
2023年8月9日に、
Yahoo!ディスプレイ広告(運用型)に新たな配信先として
「LINE VOOM」が追加されると発表されました。
この追加は、2023年8月21日から開始される予定です。
本記事では、
アップデート内容と、LINE VOOMが加わることで得られるメリットについて解説します。
1. LINE VOOMとは
LINE VOOMは、
LINEアプリ内で利用できるショート動画プラットフォームです。
月間4,900万人以上のユーザーが利用しており、
広告配信を通じて多くのユーザーにリーチできるのが特徴です。
2. LINE VOOMへの配信について

2023年8月21日より、
Yahoo!ディスプレイ広告(運用型)でLINE VOOMへの配信が可能になります。
この配信先の追加は、
Yahoo!とLINEが進める配信枠拡大の取り組みの一環です。
配信枠拡大の詳細については、
以下の記事でも紹介していますので、ぜひご覧ください。
あわせて読みたい
LINE VOOMへの配信に関する規定は下記のとおりです。
広告タイプ |
レスポンジブ(画像)
|
アスペクト比 |
1:1
1.91:1 |
プレイスメントターゲティング | iOSとAndroidで配信するLINEアプリ面の指定可能 |
なお、
配信先としてLINE VOOMのみを指定することはできないため注意が必要です。
3. LINE VOOMが配信先に追加されるメリット
LINEとYahoo!ではユーザー層が異なります。
そのため、
Yahoo!ディスプレイ広告(運用型)にLINE VOOMが加わることで、
配信機会が最大約20%増加すると期待されています。
また、
広告配信にはYahoo!のデータが使われるため、
同じ配信面でも異なる成果が得られる可能性があります。
■ ユーザー層の違い
LINE VOOMは、
特に女性ユーザーの利用が多く、
10代から60代まで幅広い年代層に利用されているのが特徴です。
これにより、他の媒体ではリーチしづらい層にもアプローチできます。
■ クリエイティブの訴求力が高まる
LINE VOOMでは、
画像を大きく表示できるため、視認性が高く、訴求力のあるクリエイティブ展開が可能です。
■ ブロックユーザーにもリーチ可能
LINEでは通常アカウントのブロック機能がありますが、
LINE VOOMでは公式アカウントをブロックしているユーザーにも広告を配信できる点も、
大きなメリットです。
4. まとめ
いかがでしたか。
Yahoo!ディスプレイ広告(運用型)の配信枠に
LINE VOOMが追加されると発表されました。
リーチ数の増加を期待でき、広告効果の向上も期待できます。
Yahoo!とLINEの取り組みに関しては、
今後もアップデートが予定されているため、今後も注目です!