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ダイナミック広告とは?媒体の種類からCVR65%改善の成功事例まで解説!

更新日:2026年03月19日

ダイナミック広告とは?媒体の種類からCVR65%改善の成功事例まで解説!

ダイナミック広告という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?

ダイナミック広告とはユーザーに最適な広告を配信できる手法として、利用が広がっている広告手法です。

本記事では、
ダイナミック広告の仕組みや、効果的な媒体の種類を解説しています。

後半ではコンバージョン率(CVR)65%改善の成功事例まで解説しているので、最後まで読んでみてくださいね。

1. ダイナミック広告とは?

ダイナミック広告とは、ユーザーが閲覧したサイトや商品情報から、
ユーザーの関心に近い広告を表示させる仕組みの広告のことを指します。

リターゲティング広告と同じように、過去に訪問したサイトの情報も利用しますが、さらにCookie情報を利用して、その情報をもとにユーザーに最適と考えられる広告を配信させます。

例えば、シューズAを検索した後にはシューズAに関連した広告が、宿泊先を検索した後には、同じ条件やタイプの宿泊先の情報の広告表示が多くなった経験はありませんか?

Googleによると、以下のように定義しています。

“ダイナミック広告について
ダイナミック広告を使用すると、データフィードの情報に応じて画像、テキスト、URL などを入れ替えることにより、広告コンテンツをパーソナライズできます。同じクリエイティブでさまざまなユーザーに異なる商品を表示できるため、バリエーションごとに別々の広告として作成する手間が省けます。”

※引用:ダイナミック広告について|Google Web Designerヘルプ

広告をパーソナライズすることで、ユーザーは欲しい情報にアクセスできるようになり、広告主は広告を見てもらいやすくなるという、Win-Winの仕組みですね。

ちなみにダイナミック広告とは動的広告とも呼ばれますが、逆にどの利用者にも同じ広告を表示する仕組みはスタティック広告=静的広告と呼ばれます。

ダイナミック広告はその特性から商品数が多く、情報の更新頻度が高い商品やサービスに向いています。

ファッション業界だけでなく、部屋情報の変更が多い不動産業界、人材業界などの業種にも適している広告手法です。

2. ダイナミック広告の出稿をするために必要な準備

ダイナミック広告は、通常の広告のようなクリエイティブを制作して入稿して終わりではありません。

出稿をするためには別に必要な準備が下記の2つあります。ここではその2つを解説します。

  • データフィード
  • タグ

2-1. データフィードの設定

データフィードとは、
ダイナミック広告におけるクリエイティブの基になるデータのことです。

商品名や画像URL、価格などの設定ができます。

例えばGoogleでコンバース オールスターで検索した場合に、以下のような広告が表示されます。

上から順番に画像、商品名、価格、サイト名が表示されますが、これらの情報を、Googleではクライアントが設定したデータフィードから拾い上げて、自動でクリエイティブを作成しています。

