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【Google広告】分析で必要なレポートの出し方|画像で分かる完全ガイド

更新日:2025年07月25日

【Google広告】分析で必要なレポートの出し方|画像で分かる完全ガイド

Google広告の運用において、
成果を正しく把握し、分析・改善を行うためにはレポートの活用が欠かせません。

本記事では、
「どのレポートを確認すべきか」
「どのようにレポートを作成・ダウンロードするのか」といった
基本的な操作方法を、実際の画面イメージを交えながら分かりやすく解説していきます。

Google広告の分析に不安がある方や、はじめてレポート機能を使う方は、
ぜひ参考にしてみてください。

1. Google広告の分析で必要なレポート

Google広告には、
「検索キャンペーンやディスプレイキャンペーン」
「P-MAXキャンペーン」など、
さまざまなキャンペーンタイプが存在します。

それぞれの成果や傾向を正しく把握するためには、
複数のレポート作成が必要となります。

広告の運用状況や分析したい内容によって、出力すべき項目や指標は異なります。

以下のレポートを押さえておくことで、
Google広告全体の状況を網羅的に把握しやすくなります。

【全体把握に活用される主なレポート】

  • キャンペーンレポート
  • キーワードレポート
  • 検索語句レポート
  • 広告レポート
  • 地域レポート

また、全体の推移を把握するためには、
なるべく長い期間でデータを確認することが重要です。

目安としては、
直近1年間程度のデータを月別に集計したレポートを作成すると、
長期的な傾向を把握しやすくなります。

以下より、各レポートの出し方を順に解説していきます。

2. レポート作成方法

2-1. キャンペーンレポート

①  左側「キャンペーン」をクリック
②「キャンペーン」をクリック
③「キャンペーン」をクリックし→キャンペーンの管理画面を開く①ビューで「すべてのキャンペーン」を選択
②フィルタでそれぞれ「すべて」を選択
③何もフィルタがかかっていないか確認
①日付をクリックして期間を指定
直近1年間のデータが欲しいため、開始日を”前年の前月1日”にし、終了日を”昨日”の日付に設定
※今日が2025年7月20日の場合は、開始日を”2024年6月1日”、終了日を”2025年7月19日”に指定①「表示項目」をクリック
②「表示項目を変更」をクリック
次の画面に進む
右側の項目は「✕」を押して、すべて削除
※次の手順で追加する項目がある場合は、削除せずにそのまま残しておいてよい
左側の表示項目一覧から、それぞれ下記のタブ・項目をクリック→追加
※検索窓から項目名を検索して追加することも可能
下記の項目をすべて追加したら「適用」をクリック

タブ 追加する項目
属性 キャンペーン タイプ
パフォーマンス 表示回数、クリック数、費用
コンバージョン コンバージョン
競合指標 検索広告のインプレッション シェア
検索広告のインプレッション シェア損失率(ランク)
検索広告のインプレッション シェア損失率(予算)

①「ダウンロード」をクリック
②「その他のオプション」をクリック
→  ファイル形式を「Excel .csv」、分割を「月」、”次を含める”で「タイトルと期間」を選択
→「ダウンロード」をクリックして完了追加でCV別にレポートを作成する場合は、
ひとつ前の手順のダウンロード画面で分割に「コンバージョン アクション」を追加
→ダウンロードして完了
※表示項目に「コンバージョン」が含まれている必要がある

2-2. キーワードレポート

①「キャンペーン」を選択
②「オーディエンス、キーワード、コンテンツ」をクリック
③「キーワード」をクリック→キーワードの管理画面を開く

①ビューで「すべてのキャンペーン」を選択
②フィルタでそれぞれ「すべて」を選択
③何もフィルタがかかっていないか確認
④フィルタを追加で「すべて」を選択


①日付をクリックして期間を指定
直近1年間のデータが欲しいため、開始日を”前年の前月1日”にし、終了日を”昨日”の日付に設定
※今日が2025年7月20日の場合は、開始日を”2024年6月1日”、終了日を”2025年7月19日”に指定

①「表示項目」をクリック
②「表示項目を変更」をクリック次の画面に進む
右側の項目は「✕」を押して、すべて削除
※次の手順で追加する項目がある場合は、削除せずにそのまま残しておいてよい
左側の表示項目一覧から、それぞれ下記のタブ・項目をクリック→追加
※検索窓から項目名を検索して追加することも可能
下記の項目をすべて追加したら「適用」をクリック

タブ 追加する項目
パフォーマンス 表示回数、クリック数、費用
コンバージョン コンバージョン
競合指標 検索広告の上部インプレッション シェア
検索広告の上部インプレッション シェア損失率(ランク)
品質スコア 品質スコア(履歴)
推定クリック数(履歴)
ランディング ページの利便性(履歴)
広告の関連性(履歴)


①「ダウンロード」をクリック
②「その他のオプション」をクリック
→  ファイル形式を「Excel .csv」、分割を「月」、”次を含める”で「タイトルと期間」を選択
→「ダウンロード」をクリックして完了
追加でCV別にレポートを作成する場合は、
ひとつ前の手順のダウンロード画面で分割に「コンバージョン アクション」を追加
→ダウンロードして完了
※表示項目に「コンバージョン」が含まれている必要がある

