案件詳細
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広告運用 |
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P-MAX |
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アカウント構造改善 |
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金融業界 |
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ローン |
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サービス申し込み |
課題
当該クライアントはすでにGoogle広告を運用していましたが、検索広告やディスプレイ広告だけではターゲットユーザーへのリーチに限界を感じ、CV数(獲得件数)の伸び悩みに直面していました。CVR(獲得率)を維持しつつ、新たなユーザー層を開拓し、CV数(獲得件数)をさらに増やすことが課題でした。
実施施策
▼P-MAXの導入とオーディエンスシグナルを活用した多角的なアプローチ
課題を解決するため、Googleのあらゆるチャネル(検索、YouTube、ディスプレイなど)にまたがって最適な広告配信を自動で行うP-MAXの導入を提案しました。AIの学習を加速させ、より精度の高いユーザーにリーチするために、以下のオーディエンスシグナルをそれぞれ別のキャンペーンとして設定しました。
・CVリストキャンペーン:過去にCV(獲得)につながったユーザーのリスト
・LP訪問者リストキャンペーン: ランディングページを訪問したユーザーのリスト
・フォーム訪問者リストキャンペーン: フォームページを訪問したユーザーのリスト
検証結果
P-MAX導入後の成果は、CPA(獲得単価)をほぼ維持したまま、CV数(獲得件数)を約26 %増加させることができました。

特に、オーディエンスシグナルごとの成果では、興味深い傾向が見られました。
・CVリストキャンペーン
→過去にコンバージョンしたユーザーに類似する層へリーチするため、最も効率的なCPAで獲得することができました。
・LP訪問者リストキャンペーン
→潜在層へのリーチを拡大し、CV数(獲得件数)を大きく伸ばすことに貢献しました。
・フォーム訪問者リストキャンペーン
→購入意欲の高いユーザーをターゲットにできたため、CVRが高く、安定した獲得に繋がりました。
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実施前
(検索・ディスプレイ広告) |
実施後
(P‐MAX) |
| 予算 |
350万円 |
700万円 |
| CV数(獲得件数) |
380〜400件 |
730〜750件 |
| CPA(獲得単価) |
9,000〜9,500円 |
9,500〜9,800円 |
サマリー
今回の成功の鍵は、P-MAXの自動化された配信に、質の高いオーディエンスシグナルを的確に与えたことにあります。従来の検索広告では拾いきれないYouTubeやGmailなどのチャネルで積極的に情報収集を行うユーザーにリーチできたことが、CV数(獲得件数)増加の大きな要因となりました。また、オーディエンスシグナルを細かく分けることでAIの学習が加速し、CV数(獲得数)の壁を突破することができました。P-MAXはただの自動化ツールではなく、適切な設定と組み合わせることで、CVR(獲得率)を維持したままCV数(獲得数)を加速させる強力なソリューションとなり得ることを示しています。
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