
本記事では、
広告の配信予算についてお話していきます。
お金にまつわる話なので、リスティング広告の運用を始める方や運用に携わっている方は必読です!
配信費用が固定で決まっている純広告とは異なり、
クリック課金であるリスティング広告では、
ユーザーのクリック数や入札金額によって1日の配信費用が変わります。
つまり、意図してなかった費用を1日で使用してしまうケースも少なくないのです。
そんな恐ろしいことが起きないように適切に設定し、毎日チェックしていくことが重要です。
1. キャンペーンの日予算設定

リスティング広告のアカウント構成として、1日の配信予算を管理するキャンペーンというものがあります。
今回は、
そのキャンペーンにて設定可能な日予算について説明していきます。
アカウント構成について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
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1-1. キャンペーンの日予算とは?
キャンペーンの日予算とは、
キャンペーンごとに利用できる1日の費用のおおよその上限額として設定する金額のことです。
広告費が1日の予算に達すると、停止または抑制されます。
これは、広告主が意図しない過度な広告費の発生を防ぐための仕組みです。
日によっては設定した1日の平均予算の最大2倍まで広告費が発生する可能性があります。
これは、検索トラフィックが多い日や広告の成果が見込める日には、
機会を逃さないように広告の表示を増やすためです。
このため、「1日の予算」は厳密な上限ではなく、
「おおよその上限」または「1日の平均予算」と捉えるのが適切です。
1-2. なぜ設定した予算を超えてしまうのか?
1ヶ月ごとの予算をコントロールしようとすると
単純計算で予算を月の日数で割った金額にすることになります。
GoogleアドワーズとYahoo!プロモーション広告のスポンサードサーチにおいて、
1ヶ月の請求額の上限は1日の予算×1ヶ月の平均日数(30.4日)で算出されます。
しかし、平日と休日など様々な外部的要因によって検索需要が違い、
検索数のボリュームも日によって異なります。
最近ではこの日予算の上限が2倍にまで拡大しています。
1-3. 予算の算出方法について
1日の予算に満たない日、1日の予算を超える日はどちらもあるので、
1ヶ月全体でしっかり調整をする必要があるでしょう。
先程の請求額の上限は
1ヶ月を通して日予算を変更しない場合にのみ適応されます。
月の途中で変更した場合は、
請求額の上限が変更前の期間の広告費(変更後の1日の予算×その月の残り日数)で
算出されることになるので注意しましょう。
2. インプレッションシェア損失率との関わり
続いて、インプレッションシェア損失率との関わりを見ていきましょう。
2-1. インプレッションシェアとは?
インプレッションシェアとは、
本来広告を表示することが可能だった合計回数のうち、
実際に広告が表示された回数が占める割合のことを言います。
計算式にすると次のようになります。
- インプレッションシェア=実際の表示回数÷本来広告を表示可能だった合計回数
2-2. インプレッションシェア損失率とは?
インプレッションシェア損失率とは、
本来表示されるはずだった広告のうち、
1日の上限予算が足りなくなり、配信制限されてしまった割合のことです。
このインプレッションシェアと日予算は大きく関わっています。
競合が多く入札単価が高いキーワードへ出稿した場合にインプレッションシェア損失率は増大してしまいます。
例えば、
予算に余裕がない状態でビッグワードを入稿した場合は、
すぐに1日の上限予算に達する可能性が高くなります。
日予算のほかにも、広告ランクが理由となる場合もあり、
広告ランクについても記事を書いているのでぜひ参考にしてみてください!
3. キャンペーン日予算の設定方法
では、日予算の設定の仕方を見ていきましょう。
Goole広告:管理画面

操作は簡単で、
「キャンペーン」を選び、「鉛筆マーク」を押して編集するだけです。
今回はGoogle広告の管理画面での方法ですが、Yahoo!広告でも同様に設定することが可能です。
4. まとめ
いかがでしたか。
キャンペーン予算についておわかりいただけたでしょうか。
広告のパフォーマンスにも影響が及ぶため
予算による配信制限がかからない(インプレッションシェアの損失が起きない)ように、
なるべく余裕を持った金額を設定することが望ましいです。
そのためにはキャンペーンを必要以上に細かく分けすぎないことが重要です。
また、本記事にある通り、
Google広告とYahoo広告では最大2倍まで予算をオーバーしてしまうこともあるため、注意が必要です。
以上の点を踏まえて、リスティング広告を効果的に運用していきましょう。











