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【まだ知らない?】YouTube TrueViewアクション広告

更新日:2025年10月31日

【まだ知らない?】YouTube TrueViewアクション広告

「最近よくYouTube観ていると動画広告が多い気がする…」
そんな印象をお持ちではないでしょうか。

最近は動画広告が増えてきていて、
多くの広告主さんや代理店が目をつけている配信媒体になってきています。

本記事では、
そのYouTube広告にて代表的な広告フォーマットの1つである、
TrueViewアクション広告について概要から運用のポイントについてお話していきます。

1. TrueViewアクション広告とは?

そもそもYouTube広告のTrueViewってなに?と思われる方も少なくないかと思いますが、
TrueView広告とはYouTubeの動画において
前後や途中で表示される動画広告のことを指しています。

その中でもその広告フォーマットは下記のように4つに分かれています。

  • TrueViewリーチ広告
  • TrueViewインストリーム広告
  • TrueViewディスカバリー広告
  • TrueViewアクション広告

YouTube広告の概要や種類については以下の記事で解説しているので、
是非チェックしてみてください!

2. TrueViewアクション広告の概要について

その広告フォーマットの1つで、
今回取り上げるのがTrueViewアクション広告です。

一言で表すと、
コンバージョン獲得に特化した”ユーザーの行動を促す”YouTubeの動画広告です。

YouTubeの広告や動画広告は、
能動的に検索するユーザーに広告を配信する検索広告と比べると、
獲得に不向きなのではないかとイメージされる方も多いかと思います。

実際、それぞれその目的ごとに推奨する広告フォーマットが定められており、
中でもより購入意向の高いユーザーの獲得を目的とした広告フォーマット
TrueViewアクション広告です。

■ TrueViewアクション広告の特徴

設定できる要素 ・広告見出し(CTA:コールトゥアクション)
・行動を促すフレーズ
・ロゴ
目的 ・ユーザーにクリックやサイト内アクションを促す
・サービスや商品の検討を後押しする
・オンラインでの行動喚起につなげる
表示の仕組み 動画再生中:画面下部にCTAやフレーズが表示
動画再生後:終了画面に「詳細はこちら」などのバナーが表示
(モバイル→5秒間、PC→7秒間)

3. TrueViewアクション広告のメリット

今、このTrueViewアクション広告の数がものすごく増えています。
その出稿が増えている理由として見込み顧客を顧客にする様々な仕組みがあるからです。

  • 購入やサイト訪問する確率の高いユーザーを捕捉
    →コンバージョンに最も近いユーザーに配信
  • アクションを促すためにフォーマットがデザインされており、
    見ただけで終わることがないように仕組みづくりがされている
  • 目標コンバージョン単価(tCPA)という入札戦略であるため、
    投資対効果がわかりやすい

3つ目の入札戦略についてですが、目標コンバージョン単価は通称tCPAと呼ばれ、
決められた予算内でもっともコンバージョンが取れるように自動で動画が配信されます。

Googleの機械学習により、
コンバージョンしやすいと判断されたユーザーに優先的に入札・配信されます。

過去に広告をクリックした人やサイト訪問者、
既存のコンバージョンユーザーの類似ユーザーなどをターゲティングして
最適化が行われる仕組みです。

4. TrueViewアクション広告のターゲティングについて

TrueViewアクション広告について概要を理解したあとは、
広告を配信する対象である誰にというターゲティングの設定が必要になります。

貴社のマーケティング目的に合わせたターゲット設定を確認してみてください。

  • 詳細なデモグラフィック・ユーザー属性
  • 興味関心/意図

また、配信期間に合わせてターゲティングを選択してください。

まず配信開始直後の機械学習期間には
リマーケティング、カスタムインテントからの配信を推奨しています。

その後、機械学習が安定しましたら拡大期間として、
リマーケティング、カスタムインテント、購買意向の強いユーザー、ライフイベント、
カスタムアフィニティの配信をしてみてください。

5. 効果的な動画クリエイティブについて

読者のみなさまが一番気になることが、
「じゃあどんな広告にすれば獲得できるようになるの?」これに尽きると思います。

ポイントは何を配信するのか。クリエイティブの重要性についてお話します。
動画広告を通じて4つのポイントを簡単に説明すると下記にまとめられます。

  • ビジュアル表現(モバイルの最適化)
  • ストーリー構成
  • ターゲットに合わせたメッセージ
  • システムで考える

これらのポイントに注意して動画クリエイティブを作成することで、
目的に合った広告運用が可能です。

6. まとめ

いかがでしたか?

今回は、
YouTube広告の代表的な広告フォーマットの1つであるTrueViewアクション広告について
お話しました。

この他にも、バンパー広告、TrueViewインストリーム広告などフォーマットは様々です。

これらの広告を効果的に活用するためには、
目的にあったフォーマットの選択が必要になってきます。

最適な広告フォーマットを選択した上で、効果検証のPDCAを高速に回すことにより、
デジタル広告の効果を最大化させることができるようになります。

弊社ではYouTube広告のガイドブックを無料で配布していますので、
是非ダウンロードしてみてください!

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この記事を書いた人

大学3年生から内定者インターンを開始し、2020年にインフィニティエージェント新卒3期生として入社。 約5年半の運用者経験を活かし、現在はチーフ職としてマネジメントも行いながら、新規顧客の開拓やメディア編集長に従事。 冷麺が好きで1週間に何度も食べているという偏食な一面も。

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