案件詳細
| テーマ |
広告運用 |
| 媒体・メニュー |
P-MAX |
| ソリューション |
他媒体やツール連携と活用 |
| 業界 |
不動産業界 |
| 商材 |
住宅展示場 |
| KPI |
来場予約 |
課題
当該クライアントでは、Google広告のP-MAXにおいて他メニューと比較をしても配信比率が高く、それに伴いCV(獲得)も牽引することができていました。
しかし、月によって成果が安定せず、全体のCPA(獲得単価)としても不安定な状況であり、P-MAXにおいては、獲得効果の安定化が課題となっておりました。
実施施策
▼P-MAXのシグナルにGA4のリストを設定
P-MAXのシグナルにGA4のリストを設定したアセットグループを複製し、従来のアセットグループと並走する形で配信を行いました。
具体的には、GA4にて計測したCVデータをリスト化し、Google広告のみならず、GA4全体でCV(獲得)に繋がったユーザーをリストとして設定いたしました。
この施策により、P-MAXの機械学習において、より多くのCVデータ(獲得)をもとにした広告配信が可能となりました。
検証結果
今回の施策実施により、従来の広告アセットグループと比較して、CVR(獲得率)を約173%改善し、CPA(獲得単価)を約45%低減させるという顕著な成果を実現しました。

この成果は、GA4(Google Analytics 4)のCVデータを深く活用したことによるものです。
質の高いデータを提供した結果、広告プラットフォームの機械学習モデルが、CV(獲得)に繋がりやすいユーザー層を正確に特定できるようになりました。この精度の高いターゲティングと配信の最適化が進んだ結果、CVR(獲得率)が大幅に向上し、それに伴いCPA(獲得単価)の大幅な低減が実現したと考えられます。
サマリー
本事例では、Google広告にてP-MAXのシグナルにGA4のリストを活用することで成果改善に繋げることができました。
この施策を実装することで、CVR(獲得率)約173%改善、CPA(獲得単価)約45%低減という成果を実現しました。
当該クライアントでは実際の「顧客リスト」を活用することがプライバシーの観点から難しい状況でしたが、今回GA4のリストを活用することでよりCV(獲得)に繋がりやすいユーザーへの配信を強化することができたため、自動化メニューであり、運用調整が難しいとされるP-MAXにおいて、好事例となりました。
この手法は、P-MAXを活用する他の広告アカウントにおいても、広く応用可能な運用事例であるといえます。
Web広告の運用に関するご質問やご不明な点がありましたら、お気軽にご相談ください。