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【Meta広告】成果を最大化するためのクリエイティブの考え方とは?

更新日:2025年08月14日

【Meta広告】成果を最大化するためのクリエイティブの考え方とは?

Meta広告は
クリエイティブが運用要素の大半を占めると言っても過言ではないことをご存じでしたか?

勿論、大半を占めると言っては少々大げさな表現であり、
ターゲティングやアカウントの構成面も運用要素の一つではあります。

しかし、
クリエイティブ戦略を制すことがMeta広告の運用結果を左右すると考えるべきだと
当社は考えております。

本記事では、
Meta広告で成果を最大化するためのクリエイティブの考え方についてご紹介していきます。

1. Meta広告で効果を出したい!

なぜMeta告では、クリエイティブが重要視されるのでしょうか。

SNS全般に言えることですが、
投稿に魅力的な画像や動画が添付されていれば、
つい見てしまうということが多々あると思います。

テキストにおいても、キャッチーな出だしでないとスルーしてしまうのではないでしょうか?

多くのSNSユーザーは、
スキマ時間の暇つぶしとしてSNSを利用していることが多いため、
フィードに現れる多数の投稿の中から認識してもらうための工夫が必要です。

※当社運用案件2社(データ期間:2025年6月1日~2025年7月31日)

Meta広告を作る上で最も重要なことの1つは、
人はスマートフォンでMeta広告を見る可能性が高いという点を意識することです。

上記グラフからもわかるように、
圧倒的にスマートフォンからMeta広告を見ているユーザーが多いことがわかります。

つまり、
Meta広告では素早くユーザーの広告を掴み、目を引く広告を作ることが大切です。

「そんな広告どうやって作るの?」という疑問には、次の2章と3章にてまとめています。

また、
人は同じ広告を何度も見てしまうと広告疲れを起こしてしまいます。

広告疲れによるクリエイティブの効力低下のサインは見逃さないように、
定期的な広告の差し替えもしましょう。

2. 人の目を引く広告を作るには?

では、さっそく人の目を引く広告の作り方についてお話したいと思います。

2-1. 画像広告編

先程もお伝えしたように、魅力的な広告を作る上で考えて欲しいことは、
モバイル最優先ということです。

目を引く画像広告を作る上で重要な4つのアドバイスを以下に紹介します。

  • 画像の焦点を1つに絞る
  • さまざまな画像をテストする
  • 色のコントラストを使う
  • 高画質の画像を使う

■ 画像の焦点を1つに絞る

短い時間で見せたいものを伝えたいので、
画像内に目を引くものがいくつもあると、
広告が伝えようとするメッセージが理解されにくくなってしまう場合があります。

焦点は1つに絞り、伝えたいことをシンプルにわかりやすく見せることが重要です。

■ さまざまな画像をテストする

新しい画像を作成する際は、
同じ被写体でアングルを変えて複数のバージョンを撮影するようにしましょう。

そして、
複数のバージョンの画像を広告で試し、
ターゲット層の心に最も響く画像を見極めましょう。

撮影する時間がない場合はフリー画像を使用し、
さまざまな画像をテストしていきましょう。

■ 色のコントラストを使う

色のコントラストを使うと、
見ている人にスクロールする手を止めて広告をよく見てもらえます。

彩度が増して見える補色対比や、明度対比でコントラストを出してみましょう

■ 高画質の画像を使う

ぼやけた画像や暗い画像では、
広告が流し見されてしまったり、悪印象を抱かれてしまうこともあります。

できるだけ解像度の高いきれいな画像を用意しましょう。

※画像引用(出典:Meta BluePrint

2-2. 動画広告編

続いて動画編です。

こちらでも以下の5つのアドバイスをご紹介したいと思います。

  • 動画の尺は短く
  • 見る人を素早く引きつける
  • 縦型動画または正方形動画を使う
  • 商品やビジネスに関するメッセージは、動画の初めの方に取り入れる
  • 音声なしでも伝わるようにする

