TrueViewアクションキャンペーンが終了することを知っていますか?
Google社より、6月11日時点でアナウンスがありました。
参考:ビデオアクションキャンペーンにアップグレード ー Googleヘルプ
どのような内容かと言いますと、新規キャンペーンを作成できるのは9月30日までで、TrueViewアクションが今後、動画アクションキャンペーンへアップグレード(自動移行)を実施していくと記載されております。
TrueViewアクションキャンペーンが終了することで、YouTube広告はどのようになるのかを詳細に説明していきます。
1. TrueViewアクションキャンペーンが終了する経緯
TrueViewアクションキャンペーンは認知向けの動画広告ではなく、商品の購入やユーザーの会員登録に繋げる事などを目的として動画広告配信を行えるキャンペーンです。
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今までは認知向けと捉えられていた動画広告でありましたが、今はカスタマージャーニーの複雑化からユーザーはどこでも商品の購入や意思決定ができるようになったことによって、どのタイミングでも獲得向けの取り組みが重要となったことが背景としてあります。
動画アクションキャンペーンの方がGoogle社の実績上CV数が多いのもキャンペーン移行の理由の1つです。
TrueViewアクションの機能をベースに、配信面と広告フォーマットに柔軟性をもたせた動画アクションキャンペーンです。
2. 今後の流れ
今後TrueView アクションはどのようになるのでしょうか。
2021年7月31日
TrueViewアクション キャンペーンをコピーして動画アクションキャンペーンのレスポンシブ広告グループとして貼り付けることが可能になります。
2021年9月30日
TrueViewアクション キャンペーンを新規作成することはできなくなります。
ただし、既存のキャンペーンの広告運用は行えます。
2022年前半
全ての TrueView アクションキャンペーンは動画アクションキャンペーンに完全移行します。
全てのGoogleネットワークの新しい広告枠での配信対象になります。
3. アップデートに伴い注意する点
ただし、アップデートでも注意する点はいくつかあります。
弊社としてはいち早く、動画アクションキャンペーンへの移行もしくは広告配信を行うことを推奨します。
TrueView アクションキャンペーンと動画アクションキャンペーンの違いは主に2つあります。
① 配信面の拡大
TrueView アクションキャンペーンではインストリームでしか広告配信できなかったところが、YouTubeホームフィードやYouTube動画再生ページ、Google動画パートナーなどの広告枠に配信されます。
参考:ビデオアクションキャンペーンにアップグレード ー Googleヘルプ
今まで配信できなかった面に広告が出る形になるため新たな獲得の機械が増えるわけですが、広告の配信量が格段に伸びるため予算等の調整に注意しないといけません。
② 広告フォーマットの柔軟性
YouTubeホームフィードにも出るということは、サムネイルもこだわらないといけません。
TrueViewであれば、特段サムネイルにこだわる必要がありませんが、ホームフィード(ディスカバリー広告)にも配信されるため、サムネイルでの訴求が重要となります。
出方が柔軟なゆえに配信させるパターンを事前に把握し、準備することが必要となります。
4. まとめ
いかがでしたか。
動画アクションキャンペーンに切り替わることで、YouTube広告での獲得がさらに期待が高まります。
ただし、インストリームのみではないため、あらかじめ配信量や広告フォーマットなどを理解した上で取り組む必要があります。
新規の獲得に繋がる可能性が広がるため、弊社としては早めの移行を推奨します。弊社では動画広告の運用実績はもちろん、動画制作も行っておりますので気になる方はぜひお問い合わせください。
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