
2025年8月4日より、Yahoo!運用型ディスプレイ広告(YDA)にて
「Yahoo!防災速報」アプリへの広告配信が開始されます。
本記事では、
この新しい配信面の概要と広告運用者が押さえておくべきポイントを分かりやすく解説します。
1. アップデート内容
1-1. 「Yahoo!防災速報」アプリへの広告配信
2025年8月4日より、Yahoo!運用型ディスプレイ広告(YDA)にて
「Yahoo!防災速報」アプリへの広告配信がスタートします。
初期段階では、iOS版アプリのトップページが対象となり、
その後Android版や他の掲載面にも順次拡大される予定です。
これにより、
広告掲載の機会が広がり、配信先の選択肢が増えることで、
より多様なユーザーへのアプローチが期待できます。
なお、
リリース日は予定のため変更になる可能性があります。
1-2. 配信対象となる広告タイプ
以下は、
リリース時点での対象広告タイプです。
対象は今後予告なく変更になる可能性があります。
- テキスト広告
- レスポンシブ広告(画像):アスペクト比 1:1
- レスポンシブ広告(画像):アスペクト比 1.91:1
- バナー広告(画像):アスペクト比 32:5
1-3. 注意事項
「Yahoo!防災速報」アプリへの広告配信を希望しない場合は、
プレイスメントターゲティングの設定にて
「emg.yahoo.co.jp」を除外対象として指定する必要があります。
具体的な方法については、
別の記事「Yahoo!ディスプレイ広告(YDA)プレースメント除外の設定方法」で
紹介しているので、そちらをご覧ください。
※参考:LINEヤフー株式会社 【ディスプレイ広告(運用型)】「Yahoo!防災速報」アプリへの広告配信開始のお知らせ 2025年7月15日
2. 「Yahoo!防災速報」アプリとは

LINEヤフー株式会社が提供する「Yahoo!防災速報」アプリは、
地震・豪雨・津波などの災害に関する情報をいち早く知らせてくれる、
日常の備えにも役立つ防災アプリです。
以下のような特長があります。
- さまざまな災害情報をプッシュ通知で通知:
緊急地震速報や豪雨予報などの災害情報をいち早く受け取れるため、
いざというときの初動対応に役立ちます。 - 現在地と国内3地点まで通知設定が可能:
通勤・通学先や旅行先など、複数の場所の災害情報が把握できます。 - 災害種別ごとの避難場所が確認可能:
地震・台風など、災害の種類に応じた避難先の把握にも対応しています。 - 「豪雨予報」は強い雨が降る前に通知:
ゲリラ豪雨などの急な天候変化への備えとして、日常生活でも活用できます。 - 便利な「防災手帳」機能:
避難場所の登録やハザードマップの確認、防災用品の確認などが可能。
災害時だけでなく、平常時の備えとしても利用できる実用的な機能です。
3. まとめ
今回のアップデートにより、
「Yahoo!防災速報」アプリが新たな配信面として加わることで、
Yahoo!ディスプレイ広告(YDA)の広告配信先がさらに拡大しました。
災害情報に関心の高いユーザー層へのアプローチが可能となる一方で、
配信面の特性に配慮した運用設計も重要となります。
広告配信を希望しない場合のプレイスメント除外設定も含め、
本記事の内容を参考にしながら、目的やブランドに適した配信戦略を検討してみてください。
※本記事の内容は、2025年7月時点の情報および当社の見解に基づいています。内容は変更される可能性があり、成果を保証するものではありません。