■ 動画の尺は短く

動画の長さは15秒以内にしましょう。

尺の長い動画ですとユーザーはよほどの興味がない限り、
時間を割いて見ようとは思いません。

短めである15秒ほどの動画にすることで、
ユーザーに最後まで見てもらえる可能性が高まります

■ 見る人を素早く引きつける

Meta広告では、
とにかくユーザーを素早く引きつける必要があります。

動画の1番の見せ場は冒頭に置き、関心を引きましょう。

Meta広告では、
最初の3秒に持ってくることを推奨しています。

■ 縦型動画または正方形動画を使う

繰り返しになりますが、
Meta広告はほとんどの人がモバイルで広告を見ています。

スマートフォンは縦に持って使用するため、
画面の大部分に表示されるよう縦型または正方形のアスペクトを使いましょう。

■ 商品やビジネスに関するメッセージは、動画の初めの方に取り入れる

いくら15秒ほどの短めな尺の動画でも、
伝えたいメッセージは最初に入れましょう。

動画の冒頭に商品やビジネスを登場させ、ユーザーに見て覚えてもらいましょう。

■ 音声なしでも伝わるようにする

ユーザーの多くは、
スキマ時間の暇つぶしとして公共の場などでSNSを利用します。

多くの場面で動画は、音声なしで視聴されます。

可能であればテキスト、グラフィック、キャプションを使い、
無音でもユーザーに伝わる広告にしましょう。

※画像引用(出典:Meta BluePrint

3. 弊社流!テキスト(広告文)のポイント

弊社では、Meta広告のクリエイティブ戦略として、
テキスト(広告文)は3行以内で、1行25文字以内で構成するというポイントがあります。

広告文(テキスト)は3行以内で構成されていないと、
広告上で「…続きを読む」が表示されます。

Meta広告はIMP課金(インプレッション課金)のため、
CTR(クリック率)が獲得に及ぼす影響は大きいです。

最初の章でも伝えたように、
Meta広告ではすばやくユーザーの心を掴み、目を引く広告を作ることが大切です!

3行以内で構成すれば広告文はクリックをせずともひと目で確認することができます。

「…続きを読む」が表示されるとCTRが1~2%下がることが予想され、
悪影響を及ぼしていると弊社では想定しております。

とにかく一目でユーザーに内容が伝わるように、
クリエイティブを改善してCTR(クリック率)を向上させていきましょう!

4. クリエイティブの推奨本数って?

「よ~し!いいクリエイティブの作り方がわかったから、どんどん作ってどんどん配信しよう!」
と考えそうになりますが、残念ながらそれはオススメできません。

たくさんの広告をセットして配信してしまうと、
配信が分散し1つあたりのクリエイティブの配信量が低下してしまいます。

Meta広告の推奨広告本数は
3~10個です。

弊社ですとクリエイティブは5~6本を推奨としています。
※テキストが違えば1本の広告としてカウントします。

常時5~6本のクリエイティブをセットし、
効果が良くないクリエイティブは差し替えます。

なぜ差し替えるのかというと、
同じクリエイティブでは効果は薄れてしまうからです。

Meta広告運用において、
クリエイティブのパターンと真新しさは重要です。

定期的な差し替えは効果向上に繋がるので、
1週間に一度はクリエイティブを見直し、新しいものに差し替えていきましょう。

5. まとめ

いかがでしたか?

今回は、Meta広告クリエイティブの最も効率の良い方法についてご紹介いたしました。

クリエイティブはMeta広告の中でも最適化する優先順位の高い要素です。
しっかり見直して成果に繋げていきましょう!

弊社はMeta Business Partnerとして、正式に認定されていますので、
Meta広告の成果に不安やお悩みの方、これからMeta広告を始めたいと考えている方は、
ぜひ弊社にお気軽にご相談ください!

この記事を書いた人

大学3年生から内定者インターンを開始し、2020年にインフィニティエージェント新卒3期生として入社。 約5年半の運用者経験を活かし、現在はチーフ職としてマネジメントも行いながら、新規顧客の開拓やメディア編集長に従事。 冷麺が好きで1週間に何度も食べているという偏食な一面も。

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