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【獲れる】LPのURLの決め方

更新日:2022年12月19日

【獲れる】LPのURLの決め方

※この記事は2022年12月19日に更新されたものです。内容が古い可能性があります。

広告に欠かせないLPですが、LPをユーザーにページを閲覧してもらうには、インターネットにつないで表示できるようにしなければなりません。その際、LPのインターネット上の住所となるのがURLです。

URLを定めるにはまずドメイン名を決めるのですが、ドメインを指定する際に気をつけないと商品やサービスの本体サイトに良くも悪くも影響を与えてしまうことがあります。

今回は、LPのURLを決める際に知っておきたい知識をまとめましたので、広告担当者や制作担当者はぜひ参考にしてみてください。

1.LPのURLの決め方は基本的に2種類


LPのURLの決め方をまずは紹介します。

1-1.サブディレクトリに配置

サブディレクトリとは、本体サイト等のドメイン名の後方に「/(スラッシュ)」入れて、任意の名前を追加した下記の例のような形です。

https://本体サイトドメイン名 /任意の名前/

一般的にはWebサイトにおいては、お問い合わせページやサービスページ等の下層ページについてもサブディレクトリに配置されています。弊社コーポレートサイトの例でいうと、このブログが配置されているのもサブディレクトリとなります。

1-2.サブドメインに配置

サブドメインとは、本体サイトのドメイン名の前方に任意の名前と「.(ピリオド)」を追加した下記のような形です。

https://任意の名前.本体サイトドメイン名/

たとえば、Googleは複数のサービスを展開していますが、サブドメインを使用してサービスを出し分けています。Google ドライブはhttps://drive.google.com/、Google カレンダーはhttps://calendar.google.com/となっています。

サブディレクトリとサブドメインは文字列の位置の違いだけではありません。会社という組織で例えるとしたら、会社の各部署となるのがサブディレクトリ。会社の子会社となるのがサブドメインという位置付けになります。

2.サブディレクトリに配置するメリット・デメリット

それでは、サブディレクトリに配置するメリットとデメリットを説明します。

2-1.サブディレクトリに配置するメリット

本体サイトのSEO評価を受け継ぐことができる

本体サイトのページ数や文字数などの評価がLPに反映されるので、LP自体の評価を高めることができ、サブディレクトリに配置した場合に比べ、自然検索でも上位を狙うことが可能です。

解析ツールで管理しやすい

同一ドメインに配置する場合、解析ツールを別で設定する必要がなく初期導入時の工数が削減できるので、サブドメインに配置した場合や別ドメインに配置する場合に比べると管理はしやすいです。

2-2.サブディレクトリに配置するデメリット

本体サイトのSEOの評価を下げることになってしまう場合がある

LPで表示する商品やサービスの内容が本体サイトと重複する場合、重複コンテンツとしてペナルティを受けSEOの評価が下がる可能性があるため、注意が必要です。

本体サイトの設定内容の影響をうけるため、制作がスムーズに行かない場合がある

本体サイトで使用されているWebページを構築する際のCSS(装飾タグ)がLPを制作する際に悪影響を与える可能性があり、まっさらな状態からLPを制作するよりも構築に時間や費用がかかる可能性があります。

3.サブドメインに配置するメリット・デメリット

続いて、サブドメインに配置するメリットとデメリットです。

3-1.サブドメインに配置するメリット

自然検索の際に別のページとして表示される

自然検索の場合、同一サイト内のページが検索結果ページに表示される数に限りがありますが、サブドメインは単独のサイト(ページ)と認識されるため、LPが複数ある場合はサブディレクトリに配置した場合に比べると多数表示されるメリットがあります。

ユーザーに独立したサービスだと判断してもらえる可能性が高まる

サブディレクトリに配置した場合は本体サイトのドメイン名の後方に商品やサービス名がつきますが、サブドメインの場合は本体サイトのドメイン名の前方に商品やサービス名がつくため、ユーザーにとってはサービス名の方が目につきやすく意識されやすくなります。

3-2.サブドメインに配置するデメリット

SEOの評価が分散してしまい、LP単体では自然検索の結果は出づらい

サブディレクトリに配置した場合と違い単独のサイトとして判断されるため、本体サイトでいくら高評価を受けていたとしてもその恩恵を受けることができません。

そのため、自然検索で上位を狙いたい場合は不向きです。

解析ツールで管理しづらい

解析ツールで新たにタグを発行して上で解析設定を行わなければならず、サブディレクトリに配置した場合に比べると運用上の管理はしづらいと言えます。

4.URLの決め方で迷った際は・・・

上記までに紹介してきた通り、サブディレクトリサブドメインでLPの配置先に迷った場合は、自然検索で集客したいか、広告のみで集客したいかを軸に判断をしてみてください。

広告のみで集客していきたい場合は、SEOの評価を気にする必要はあまりないため、サブドメインに配置で良いと思いますが、自然検索でも集客したい場合はサブディレクトリに配置した方が、本体サイトの評価の恩恵を受けられるためサブディレクトリへの配置をオススメします。

5.まとめ

いかがでしたか?

今回は、LPのURLの決め方について紹介しました。広告設定やLPを制作するのに比べ軽視されがちなドメインですが、LPで集客するには重要な項目となりますので、ぜひ念頭に置いてみてください。

また、広告で集客するにはLPの中身も非常に重要ですので、LP制作でお困りの際は弊社までお気軽にご相談ください!

この記事を書いた人

1児の子持ちWEBディレクター。一時はWEB業界から離れるも、やはりITが好きだとわかり入社を決意。得意領域はスピード作業。年の割に体が柔らかいのが自慢です。

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