案件詳細
商材 |
不動産投資サービス |
業界 |
不動産業界 |
KPI |
会員登録・メルマガ登録 |
ソリューション |
CPA低減 |
テーマ |
広告運用 |
広告媒体 |
Google |
ターゲット |
30代〜50代男性 |
課題
該当クライアント様では、Google検索広告を中心とした運用において、目標コンバージョン単価(tCPA)を抑制する設定では配信量が不足し、tCPAを緩めると単価が高騰するという、ジレンマを抱えていました。
広告費を最大限活用できる運用設計が求められる中、配信量とCPAのバランスに課題がありました。
実施施策
GA4連携によるGACVの合算
Google広告上での媒体CVに加え、GA4で計測していた会員登録イベント(GACV)をコンバージョンアクションに合算。
これにより、学習対象となるCV数が増加し、既存入札における学習データの量が大幅に強化されました。
CV数が増加したことで学習が正しく進むようになり、同じtCPA設定のままでも配信ボリュームが確保できる状態に変化。
結果的に、CPAも自然と下がり、費用対効果が大幅に改善されました。
検証結果
CPA 2.2万円 → 1.4万円に改善、獲得効率157%向上
施策により、同じ予算での会員登録獲得数は約1.57倍に増加。つまり、CPAの低減がそのまま獲得効率の大幅向上につながりました。
合算CVによりアルゴリズムが十分なデータを学習できるようになったことで、限られた配信量でも最適化が正しく機能し、設定したtCPAの範囲内で効率的に成果を出すことができました。
ターゲット精度と配信量の両立
合算CVによる学習強化の結果、ターゲットである30-50代男性の中でも登録確度の高い層に配信が集中。無駄な配信を抑え、安定的な獲得体制が構築されました。
数値改善だけでなく、GA4のデータを活用することでアルゴリズムが「より正確に成果につながるユーザー像」を学習できたことが要因で、結果的にCPA改善と配信安定化を両立する結果に繋がったと考えられます。
サマリー
本事例では、媒体CVとGA4による会員登録データを統合し、学習の質と量を同時に強化することで、CPAを2.2万円から1.4万円へと改善し、獲得効率は157%向上。
単価を抑えつつ配信量を維持・拡大できた好例となりました。
不動産投資のような高関与型商材においても、正確なCV設定と学習設計により、安定的かつ効果的な広告運用が可能であることを示しています。
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株式会社インフィニティエージェント
デジタルマーケティング事業部 責任者 久保田 達也
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