2-3. 検索語句レポート

①「キャンペーン」を選択
②「分析情報とレポート」を選択
③「検索語句」をクリックし、検索語句の管理画面を開く

①ビューで「すべてのキャンペーン」を選択
②フィルタでそれぞれ「すべて」を選択
③何もフィルタがかかっていないか確認
①日付をクリックして期間を指定
直近1年間のデータが欲しいため、開始日を”前年の前月1日”にし、終了日を”昨日”の日付に設定
※今日が2025年7月20日の場合は、開始日を”2024年6月1日”、終了日を”2025年7月19日”に指定
①「表示項目」をクリック
②「表示項目を変更」をクリック
次の画面に進む
右側の項目は「✕」を押して、すべて削除
※次の手順で追加する項目がある場合は、削除せずにそのまま残しておいてよい
左側の表示項目一覧から、それぞれ下記のタブ・項目をクリック→追加
※検索窓から項目名を検索して追加することも可能
下記の項目をすべて追加したら「適用」をクリック

タブ 追加する項目
パフォーマンス 表示回数、クリック数、費用
コンバージョン コンバージョン
属性 キーワード

①「ダウンロード」をクリック
②「その他のオプション」をクリック
→  ファイル形式を「Excel .csv」、分割を「月」、”次を含める”で「タイトルと期間」を選択
→「ダウンロード」をクリックして完了
追加でCV別にレポートを作成する場合は、
ひとつ前の手順のダウンロード画面で分割に「コンバージョン アクション」を追加
→ダウンロードして完了
※表示項目に「コンバージョン」が含まれている必要がある

2-4. 広告レポート

①「キャンペーン」を選択
②「分析情報とレポート」を選択
③「広告」をクリックし、広告の管理画面を開く
①ビューで「すべてのキャンペーン」を選択
②フィルタでそれぞれ「すべて」を選択
③何もフィルタがかかっていないか確認
④フィルタを追加で「すべて」を選択①日付をクリックして期間を指定
直近1年間のデータが欲しいため、開始日を”前年の前月1日”にし、終了日を”昨日”の日付に設定
※今日が2025年7月20日の場合は、開始日を”2024年6月1日”、終了日を”2025年7月19日”に指定
①「表示項目」をクリック
②「表示項目を変更」をクリック
次の画面に進む
右側の項目は「✕」を押して、すべて削除
※次の手順で追加する項目がある場合は、削除せずにそのまま残しておいてよい
左側の表示項目一覧から、それぞれ下記のタブ・項目をクリック→追加
※検索窓から項目名を検索して追加することも可能
下記の項目をすべて追加したら「適用」をクリック

タブ 追加する項目
パフォーマンス 表示回数、クリック数、費用
コンバージョン コンバージョン

①「ダウンロード」をクリック
②「その他のオプション」をクリック
→  ファイル形式を「Excel .csv」、分割を「月」、”次を含める”で「タイトルと期間」を選択
→「ダウンロード」をクリックして完了
追加でCV別にレポートを作成する場合は、
ひとつ前の手順のダウンロード画面で分割に「コンバージョン アクション」を追加
→ダウンロードして完了
※表示項目に「コンバージョン」が含まれている必要がある

2-5. 地域レポート

①「キャンペーン」を選択
②「分析情報とレポート」を選択
③「レポートエディタ」をクリックし、レポートエディタ画面を開く
①ビューで「すべてのキャンペーン」を選択
②フィルタでそれぞれ「すべて」を選択
③何もフィルタがかかっていないか確認
「レポートの作成」をクリック
①日付をクリックして期間を指定
直近1年間のデータが欲しいため、開始日を”前年の前月1日”にし、終了日を”昨日”の日付に設定
※今日が2025年7月20日の場合は、開始日を”2024年6月1日”、終了日を”2025年7月19日”に指定
①の検索窓で、以下の必要な項目をそれぞれ検索
②の欄に検索結果が表示される
→それぞれ項目をドラッグ&ドロップ、またはクリックして「③行」と「④列」に追加

種別 追加する項目
③行 地域(ユーザーの所在地)
市区町村(ユーザーの所在地)
④行 表示回数、クリック数、費用、コンバージョン

※検索する際に、上記の項目をコピーしてお使いください。
※検索せずとも②の欄に上記の項目があれば、それを追加しても問題ありません。
①「ダウンロード」
②「Excel .csv」をクリックして完了。
※「③名前を付けて保存」をしておくことで、後から内容を見直したり、編集・再出力したりする際に役立つ

3. まとめ

今回は、
Google広告の成果を正しく把握・分析するために役立つレポートの種類と、
その出し方について解説しました。

レポートの活用は、
現状の課題や改善点を見つけ、今後の運用戦略に活かすうえで重要なステップです。

ぜひご紹介した手順を参考に、日々の広告分析に役立ててみてください。

※本記事は当社の見解を含んでおり、効果や成果の向上を保証するものではありません。

この記事を書いた人

大学3年生から内定者インターンを開始し、2020年にインフィニティエージェント新卒3期生として入社。 約5年半の運用者経験を活かし、現在はチーフ職としてマネジメントも行いながら、新規顧客の開拓やメディア編集長に従事。 冷麺が好きで1週間に何度も食べているという偏食な一面も。

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