その一番の判断材料となるのが、ファーストビューです。今回は、LP作成時の最重要部分であるファーストビューってそもそも何なのか。また、最適なサイズについてまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
1.そもそもファーストビューとは?
ファーストビューは、ブラウザからLPやWEBサイトを表示した際スクロールせずに表示される部分のことを言います。そのため、画面の幅や高さはモニターサイズにより異なります。
また、LPの場合はファーストビューを見て離脱してしまうユーザーがWEBサイトに比べて高いと言われているため、非常に重要な部分なのです。
2.LPを見るモニターサイズを知ろう
LPを閲覧する際、ユーザーはPCやスマホなど様々なデバイスからアクセスします。
そのため、ユーザーが使用しているモニターサイズを知ることでLPに最適なファーストビューサイズがわかります。
現在はスマホが主流のため、スマホ表示時のサイズを一番考慮するべきですが、法人向けサイトの場合は仕事中に閲覧するユーザーが多いため、PC表示時も重要になります。
3.LPに最適なモニターサイズ
LPに最適なモニターサイズをデバイスごとに紹介します。
3-1.PC表示時に最適なファーストビューのサイズ
近年、PCのモニターサイズは大きくなっている傾向にあり、フルHDと呼ばれる1920×1080pxモニターが最上位、その次に1366×768pxモニターとなっています。
小さくても1280×720pxですので、画面を降るビューイングで見ないことを考慮しても、ファーストビューの幅は1000〜1200px、高さは550〜650pxに収めると良さそうです。
3-2.スマホ表示時に最適なファーストビューのサイズ
スマホの場合は375×667pxが最上位、次に414×896pxとなっており、大きくて414×896px、小さくて320×568pxと開きがあります。
ただし、320×568pxは第1世代のiPhone SEサイズにあたりシェアもさほど多くはないため、考慮しないという手もあります。
そのため、スマホ表示時のベースは幅350〜365px、高さは600〜650pxで作成し、レスポンシブで作成している場合は幅310×500pxのブレークポイントを追加して320×520pxで要素の調整をすればよいかと思います。
ただし、スマホの場合は画面を回転し縦横のサイズを反転する機能や、Retinaディスプレイのため解像度が高いという懸念事項もありますので、そのあたりも考慮した設計・デザインが重要になってきます。
4.まとめ
いかがでしたか?
PCやスマホなどのデバイス機器は年々新しいものが出ているため、LPを制作する際は常に最新のモニターシェアを意識し作成する必要があります。そのため、昔作成したLPをベースに使いまわしている場合は注意が必要です。
また、近年はスマホユーザーの増加によりスマホ表示時のサイズのみに特化したLPもありますが、法人向けなどのようなターゲットユーザーがPCで閲覧することがある場合はPCのモニターサイズを考慮したファーストビューサイズにすることが大切です。
LP制作でお困りの方はぜひお気軽にお問い合わせください。