ダイナミック広告では、出稿する広告媒体ごとに、商品データを入稿する際のフォーマット(仕様)が異なるため、慣れるまでは手間に感じるかもしれません。

また注意点として、フィードは正確で最新の情報にアップデートされている必要があります。

ユーザーが売り切れや、キャンペーン終了後のサイトへ遷移してしまうと、
離脱されるだけでなく、同じ企業からの広告を二度とクリックしてくれない可能性もあります。

2-2. タグの設置

ダイナミック広告ではタグの設定も重要です。

タグはユーザーがどの商品のページを閲覧したのかを認識するために、商品ID用のタグを設定する必要があります。

タグは商品詳細ページだけではなくTOPページや商品一覧ページ、カートページなど、全ページに設置することをおすすめします。

また媒体ごとに必須タグと、できれば設定してほしい推奨タグがあります。

媒体ごとで異なるため、それぞれに設定が必要ですが、機械学習の精度を上げるためにも
できるだけ多くの設定が推奨されています。

ただし、タグを勘で羅列しただけでは効果があがりません。

事前のユーザー調査と、それに基づくタグとデータフィード、および関連するクリエイティブの設計で成果が変わってきます。

ダイナミック広告では、タグとデータフィードのどちらか一方でも不具合があると、広告配信が正しく動かなくなります。

逆に言うと、この2つを整えることで、ダイナミック広告を最適に働かすことができます。

3. ダイナミック広告のメリット

ここではダイナミック広告のメリットを紹介します。

ダイナミック広告のメリットは大きく3つ挙げられます。

3-1. ユーザーの興味にあわせた広告表示ができる

ダイナミック広告を利用すると、ユーザーが一度サイトを離脱した後に、
閲覧した商品と同じ、もしくは近い商品の広告を配信することができます。

ユーザーの関心にあわせた広告が表示されることで、広告への興味自体もさらに高めることができます。

3-2. カルーセルフォーマットの利用で、複数の商品の表示が可能

カルーセルフォーマットとは、
回転木馬(カルーセル)のように広告が横にスライドして複数表示できる仕組みのことです。

このフォーマットを利用すると、ユーザーが閲覧した商品の同じ価格帯で色違いや、バリエーションの違いなどを同時に見せることができます。

一度閲覧をやめてしまった商品でも、ユーザーがより好きなデザインや色に接触することで、クリックしてもらいやすくなります。

また商品ごとに広告を作成する必要がなく、CSVファイルでまとめて情報のアップロードをすることができます。

一度設定をすると、自動でユーザーに最適な商品を配信することができるため、
商品数が多い場合には工数の削減にもなります。

3-3. 接触頻度アップで直接的なコンバージョン率アップが見込める

フリークエンシー効果(接触頻度のアップでより親近感や共感)により、
購入をどうしようか迷っているユーザーに、何度も同じ商品で接触させることで、購買意欲を直接的に後押しすることができます。

またピンポイントに閲覧した商品単位で再訴求でき、
クリックするとそのまま商品紹介のページへ遷移購入までの導線がスムーズなため、コンバージョン率が高くなります。

4. ダイナミック広告を利用できる広告媒体

ダイナミック広告は出稿できる媒体が限られますが、ここでは出稿・利用できる広告媒体を紹介します。

ちなみにダイナミック広告の費用はクリック単価制度になっており、単価は数十円程度です。

4-1. Criteo(クリテオ)

Criteoはダイナミック広告の代名詞的存在の媒体です。

Criteoはフランスのパリに本社を置くCriteo社が運営しているリターゲティング広告サービスです。

知名度が高いため、多くのリターゲティング広告媒体の中でもCriteo(クリテオ)広告とサービス名で呼ばれています。

Yahoo!JAPANの広告枠をはじめ、Googleディスプレイネットワークなど世界規模に多数の広告ネットワークと提携して配信しています。

Criteo広告は、
ビッグデータによる独自のアルゴリズムでユーザーの行動を解析、ユーザーに最適な広告を配信させます。

そのCriteoエンジンのアルゴリズムは精度が高く、費用対効果が高いことから、広告出稿先として人気があります。

さらにクリック課金で出稿が可能なため、予算管理や効果予測がしやすいのも特徴です。

しかし最低予算が50万円からとなっているため、トライアル利用の場合でもある程度の予算確保が必要になります。

Criteo広告について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください!

4-2. Facebook/Instagram(フェイスブック/インスタグラム)

Facebook/Instagram(フェイスブック/インスタグラム)ともに、米国のMeta社が運営するSNSプラットフォームです。

特にFacebookは実名登録なため、ターゲティングがより正確にできることで、費用対効果が高い媒体です。

配信先はFacebook、Instagramだけでなく、提携ネットワークへの配信も可能です。

また手動で配信先の設定もできますが、機械学習で最適な場所に配信しているため自動配信もおすすめです。

4-3. LINE Dynamic Ads(ライン・ダイナミック広告)

LINE Dynamic Ads(ライン・ダイナミック広告)とは、国内最大のSNS利用者数8,900万人を超えるユーザーにアプローチすることができる広告媒体です。

また、LINE公式アカウントの友だちやブロック中の友だちへの配信、
デバイスごとに付与される広告ID(広告識別子)を活用した広告配信が可能な点に特徴があります。

※画像引用(出典:LINE Business Guide マーケティングソリューションカンパニー|LINEヤフーfor Business

4-4. Googleショッピング広告

Googleショッピング広告とは、
ユーザーが検索したワードに連動して表示される広告のうちの1つです。

ユーザーの検索に直接連動しているため、ECサイト運営には欠かせない広告媒体ともいえます。

Google検索、ショッピングタブ、Google画像検索の検索結果画面に、テキストと画像による広告が配信されます。

インターネットユーザーなら必ず触れる媒体で、ECサイト運営なら出稿する価値のある媒体です。

Googleショッピング広告について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください!

