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【ディスプレイ広告】掲載フォーマットの種類を超解説

更新日:2022年06月07日

【ディスプレイ広告】掲載フォーマットの種類を超解説

※この記事は2022年6月7日に更新されたものです。内容が古い可能性があります。

広告を配信するときにどこに表示するかはとても重要ですよね。

今回は、特に目を引くディスプレイ広告の掲載フォーマットについて紹介していきます。

また、GoogleとYahoo!では若干掲載フォーマットが異なりますのでしっかりおさえておきましょう。

ディスプレイ広告における掲載フォーマットとは?

ディスプレイ広告は、Webサイトやアプリなどの広告の枠に表示される広告のことを指します。

掲載フォーマットとは、ディスプレイ広告を配信する際に選択できる広告の種類です。

Googleディスプレイネットワーク(GDN)、Yahooディスプレイアドネットワーク(YDA)で選択できる掲載フォーマットは様々なものがあります。

ユーザーの視点に立った効果的なプロモーションをするために、それぞれのフォーマットの特徴を理解し広告の配信枠を考えていきましょう。

今回は、ディスプレイ広告における掲載フォーマットをご紹介いたします。

ディスプレイ広告の掲載フォーマット

掲載フォーマットには以下のようなものがあります。

・テキスト広告
・レスポンシブディスプレイ広告
・バナー広告
・カルーセル広告
・動的ディスプレイ広告
・動画広告

それぞれ詳しく解説していきます。

テキスト広告

ディスプレイ広告の枠にテキストのみを表示して配信します。

画像などがないので一見検索広告のように見えますが、ディスプレイ広告の1つで、YDAでもGDNでもバナーが掲載される枠に配信されます。

Yahoo!ニュースなどYahoo!の人気サイトには、テキスト広告専用の枠も用意されていますが、基本的にはテキスト広告もバナー広告の一部ですので、ディスプレイ広告枠に表示される仕組みになっています。

テキスト広告は一見地味に捉えられがちですが、バナーを作成する工数もいらず、バナーよりも詳細なセールスポイントを記載できます。

また、記事の間に出てくるテキスト広告は違和感がなく、広告に見えないので自然な見た目であることも良いポイントです。

レスポンシブディスプレイ広告

レスポンシブディスプレイ広告は、掲載面に併せて広告のサイズやレイアウトを自動的に調整して配信ができる広告です。

広告見出し、長い広告見出し、説明文、画像、ロゴを設定することで、すべてのフォーマットやサイズが網羅できるように自動調整することができます。

各種設定できる本数と文字数は以下の通りです。

・広告見出し:最大5本・全角15文字以内
・長い広告見出し:最大1本・全角45文字以内
・説明文:最大5本・全角45文字以内

すべてのサイズやフォーマットへの配信を網羅できるため、リーチアウトできるユーザーが多く、表示回数・クリック数やクリック率も他のフォーマットと比べて圧倒的に高くなります。

また、広告を自動最適化して配信することができるので、これまで多くの時間を割いていた広告の設定の工数を減らすことができ、広告の運用改善に時間を注ぐことができるようになります。

最近ではレスポンシブディスプレイ広告を導入し機械学習をかけることで成果が上がっている案件もあるので、ぜひ導入をお勧めします。

ただし、バナーごとの成果が見れないため、その部分だけ理解してから実装するようにしましょう。

バナー広告

バナー広告とは、ディスプレイ広告で最も一般的な画像とテキストを組み合わせた広告です。

こちらは画像やテキストのビジュアルによってユーザーの興味関心を惹くことができるので、初めてサービスを見るユーザーにも、目を留めてもらえる可能性が高いです。

バナー広告で使用できるバナーのサイズはいろいろありますが、600×500または300×250、728×90が主流です。

広告の出稿先のユーザー層が合っていること、バナーが目を引くものであることにより、広告の効果をかなり伸ばすことができます。

1つ1つのバナーの成果を見たいときにこのフォーマットで運用することをお勧めします。

カルーセル広告

こちらはGoogleのファインド広告で使用できるフォーマットになります。

カルーセル広告は、画像2枚~10枚、広告見出し、URL、行動を促すフレーズのテキストを組み合わせた広告になります。

カタログのように商品を一気に見せることができたり、紙芝居のように並べてスワイプできるような仕組みにできます。

それぞれに異なるURLや見出しを設定することが可能なので、アパレルなどの商材に向いています。

各種設定できる本数と文字数は以下の通りです。

・広告見出し:半角40文字以内
・説明文:半角90文字以内
・会社名:半角25文字以内
・画像:2~10枚
・行動を促すフレーズ:「今すぐ予約」「お問い合わせ」など12個の行動を促すフレーズ

動的ディスプレイ広告

こちらはYahooの配信メニューになります。

動的ディスプレイ広告(Dynamic Ads for Display:通称DAD)とは、インターネットの行動履歴に基づいて、各ユーザーの興味関心に合わせたクリエイティブを自動生成して配信する広告です。

ユーザーの行動履歴から類似ユーザーを分析し、関連性の高い商品を提案(レコメンド)することも可能です。

商品情報はリスト形式で入稿するため、商品ごとに広告を作成する必要がなく、特に、EC・旅行・不動産・人材といった、とりわけ商品点数が多く、商品ごとのクリエイティブが難しい企業におすすめです。

配信先はYahoo! JAPANのトップページをはじめ、各サービスページ(Yahoo!ニュース、Yahoo!天気・災害、Yahoo!路線情報など)から、提携パートナーサイトまで、多くのユーザーにリーチすることが可能になっています。

動画広告

ディスプレイ広告でも動画広告を配信することができます。

動画広告のメリットは、静止画よりも多くの情報を伝えることができ、ユーザーの印象に残りやすいことです。GDN、YDAそれぞれで見ていきましょう。

GDN

動画コンテンツを掲載できる枠のある提携サイトやYouTubeの関連画面など、Googleが持つ200万以上の場所に配信することが可能です。

GDN動画広告を利用するメリットは、多くのユーザーにリーチができることです。

また、動画広告によってユーザーの目に留まりやすくなり、潜在層にもアプローチすることができます。

課金方法は、インプレッション課金や視聴課金など様々です。

プレースメントやユーザーのターゲティングを適切なものでしっかりと行うことにより、効果を最大化させることができます。

YDA

スマートフォンとタブレットのみ配信が可能です。

Yahoo!提携サイトやYahoo!ニュースフィード等に配信することができます。

1:1と16:9の比率の動画を使用することができ、1:1の動画の方が専有面積が大きく目に留まりやすいです。

インフィード面に配信されますが、視聴型課金で、10秒視聴されると課金される仕組みとなっています。

 まとめ

いかがでしたか?

以上のようにディスプレイ広告の配信フォーマットには色々な種類があります。

配信フォーマットを理解することは、ユーザーの視点に立ち広告がどのように見えているかを理解することに繋がります。

広告の訴求がしっかりしていても、ユーザーに見えやすいように配信ができなければ広告の効果を最大化することはできません。

ターゲットとするユーザーや広告の特性を考えて、効果が高いフォーマットを使用するようにしましょう。

広告運用に関する無料のE-Bookをご用意しておりますので、そちらもぜひご活用いただければ幸いです。

この記事を書いた人

「挑戦できる環境」であることを理由に入社を決意。ハマると集めてしまう収集癖があります。特技は服をたたむこと!元広告運用を行っていた経験を活かしながらIAラボの編集長を務めています。

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