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【2022年9月】アップデート情報まとめNo.1

更新日:2023年05月26日

【2022年9月】アップデート情報まとめNo.1

※この記事は2023年5月26日に更新されたものです。内容が古い可能性があります。

本記事では、9月の前半にあった媒体ごとのアップデートをご紹介します。

どの媒体から出たアップデート情報も見逃せないものになっているので、是非チェックしてみてください!

1.Yahoo!広告アップデート

まずはYahoo!広告のアップデート情報をご紹介します。

1-1.検索広告で広告表示オプションの配信優先度の変更

キャンペーンと広告グループの両方に関連付けた、広告表示オプションの配信の仕様が変更されます。対象の広告表示オプションは下記です。

  • クイックリンクオプション
  • テキスト補足オプション
  • カテゴリ補足オプション

変更後の仕様は下記になります。
キャンペーンに関連づける広告表示オプションは、キャンペーン配下のどの広告グループで配信されても問題無いか確認が必要になります。
また、電話表示オプションの配信優先度に変更はないため、広告グループに関連付けした電話番号オプションを優先して配信を行います。

1-2.検索広告の提供終了機能と追加機能について

2022年9月28日以降、Yahoo!広告にて拡大テキスト広告の新規入稿が終了となります。
実施日以降は拡大テキスト広告の審査の申請が不可となるため、今後はレスポンシブ検索広告を作成し申請を行ってください。それに伴い、アドカスタマイザーのデータ挿入リストの提供も終了となります。

終了日以前に入稿した拡大テキスト広告は引き続き配信はされ、データとして落とすことや配信のオン/オフ設定は可能となります。

1-3.動的検索連動型広告で新形式のページフィードが開始に

Yahoo!検索広告の動的検索連動広告において、新形式のページフィードが開始となります。新しいページフィードでは、これまでよりも入稿可能なデータ上限数が拡大されます。

変更要項は下記です。
画像引用:動的検索連動型広告 ページフィードの新形式リリースについて|Yahoo!広告公式

1-4.ディスプレイ広告でリンク先URLの提供終了

2022年の10月31日に、リンク先URL形式の提供が終了になります。
目的としては、最終リンク先URLから表示URLが自動生成されることにより、ユーザーが想定していなかったサイトに誘導されることを防止するためです。

Yahoo!社側でURLの入稿形式をリンク先URL形式から最終リンク先URL形式へ強制変換しているものの、何らかの原因で変換できていない広告も存在しているとのことです。
変換できていない広告も2022年9月27日地点現在では配信可能となっていますが、2022年11月以降は順次配信が停止となります。

自身でリンク先URL形式の広告があるかを確認し、移行されているか確認が必要となります。

2.Facebook広告アップデート

次にFacebook広告のアップデート情報をご紹介します!

2-1.広告の配信向上に向けた結果の単価目標入札戦略のアップデート

Facebook広告にて、「結果の目標単価」の入札にて、安定な消化金額が見込めるようになります。
「結果の目標単価」の入札では、指定した値に近い獲得単価を維持しながら、安定した広告配信とより多くのコンバージョンを実現するためのものです。

想定目標に近い状態でより多くの配信を目指すのであれば、結果の目標単価の入札を検討することをお勧めします。

3.LINE広告アップデート

3番目は、LINE広告のアップデート情報です!

3-1.レポートのダウンロード機能についてのアップデート

画面に表示している項目(表示項目で選択した項目など)でレポートのダウンロードをすることができるようになりました。今までは「レポートのパフォーマンス」からデータをダウンロードしていましたが、管理画面からのダウンロードができるようになり、データを落とす際の工数が軽減されました。

3-2.「キャンペーン予算の最適化」デフォルト設定に変更

新規キャンペーンの作成時に「キャンペーン予算の最適化」がデフォルトでオンになりました。デフォルトの変更に伴い、キャンペーン予算の最適化設定の「最適化しない」「最適化する」の表示位置が入れ替わります。

3-3..LINE広告でAPIの申請受付が開始

LINE広告にて、API権限の申請の受付を開始しました。下記2つの権限が存在します。

  • Ad Tech API:広告作成やレポートの取得などが可能となるダッシュボードAPI
  • Data Provider API:オーディエンスの作成を目的としたAPI 

権限が付与されたグループ配下の広告アカウントにおいては、APIの利用が可能となります。以下のURより申請が可能です。
お問い合わせ・権限申請|LINE広告公式

APIの利用には審査があり、審査の結果権限付与が不可となった場合は審査基準を非開示となります。また、権限の付与には最大約10営業日ほど要する可能性があるため、余裕を持った申請が必要になります。

4.TikTok広告のアップデート

最後にTikTok広告のアップデートについてです!

4-1.おすすめフィードへのオーガニック配信制限が解除に

Reach&Frequency SparkAds配信にて、おすすめフィードへのオーガニック配信制限が解除になりました。以前までの配信では、オーガニックトラフィック(該当動画のおススメフィードへの露出)は制限されていました。

今回の制限解除により、広告配信中でもクリエイター動画のオーガニック拡散を制限することがなくなったため、更に配信の幅が広がりました。

4-2.CPV課金の6sエンゲージドビデオビューがリリース

ブランドオークションCPVの新しい入札方式エンゲージドビデオビューが利用開始になりました。「ユーザーが動画を6秒視聴」または「エンゲージメント」したタイミングでの課金となります。

5.まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はYahoo!広告とFacebook広告、LINE広告、TikTok広告のアップデート情報をご紹介していきました。
特にYahoo!広告ではGoogle広告と同じようにテキスト広告の使用ができなくなるため、レスポンシブ検索広告で戦っていくことが必要になりそうです!

9月後半のアップデート情報もアップする予定ですので、お見逃しのないようにしてください!

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この記事を書いた人

「挑戦できる環境」であることを理由に入社を決意。ハマると集めてしまう収集癖があります。特技は服をたたむこと!元広告運用を行っていた経験を活かしながらIAラボの編集長を務めています。

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