気温もだいぶ暖かくなり、コートにいらない季節がやってきましたね!
筆者はお花見のタイミングを逃したため、葉桜を見るたび悲しくなります、、、、
そんなことはさておき、今回も3月の後半にあったアップデート情報をご紹介していきます。
Google広告アップデート情報
最初はGoogle広告のアップデート情報についてです!
ファインド広告の新機能で需要を拡大
Google広告は、ファインド広告に機能拡充を行ったことを3月23日に発表しました。
今回のアップデートで下記の利用が可能になりました。
・魅力的な商品フィード
・商品単位でのレポートとデータドリブンアトリビューションの作成
・コンバージョンリフト測定テスト
それぞれの内容を確認していきましょう。
魅力的な商品フィード
Google広告は、ファインド広告を利用しているすべての方が、商品フィードの利用が可能になったと発表しました。
商品フィードを利用することで、ユーザーの興味・関心をもとに広告を配信できます。Google Merchant Centerに掲載したカタログにライフスタイル画像やテキストを利用することで、より関連性が高い広告の配信が可能です。
Google Merchant Centerとは、Googleが提供するサービスに無料で自社の商材を表示させることができるサービスです。
自社の商品カタログをGoogle Merchant Centerに掲載することで、ユーザーは商材を発見したり購入したりすることが可能になります。
画像引用:ファインド広告の新機能で需要を拡大 – Google 広告 ヘルプ|Google 広告 ヘルプ
ファインド広告のコンバージョン目標が販売促進または見込み顧客の発掘の場合は、商品フィードを追加すると効果が増大します。
商品フィードを追加したことで、同程度のCPAで45%のコンバージョンの増加が達成されたというデータがあります。
商品単位でのレポートとデータドリブンアトリビューションの作成
Googleは3月中に商品単位のレポートをリリースすると発表しました。
商品単位のレポートでは、商品フィードに配信したGoogle Merchant Centerに掲載した商品のパフォーマンスを確認できます。
これにより、広告で配信している幅広い商材のうち、どの商材にユーザーの関心があるのかを把握し、ビジネスの戦略を立てることができます。
画像引用:ファインド広告の新機能で需要を拡大 – Google 広告 ヘルプ|Google 広告 ヘルプ
ファインド広告を利用している方は、第2四半期からデータドリブンアトリビューションを利用することでGoogleエコシステム内のキャンペーンのより正確な効果の測定が可能になります。
データドリブンアトリビューションでは、コンバージョンに最も貢献したキャンペーンを特定することができます。
ユーザーはコンバージョンに至るまでに複数の広告に対してアクションを起こしている可能性がありますが、通常は最後にアクションがあった広告に貢献度が割り当てられます。
しかし、データドリブンアトリビューションではユーザーの広告に対するアクションに基づいて貢献度を割り当てます。
この分析情報と自動入札戦略を組み合わせることで、コンバージョンの増加を期待できます。
データドリブンアトリビューションに切り替えた場合、平均6%のコンバージョン増加があるというデータもあります。
コンバージョンリフト測定テスト
コンバージョンリフト測定テストでは、キャンペーンの効果を測定できます。
コンバージョンの増加はユーザーまたは地域をもとに測定します。
ファインド広告と動画アクションキャンペーンの両方を運用している場合、地域に基づくコンバージョンリフト測定を利用することで、2つを合わせた効果の測定ができます。
利用方法を確認するには、Googleのアカウント担当者まで問い合わせる必要があります。
Googleは今回発表されたアップデートのほか、需要を拡大できる機会をさらに発表する予定です。
Yahoo!広告アップデート情報
次はYahoo!広告のアップデート情報についてです!
