今回の記事は、LINE広告のカスタマーリストのアップ方法についてです。
2020年2月にアップデートされたLINE広告の新機能。ターゲティング方法にメールアドレスアップロード、電話番号アップロードというオーディエンスの追加が可能となりました。
顧客リストをアップロードすれば、リピーター獲得向けに過去に購入歴のあるユーザーに配信を行うことが可能になったり、顧客リストを元に類似ターゲティングを実施することが可能です。
より高い精度で配信できる顧客リストを使用した広告は、ぜひともチャレンジしていただきたいターゲティングとなっておりますので、顧客リストをお持ちの方はアップロードの方法を知っておきましょう!
1.LINE広告で電話番号とメールアドレスのターゲティングが可能に!
LINE広告は2020年2月27日にアップデートされ、ターゲティング方法が増えました。
ウェブトラフフィックオーディエンス、LINE公式アカウントの友だちオーディエンスなどに加え、メールアドレスアップロード、電話番号アップロードが使用できるようになりました。
広告主様が保有している、電話番号・メールアドレスなどを元に、広告の配信対象となる配信ユーザー(リピーターなど)に絞って配信することができますし、逆に自社商品を購入したことのないユーザーに限定して配信したい場合はリストを除外して配信ができます。さらに、既存ユーザーを元に類似オーディエンスの作成をして配信することも可能です。
LINEはサービス利用にあたり、電話番号とメールアドレスの登録が必須であり、さらに国内の月間アクティブユーザー数は8,200万人と、他のSNSに比べて圧倒的に数が多く、精度の高いリストを作成が期待できます!
2.アップロード方法
それでは実際に管理画面から電話番号・メールアドレスのファイルをアップロードしてみましょう。
ファイル形式はCSVおよびTXTのものを用意します。アップロード後はデータがハッシュ化(暗号化)されるため、プライバシーの配慮がなされます。
電話番号・メールアドレスのアップロード方法
① 広告マネージャーをクリックします
② 共有ライブラリにあるオーディエンスを選択します
③オーディエンス作成をクリックするとプルダウンメニューが出ます
この中に電話番号アップロード、メールアドレスアップロードがあるので、アップロードしたい方を選択します。
④選択をすると下記画面が出てきます(今回は電話番号アップロードの画面で説明します。)
・オーディエンス名は任意で記入します。(後から変更も可能です。)
・データタイプではハッシュ化してないデータ、またはハッシュ化されたデータ化にチェックを入れます。
ハッシュ化していないデータ、ハッシュ化したデータについては下記に詳しく書かれておりますので、ご確認ください。
・ファイル(リスト)をアップロードしていただき保存で完了です。
また、5月28日にLINE広告はアップロードで電話番号・メールアドレスのアップロード用のURLを発行できるようになりました。これにより広告主が広告代理店を通すことなく、顧客の電話番号やメールアドレスを直接アップロードできます!
アップロード用のURLを発行・コピーをして開いた画面は下記のものです。
オーディエンス名を入力し、データタイプをいずれかのものにチェックを入れ、ファイルをアップロードします。発行したURLの有効期間は5日間となっていますので、有効期間後にページを利用する場合は、もう一度URLを発行しましょう!
3.まとめ
いかがでしたか?
今回はLINE広告のカスタマーリストのアップ方法について紹介しました。顧客リストをお持ちの広告主様は電話番号、メールアドレスなど顧客リストをアップして、新たなターゲティングで、獲得の精度をあげてみてはいかがでしょうか。
LINE広告は今後も積極的な新機能開発やアップロードが予想されます。引き続きLINE広告のアップデート情報やWEBマーケティングの知識や最新情報を更新していきますので、Twitterのフォロー、Facebookのいいね!をお願いします。
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