4-5. GDR(グーグル・ダイナミック・リマーケティング)

GDRはGoogleが提供するリターゲティングサービスで、
200万以上のウェブサイトへ出稿できる影響力が特徴です。

またダイナミック広告はリターゲティングがメインのイメージがありますが、
GDRでは既存顧客向けのリターゲティングだけでなく、Googleの膨大なデータを活用した、新規ユーザー向けの施策もできます。

潜在顧客の開拓や、新規リーチ先獲得を考えている場合におすすめです。

4-6. SmartNews Dynamic Ads(スマートニュース・ダイナミック広告)

SmartNews Dynamic Ads(スマートニュース・ダイナミック広告)は、ニュースアプリとして日本最大のユーザー数を誇るSmartNews内に、
ネイティブ広告と呼ばれる記事に自然に溶け込むスタイルで配信されるダイナミック広告です。

より自然な形でユーザーに届けることができます。

ユーザーの閲覧情報から、それぞれに最適な広告とクリエイティブを配信させることができます。

5. ダイナミック広告の効果と成功事例

ファッション系や生活雑貨系のECサイトでは、同じ商品でも色違いや、似た商品のデザインの違いなどたくさんのバリエーションがあります。

ユーザーごとに最適化されないスタティック広告と比較して、
ダイナミック広告の方がコンバージョンレート(CVR)、クリック単価(CTR)ともに、紹介する成功事例のように効果が高いことが確認されています。

5-1. Meta広告(Facebook):フェリシモ「CV率65%改善」

本社を神戸に置く株式会社フェリシモは1965年に創業し、2002年に分割設立した歴史のある企業です。

自社オリジナル企画商品を中心に、独自の視点でセレクトした国内外の商品やサービスを届ける大手ECサイトを運営しています。

同社では新規顧客の登録・サービス利用向上を目指し、ダイナミック広告利用の前に、まず自社内での購入行動の設定を行いました。

その後他社の類似サービスでの潜在顧客の行動を分析し、
クリエイティブに潜在顧客が興味を持ちそうな画像をカルーセル広告で展開しました。

これをFacebook のダイナミック広告で配信したところ、
これまでリーチできていなかった潜在顧客にアプローチでき、新規購入者数を増やすことに成功しました。

  • コンバージョン率 65%
  • ユーザー獲得単価改善 28%

5-2. Meta広告(Instagram):バードウェル「費用対効果2倍」

このキャンペーンでターゲット層へのリーチは18%増え、広告費用対効果は2倍に上がりました。

この成果を受けて当社では、InstagramとFacebookへのダイナミック広告を、継続的な施策としてマーケティング計画に取り入れることにしました。

Instagram(インスタグラム)では、ダイナミック広告は2016年から利用できるようになっています。

Birdwell Beach Britchesは、米国カリフォルニア州で1961年設立された、通称バードウェルと呼ばれるサーフブランドです。

同社ではInstagramのダイナミック広告を利用し、キャンペーンを行いました。

結果リーチは18%増え、広告費用対効果は2倍に上がりました。

“Facebookでのダイナミック広告キャンペーンをInstagramに拡張するのは本当に簡単でした。このキャンペーンでターゲット層へのリーチは18%増え、広告費用対効果は2倍に上がりました。この成果を受けて当社では、InstagramとFacebookへのダイナミック広告を、継続的な施策としてマーケティング計画に取り入れることにしました。

Birdwell Beach Britches、社長、Geoff Clawson氏“

※引用:ダイナミック広告の効果を最大限に引き出す|Meta

※画像引用(出典:ダイナミック広告の効果を最大限に引き出す|Meta

6.まとめ

いかがでしたか?

ダイナミック広告に関して、特徴から成功事例まで紹介してきました。

ECサイト運営には必須のダイナミック広告から目が離せません!

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この記事を書いた人

大学3年生から内定者インターンを開始し、2020年にインフィニティエージェント新卒3期生として入社。 約5年半の運用者経験を活かし、現在はチーフ職としてマネジメントも行いながら、新規顧客の開拓やメディア編集長に従事。 冷麺が好きで1週間に何度も食べているという偏食な一面も。

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