最近、Facebook広告のコンバージョン件数とGoogle Analyticsで上がっているコンバージョン件数が異なる、Facebook広告のCVRが低くなったなどの場面が増えてきていませんか?
Appleが発表したiOS14.6のリリースにより、Facebook広告でのCV計測に大きく影響が生じています。
本記事を通してiOS14.6による影響と対策がわかるので最後までご覧ください!
参考:AppleのiOS14リリースが広告やレポートに及ぼしうる影響 ― FACEBOOK for Business
1.Appにトラッキングしないように要求を選択するとCVが測れない?
現在、iOS14.6(5月25日リリース)以降のiPhoneユーザーがアプリを起動すると、下記のような確認が行われます。
この選択においてAppにトラッキングしないように要求を選択すると、アプリ間を跨いだユーザートラッキングが不可能となります。
そのため、計測しきれないCVが発生します。
※Appにトラッキングしないように要求を選択しているユーザーは全体の68%にも及ぶといわれています。
Facebookアプリで出てくる表示としてはこんな形です!みなさんのFacebookアプリでも見覚えがあるのではないでしょうか?
このようにAppにトラッキングしないように要求または許可と聞かれます。
Web関連の知見が浅いユーザーからすると、なんだかよくわからないのに許可と押すことに少々抵抗を感じる可能性があります。
とりあえず許可しないでおこうというユーザーが多いのではないかと思います。
ですが、この部分の選択によって計測面に大きく関わり、成果判断や自動入札の機械学習面にも大きな影響を及ぼすので広告主・広告運用者からすれば許可してくれと思うはずです!
2.CV計測ができない例
アプリを跨いだコンバージョン(CV)計測ができない例を上げると、下記のような場合です。
こちらの計測漏れ対策として、Google Analyticsでの計測が挙げられます。Google AnalyticsではFacebookなどの計測方法と異なりますので、正確な計測が可能な確率が高いです。
Google Analyticsに関しては【Googleアナリティクス】の使い方が知りたい!という記事を参考にしてください。
広告主様やWeb担当者、広告運用者はこのあたりをしっかりと理解していきましょう!
3.まとめ
いかがでしたか?
変化の激しいWeb業界では各媒体の最新情報をいかに早く把握するかがますます重要視されています。変化に乗り遅れないようにしっかり対策していきましょう!
当社はリスティング広告だけでなく、SNS広告の運用にも強みがあります。
成果に困っている方や今回話した媒体情報やアップデート情報をしっかりキャッチしきれていないというWeb担当者様がいましたら、ぜひ一度弊社までお問い合わせください!
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