Twitterから情報の提供や収集を行うことが当たり前になりつつある昨今では、Twitterアナリティクスを活用して投稿の効果について知ることが大切です。
どのような投稿が効果的なのか分かれば、今後のアカウント運用で役立てられます。
この記事では、Twitterアナリティクスの概要や出来ること、使い方など詳しく解説していきます。
Twitterアナリティクスについて詳しく知ることができるので、内容が気になる方はぜひご一読ください。
1.Twitterアナリティクスとは
Twitterアナリティクスは、Twitter社によって提供されている分析ツールです。
発信した投稿によってユーザーにどのような反響を与えられたのか把握できます。
Twitterのアカウント運用を行っており、具体的な数値を元にして今後の方向性を策定したい方には活用が推奨されます。
2.Twitterアナリティクスで出来ること
Twitterアナリティクスを導入すると、アカウント運用で以下のことができるようになります。
・改善施策の作成
それぞれ確認していきましょう。
2−1.現状の把握と仮説の立案
Twiiterアナリティクスでは、ツイートの閲覧数やプロフィールのアクセス数など、項目ごとに詳しい数値を確認できます。
自社の運用によってどのような成果を得られたのか把握できるため、次にどのような投稿をすれば効果を向上させられるのか、仮説を立案しやすいです。
2−2.改善施策の作成
数値を元に仮説を立てることができれば、次のアクションも決定できます。
伝えやすい文章や話題性の高いトピックなど、一つの投稿でも改善すべきポイントは多くあります。
短い文章や長文の使い分け、画像・動画の挿入など、新しい施策を作成してみましょう。
作成した施策を実行した後は、成功・失敗に関わらず結果を振り返ってまた次のアクションにつなげることが大切です。
3.Twitterアナリティクスの使い方
Twitterアナリティクスで閲覧できる項目は、大まかに以下2つに分かれています。
・ツイートアクティビティで見られるもの
それぞれ確認していきましょう。
3−1.アナリティクス ホームで見られるもの
アナリティクスホームでは「以前の28日間」と「直前の28日間」における成果を閲覧可能です。
指標は以下の5つが存在しており、それぞれの結果が表示されます。
・ツイートインプレッション
・プロフィールへのアクセス
・フォロワー数
・ツイートの概要
3−1−1.ツイート
ツイートでは自身のアカウントで投稿した数が表示されます。
ツイートの数について、直前の28日間とそれより以前の28日間でどれくらい増減したか%で確認可能です。
3−1−2.ツイートインプレッション
ツイートインプレッションは、ユーザーによって投稿が閲覧された回数です。
ツイートの数と同じように、直前の28日間とさらに以前の28日間における数値が表示されます。
3−1−3.プロフィールへのアクセス
プロフィールへのアクセスがどれだけ伸びたかも確認できます。
28日で比較して%が表示されるので、どれだけ自社のアカウントが興味を持たれているのか数値で知ることができます。
3−1−4.フォロワー数
フォローしている人数も数値で確認できるため、数値でアカウントの成長度合いを確かめたい場合は活用しましょう。
他の指標と同様に、28日間における数と、以前の28日間との推移が表示されます。
3−1−5.ツイートの概要
ツイートの概要では、以下の項目を確認可能です。
3−2.ツイートアクティビティで見られるもの
ツイートアクティビティで確認できる項目は以下の通りです。
・トップツイート
・ツイートと返信
・プロモーション
それぞれ解説していきます。
3−2−1.ツイート
ツイートでは、期間を絞ることで時系列ごとの投稿を確認できます。
また、表示されたツイートと一緒に、インプレッション数やエンゲージメント数も表示されるので、直前の投稿がどれだけ反応を得られたのか知りたい場合に有用です。
3−2−2.トップツイート
トップツイートは、28日間において閲覧数が多いツイートを並べ替えられます。
どのような投稿がユーザーに刺さりやすいのか把握可能です。
3−2−3.ツイートと返信
ツイートと返信では、リプライや投稿が順番に並べられ、それぞれの閲覧数・エンゲージメント数などを確認できます。
リプライを多くするアカウントの場合は、どれだけの反響を得られているのか把握することがおすすめです。
3−2−4.プロモーション
広告で活用したツイートについて知りたい場合は、プロモーションを活用しましょう。
インプレッション・エンゲージメント数などが順番に表示されます。
3−3.動画アクティビティで見られるもの
Twitterアナリティクスの「詳細」から「動画」を選択することで、動画のデータを分析できます。
4.Twitterアナリティクスによる分析方法
Twitterアナリティクスによる分析方法としては、以下3つが挙げられます。
・時間帯ごとのインプレッション数を把握
・中間目標の状況を確認
どのような分析を施せるのか解説していきます。
4−1.エンゲージメント率向上の要因を分析
エンゲージメントは、以下のようなユーザーによるアクションを指しています。
・いいね
・返信
・リンクのクリック
・メディアの再生
・プロフィールにアクセス
エンゲージメント率が向上しているということは、質の良い投稿ができている証拠です。
話題に触れた投稿や画像・動画を用いた投稿など、どのようなコンテンツがエンゲージメントに影響しているのか把握し、横展開していきましょう。
4−2.時間帯ごとのインプレッション数を把握
基本的にTwitterでの投稿は、通勤時間やお昼・夕方などにインプレッション数が伸びやすい傾向にあります。
しかし、実際には対象としているユーザーや業界によっても時間帯が細かく変わるため、今一度インプレッション数の高い時間を確かめて投稿を集中させることがおすすめです。
インプレッション数の高い時間を狙うことで、ランダムに投稿を続けるよりもエンゲージメント率が高くなるでしょう。
4−3.中間目標の状況を確認
Twitterを運用する際は、漠然と投稿を続けるのではなく、最終的なゴールを策定しておくことが大切です。
1年でフォロワーを1万人にしたいのであれば、月にどの程度獲得しておけば良いのか、中間目標も設定しておきましょう。
また、中間目標を達成するために必要なエンゲージメント数なども予想を立てておき、Twitterアナリティクスで状況を随時確認しておいてください。
5.まとめ
いかがでしたか?
Twitterアナリティクスは、アカウントの運用を行う際に有用な分析ツールです。
ツイートの閲覧数やプロフィールへ到達した数など把握できるため、今後の施策立案に活用できます。
目標を達成する際は、細かい数値を元にして改善を繰り返すことが大切になるので、Twitterを導入している企業は積極的に触れてみることがおすすめです。