まず初めに、匂坂さんの業務内容を教えてください。
A.現在はリフォームテック事業部の部長と社長室の室長を兼任しており、リフォームテック事業部では「リフォーム業界のDX化」を掲げ、業界の販売方法を変えるべく、事業戦略から具体的な商品設計や仕組みづくりなどを行っています。
また、社長室 室長としては全社の事業を横ぐしで見ており、スポットで入り込んだり、代表からの特命業務を行っています。
匂坂さんがインフィニティエージェントへ入社を決めた理由を教えてください。
A.大学2年生までは普通の大学生で、3年生になった頃から「今後社会に出るにあたって、何かしないといけない」と思うようになりました。そこから行動が180度変わり、将来を考える中で「どうせ働くならベンチャー企業かつ学生のうちから働ける会社がいいな」という思いで就職活動をしていましたが、それでも条件に当てはまる企業は多かったですね。
最後の決め手は社長です。今では考えられないですが、社長が会社説明をマンツーマンで行ってくれて、今後会社をどうしていきたいのかを聞いた時に心が動きました。そしてここで最高の経験ができると信じ、当時設立2年目・従業員数7人のインフィニティエージェントに入社、大学3年生の2月から内定者インターンを開始しました。
内定者インターンではどのようなことを行いましたか?
A.インフィニティエージェントの内定者インターンでは、良い意味でも悪い意味でも社員と同じように働きます。コンサルタントとして入社したので、新規開拓の営業を中心にご契約いただいた企業の営業担当も同時に行っていました。当時は大学生でしたが、お客様からしたらそんなことは関係なく、私たちはプロとして仕事を受けているので、それに応えようと必死でした。もちろん代表の岡田や取締役の久保田からさまざまなことを教えてもらいながらでしたが、前例のないことばかりだったと思います。インターン生ながら責任のある業務を任せていただくため、もちろん大変な毎日でしたが、それを覚悟して入ったのでギャップや不安は全くなかったです。その頃の経験が今に活きていると思います。
さまざまな経験をしましたが、大学を卒業して正式に入社を直前に控えた頃に行われた提案で経験した過去1番大きな挫折は今でもよく覚えています。その提案は私がアポイントを取り、初回の商談を行い、最終的にその企業の部長も含めた提案で代理店を決めるコンペでした。上司2人が同席しながらもメインで話すのは私の予定でしたが…いざ始まると緊張のあまり頭が真っ白になり、何も話せなくなりました。開始1分で上司に交代です。その提案のことはほとんど覚えてないですね(笑)幸か不幸か、その提案で当社に決まり、社内で称えられましたが全く嬉しくなかったです。
人と話すことが好きだったので「営業なんて余裕だろう」とインターン開始当初から自信過剰でしたが、この経験から自分の実力の無さを受け入れ、それ以降初めて仕事における本当の努力をしました。全く読んでこなかった本を読むようになったのもその頃からです。今振り返ると、このような経験を社会人になってからではなく、インターン生としてできたことは非常に大きかったです。
入社と同時に社会人2年目のようにスタートするので、成長したいと思う方は内定者インターンへの参加は必須だと思います。同世代と圧倒的な差がつきますし、その差を後から埋めるのは非常に大変だと思います。
会社の成長を実際に目の当たりにしてきた中で、今後どのような会社にしていきたいと
お考えですか?
A.理念である「セールスとデジタルを駆使し無限の可能性を引き起こす」を中心に、我々の強みであるセールスとデジタルマーケティングのノウハウを活用してさまざまな企業や人の無限の可能性を引き起す代理人であり続けたいと思います。
時代によって求められるサービスは変わると思っています。現在の主力サービスであるデジタルマーケティング事業が10年後、20年後伸び続けるかどうかはわかりません。そんな時代の変化が早い中で、常に新しい事業や求められる事業(現在はフィンテック事業とリフォームテック事業を展開中)に挑戦し続け、世の中に求められる企業として挑戦と変化をしていきたいと思います。