
Meta社は試験的に導入しているMeta認証を、
2023年7月13日より、日本でも公開すると発表しました。
今後段階的に利用可能になります。
本記事では、
Meta認証の特徴や料金、利用方法などを紹介していきます。
1. Meta認証とは

Meta認証とは、
Meta社が提供している認証システムであり、InstagramとFacebookで利用できます。
Meta認証を利用することで下記の特典を利用できます。
- 認証バッジ
- なりすましからのアカウントの保護
- アカウントのサポート
- 登録者限定機能
それぞれの内容を見ていきましょう。
1-1. 認証バッジ
認証バッジは実在する人物が登録していることや、
本物のアカウントであることを証明します。
1-2. なりすましからのアカウントの保護
近年、
なりすましによる問題がオンライン上で目立ってきています。
Meta認証を利用することで、
積極的なモニタリングがアカウントに対して行われるため、
なりすましに対して対策をとることができます。
1-3. アカウントサポート
アカウントに生じている一般的な問題に対して担当者からサポートを受けることができます。
このサポートは日本語での利用が可能です。
1-4. 登録者限定機能
登録者のみが利用できるスタンプが、
Instagram・Facebookのストーリーズやリール内で利用可能です。
2. Meta認証の対象者
Meta認証を利用できるユーザーは、下記の通りとなっています。
- 一定条件を満たした18歳以上のユーザー
- プロフェッショナルプロフィールを利用しているクリエイター
Meta認証は、
将来的には全てのユーザーにとって価値のあるものになることが目指されています。
そのため、
現在はビジネスプロフィールは対象外となっていますが、
今後は対象となる可能性があります。
公人、著名人、有名人、ブランドについては、
既に認証バッジを取得している場合は無料で維持され、モニタリングも継続されます。
また、
既存の無料の認証バッジのリクエストも引き続き利用できます。
3. Meta認証の料金
Meta認証はInstagramやFacebookから申し込むことができますが、
iOS・Androidから申し込む場合とウェブ上で申し込む場合とで、料金が異なります。
それぞれの料金は下記のとおりです。
- iOS・Androidからの申し込み:月額2,000円(税込み)
- ウェブ上からの申し込み:月額1,600円(税込み)
4. Meta認証の利用方法
Meta認証を利用するために必要な手続きは下記のとおりです。
なお、
認証後にユーザー名や生年月日を変更した際には、
再度Meta認証の申し込みが必要となります。
- 身元確認ができる書類を準備
- Meta認証を利用するプロフィールを選択
- 支払い方法を選択
- 本人確認を行う
それぞれ確認していきましょう。
4-1. 身元確認ができる書類を準備
身元確認を行うために、
InstagramやFacebookで登録してあるプロフィール名や、
写真と同じ名前と顔写真が確認できる、
公的機関が発行した書類が必要です。
4-2. Meta認証を利用するプロフィールを選択
InstagramやFacebookの設定にて、アカウントセンターを選択します。
プロフィール名と写真の下に
「Meta認証が利用できます」が表示されますのでタップして設定します。
なお、
Meta認証が利用できない場合は表示されません。
4-3. 支払い方法を選択
支払い方法を選択します。
4-4. 本人確認を行う
準備した身元確認ができる書類を提出します。
5. まとめ
いかがでしたか。
日本でも利用が開始されたMeta認証について解説しました。
近年問題となっているなりすましの対策として大きな効果が期待できそうです。
Meta認証に関しては、今後もアップデートが行われる可能性がありますので、注目です。