
Yahoo!広告ディスプレイ広告(運用型)で、
β版としてリリースされていたスマートターゲティングが正式にリリースされました。
正式リリース日は、2024年2月28日(水)です。
本記事では、
β版からアップデートされた内容を中心に解説いたします!
※参考:Yahoo!広告 スマートターゲティング正式リリースについて
1. Yahoo!広告のスマートターゲティングとは
Yahoo!広告のスマートターゲティングとは、
ターゲティングの最適化が自動で行われることです。
そのため、
運用者のターゲティング設定に対する負担の軽減が実現できます。
また、
コンバージョン見込みユーザーであれば、
ターゲティングの範囲外であっても配信されるため機会損失を抑えることもできます。
Yahoo!広告のスマートターゲティングについては、
下記の記事で紹介していますのでこちらもあわせてご確認ください。
2. β版からのアップデート
正式リリースにあたり、
オーディエンスリストターゲティングの除外設定が利用可能になりました。
β版では、
オーディエンスリストターゲティングで除外設定をしても配信対象となる可能性がありました。
しかし、
正式リリースでは除外設定が適用されます。
また、
リーチできるユーザー数は入札戦略として「個別クリック単価」に加え、
最新のYahoo!広告の自動入札戦略(例:コンバージョン数の最大化、ターゲット単価など)
と組み合わせることで、より柔軟に予算や目標に応じて調整できるようになります。
さらに、
キャンペーンエディターでのサポートも開始され、
より効率的な設定と管理が可能になりました。
正式リリースに伴い、
機能面だけでなくスマートターゲティングの核となる性能面でも、
大幅な改善が図られています。
これにより、
あらゆる広告グループで安定した成果が期待できるようになりました。
具体的には、
β版と比べてコンバージョン率の中央値が約280%向上し、
コンバージョン単価の中央値が約64%低減するなど、顕著な改善が報告されています。
3. まとめ
Yahoo!広告でβ版として公開されていたスマートターゲティングが正式にリリースされました。
運用者の負担軽減や機会損失の改善が期待できるスマートターゲティングが、
さらにアップデートされてリリースされますので、
広告運用改善を期待している方も多いのではないでしょうか。
Yahoo!広告のスマートターゲティングについてより詳細に解説している記事がありますので、
こちらもぜひご確認ください。