LINE広告において、広告配信や管理画面に関するアップデートが発表されました。
具体的に発表されたアップデートは下記3点です。
・LINE広告管理画面において、広告画像の作成が可能に
・自動ターゲティング(β)が利用可能なキャンペーンの目的、自動入札が追加
今回はこれらのアップデートについて解説していきます。
入札の自動最適化の対象に「標準イベント(購入)」を追加
機械学習による入札の自動最適化の対象に、「購入」のイベントが含まれるようになります。
この機能を活用することで、更なる配信効果を期待できます。
下記2項目のいずれかに当てはまる場合は利用が推奨されています。
・コンバージョンコードを購入地点に設置し、コンバージョン最適化を実施している
設定方法
入札の自動最適化を利用するには、標準イベント(購入)にタグを設置する必要があります。
設定方法は下記のとおりです。
・「標準イベントコード」ページにて、標準イベントタイプ「購入」を選択し、標準イベントコードを取得
自動最適化の設定は「広告グループの作成」画面で行います。
・「広告グループ作成」画面にて、最適化と入札を選択
・入札単価の設定方法にて、「コンバージョン数の最大化を目的に自動で設定」を選択
・最適化の対象「標準イベント」を選択
LINE広告管理画面において、広告画像の作成が可能に
画像引用:https://www.lycbiz.com/jp/news/line-ads/20231206/?page=2
LINE広告管理画面にて、LINE Creative Labを用いた広告クリエイティブの作成が可能になります。
「広告を作成」画面において「画像を作成」をクリックすることで、LINE Creative Labのエディター画面が管理画面に表示されます。
なお、管理画面上のLINE Creative Labが対応している広告フォーマットは画像のみであり、動画や画像(アニメーション)を制作する際には、遷移する必要があります。
LINE Creative Labは、LINE広告に適した広告クリエイティブを制作できる無料のツールです。
豊富なテンプレートが用意されており、実際に効果が高かった広告を参考にしたものもあるため、デザイン経験がなくても制作ができます。
自動ターゲティング(β)を利用できるキャンペーンの目的、自動入札が追加
自動ターゲティングでは、収集されたイベントをもとに、設定したターゲティングの条件からよりイベント実行が見込まれるユーザーを抽出し、自動で最適なオーディエンスを生成します。
自動ターゲティング(β)が下記のキャンペーンの目的、自動入札において利用可能になります。
なお、赤字は新しく利用可能になるものです。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、LINE広告における広告配信や管理画面に関するアップデートを解説しました。
自動最適化や自動ターゲティング(β)の対象が拡大されたり、管理画面の利便性が向上したりと、広告運用のさらなる効率化が図れそうです。