブサイトやアプリへの誘導ではなく、Twitter上のフォロワーを獲得する目的の広告です。
注目されやすいように設計がされており、認知度を高めたりすることも可能です。
TwitterAmplify
Twitterと提携したコンテンツパートナーの動画前に広告を配信できる広告タイプをTwitter Amplifyと呼びます。
フォーマットとして、AmplifyプレロールとAmplifyスポンサーシップが用意されています。
画像参考:Twitter広告のフォーマット|Twitter business
Amplifyプレロールは、報道機関など200以上の動画パブリッシャーのコンテンツの前に広告配信がされます。
Amplifyスポンサーシップは、コンテンツパートナーの中から関連性などを加味して1社を選択し、タイアップ広告を配信することが特徴です。
Twitterテイクオーバー
Twitterテイクオーバーは、タイムラインや検索タブなどの場所において、上部に広告を掲載することができます。
画像参考:Twitter広告のフォーマット|Twitter business
多くのユーザーが訪れる場所で独占的に広告掲載が可能なため、リーチの拡大を目指したい方におすすめです。
タイムラインテイクオーバーは、ブランド広告を1日の最初の広告として、会話の一番上に表示することのできる広告です。
トレンドテイクオーバー/トレンドテイクオーバープラスは、トレンドに連動して広告を表示し、[話題を検索] タブで始まる会話にメッセージを表示できる広告です。
Twitterライブ
Twitterライブでは、製品発表や会議の様子からパーティー、ファッションショーなど、広告主様が最も重要な瞬間のライブ放送を世界に向けて配信することができます。
画像参考:Twitter広告のフォーマット|Twitter business
ライブ配信とイベントページの2つのフォーマットに分類されています。
Twitter広告の広告キャンペーンの目的
Twitter広告には多数の広告キャンペーンの目的が用意されており、選択した目的に最適な形で配信されます。
また、この目的に応じて費用が発生する対象のアクションが変わります。
そのため、自社の目的に合わせて選択することが重要です。
Twitter広告で用意されている広告キャンペーンの目的は下記のとおりです。
なお、2023年8月11日に検討目的の「フォロワー数」の提供は終了しました。
終了の理由として、昨今の広告収入の減少を背景に、広告主にほかの目的を利用してもらう狙いがあると考えられます。
代替の目的は発表されていないため、現在提供されている他の目的を利用する必要があります。
Twitter広告のターゲティング
ターゲティングは広告の効果を最大化するために重要です。
Twitterの場合、自社のアカウントをフォローしているユーザーの興味・関心を把握することが適切なターゲティングを行うことに繋がります。
Twitter広告で用意されているターゲティングは下記の通りです。
Twitter広告の費用
Twitter広告は最低出稿金額がないため、リスティング広告と同様に少額での運用ができます。
しかし、Twitter広告では認知拡大を目的とした配信となるため、費用は高めになるケースが多いです。相場としては数万円~数十万円が一般的とされています。
課金方式
Twitterにはインターネット広告では一般的な課金方式から、SNSならではの課金方式まで、豊富な課金方式が用意されています。
自社の目的に合わせて最適な課金方式を選択しましょう。
利用できる課金方式は下記の通りです。
Twitter広告の入札方法
Twitter広告の入札方法は3種類あり、適切な方法を選択することが重要です。
利用できる入札方法は下記のとおりです。
・上限入札単価
・目標入札単価
それぞれの内容を確認していきましょう。
自動入札
自動入札では、最小限の費用で最大限の効果を得られるように入札額が自動で調整されます。
上限入札単価
上限入札単価では、費用が発生する各アクションに支払う金額の上限を設定できます。
目標入札単価
目標入札単価では、キャンペーンの目的が「フォロワー」または「ウェブサイトへの誘導数またはコンバージョン」の場合に利用できます。
一日あたりの平均額が目標値に近くなるように調整されます。
Twitter広告の活用法
Twitter広告の特徴やメリットに関してお分かりいただいたところで、有効な活用方法や成功例をご紹介していきます。Twitter広告の特徴を踏まえ、Twitter広告を利用するべきか否かはターゲットとするユーザー層やTwitter広告と商材の相性が重要となります。
まず、自社のターゲットが10代~30代前半に設定されているかどうかです。冒頭でもお話しした通り、Twitterのユーザー層は若年層です。10代~30代前半の利用者が圧倒的に多いので、そこのターゲットに向けて情報を発信し、拡散するのに有効と言えるでしょう。
次に季節性、話題性のある商材かどうかということです。何度も登場している2次拡散という言葉ですが、やはりTwitter広告では2次拡散の力を発揮できるかどうかということが成功のカギとなります。2次拡散を起こすためには商品・サービスの話題性や季節性、トレンドを押さえられているかというのは重要なポイントとなります。話題性が欠如していると考えられる商材は広告キャンペーンの作成時にバズるための戦略が必要となります。
最後に、クリエイティブの質よりもキャッチーなテキスト案を作成できるかどうかということです。Twitter広告ではFacebook広告などに比べ、クリエイティブの質というのは重要視されていません。
Twitterの特性上、言葉のインパクトやおもしろい表現の方がユーザーを惹き付ける傾向があります。クリエイティブに含まれるテキスト、広告文、ハッシュタグなどにキャッチーな表現を取り入れることで話題性を高めることができます。
まとめ
いかがでしたか?
Twitter広告はターゲットや商材がマッチすると費用を抑えて大きな成果を出すことが可能になります。トレンドに敏感な若いユーザー層を狙って魅力的な広告を配信することでブランド認知だけでなく、販売促進にも効果的と言えます。
この機会にぜひTwitter広告の出稿をご検討ください!ご相談もお待ちしております♪