【Yahoo!タグマネージャー】Pixel 形式 タグの機能サポート終了に伴う JavaScript 形式タグの自動生成について
Yahoo!広告は、3月16日、Yahoo!タグマネージャーでのPixel形式タグのサポート終了に伴い、タグの情報を引き継いだJavaScript形式タグを自動生成したことを発表しました。
なお、自動生成されたタグのステータスは「無効」になっていますので、ステータスの切り替えを行わなければ影響はありません。Pixel形式タグを利用している方は、今回生成されたタグを利用するなど、JavaScript形式タグへの移行が必要です。
画像引用:【Yahoo!タグマネージャー】Pixel 形式 タグの機能サポート終了に伴う JavaScript 形式タグの自動生成について – Yahoo!広告|Yahoo!広告
Yahoo!広告で、Pixel形式タグを利用しているかを確認するには、Yahoo!タグマネージャーで「サービスタグ」から「タグ定義名」を確認します。
「タグ定義名」に下記の定義名があった場合は移行が必要です。
・サイトリターゲティング(Pixel)
・サイトリターゲティング:カスタムキー(Pixel)
・コンバージョン測定タグ(Pixel)
JavaSript形式タグを利用するには、自動生成されたタグを利用するか、自身でタグを作成する必要があります。
なお、自動生成は、2023年3月8日12時時点でステータスが「有効」になっているPixel形式タグを対象に行われています。
情報は2023年3月8日12時時点のものが引き継がれます。
ステータスが「無効」または「プレビュー」になっている場合は、自動生成されていません。自身で新しくJavaSript形式タグを作成する必要があります。
また、JavaSript形式タグの自動生成後も既存のPixel形式タグは残るとのことです。自動生成されたタグは、下記の通りに表示されます。
画像引用:【Yahoo!タグマネージャー】Pixel 形式 タグの機能サポート終了に伴う JavaScript 形式タグの自動生成について – Yahoo!広告|Yahoo!広告
自動生成されたタグを利用するには、設定内容を確認した上で、自動生成されたタグのステータスを「有効」にし、既存のタグのステータスを「無効」にします。
自身でタグを作成する場合は、従来通りの作成方法で作成します。
作成後は、新しく作成したタグのステータスを「有効」にし、既存のタグのステータスを「無効」にします。
Pixel形式タグからJavaSript形式タグへの移行は、サポートの終了が予定されている2023年の10月頃までに行う必要があります。
Facebook広告アップデート情報
Instagramは下記の2点を3月21日に発表しました。
・リマインダー広告
・検索広告
それぞれの内容を確認していきましょう。
リマインダー広告
リマインダー広告とは、ユーザーの関心を惹くようなイベントや、商材の発売を告知、リマインド、通知することが簡単になる広告フォーマットで、フィードのオプションとして利用可能です。
リマインダー広告を活用することで、予定されているイベントの認知度、期待感の増加を図れます。
ユーザーはイベントの1日前、15分前、そして開始時に通知を受け取るリマインダーを設定できます。
画像引用:Promote Upcoming Launches And Reach More People With New Instagram Ads|Meta
セミナーの広告を回す際に活用することで、セミナーの参加者を増やすことができそうです。
能動的に情報を収集しているユーザーには効果的ですが、新規ユーザーの獲得には工夫が必要になりそうですね。
検索広告
検索広告は、Instagramの検索結果に表示されます。
Instagramで検索を行っており、商材に対して関心を持っているユーザーにリーチすることができます。
ユーザーは検索広告をタップすることでスクロールできるフィード投稿を見ることができます。
この検索広告は、今後数か月以内にグローバル展開される予定です。
LINE広告アップデート情報
次はLINE広告のアップデート情報です。
ギャンブル業種の新規受付が開始に
LINE広告にて、ギャンブル業種の広告出稿が可能になりました。
広告を配信する際は広告アカウントカテゴリ「ギャンブル」にて新規アカウントを作成出来ます。
オフラインアカウントのみの利用ができ、配信キャンペーンやターゲティングに一部制限があるため注意が必要です。
CTRレベルの追加
同一のオーディエンスを対象に競争する他の広告と比較して予測されたCTRの水準がどの程度であったか評価できる指標(CTRレベル)が、管理画面上で確認が可能になりました。CTRのレベルは5段階で表示されます。
予想されたCTRとは?
“予測されたCTR”とは、配信実績に基づいてプラットフォームで予測されたクリック率のことです。CTRレベルはすべてのユーザーに対する評価ではなく、ターゲットユーザーを対象に、競合する広告と比較した指標となります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。各媒体のアップデート情報を紹介していきました。
特にFacebook広告でリマインダー広告と検索広告の新規リリースが大きなアップデートですね!今後どのような実績が出るのかが楽しみです!