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【最新版】Yahoo!ディスプレイ広告(YDA)で使える絵文字一覧と注意点

更新日:2025年06月23日

【最新版】Yahoo!ディスプレイ広告(YDA)で使える絵文字一覧と注意点

2025年1月28日より、
Yahoo!ディスプレイ広告(YDA)で広告文での絵文字使用が正式に解禁されました。

これまでテキスト部分は文字と記号のみで構成されていた広告クリエイティブに、
視覚的なアクセントとして絵文字を活用できるようになりました。

本記事では、
YDAで使用可能な絵文字の全種類から具体的な活用メリット、運用時の注意点まで、
実務に役立つ情報を包括的にお伝えします。

1. YDAのタイトルで絵文字が使えるように

2025年1月28日より、
Yahoo!ディスプレイ広告(YDA)において
広告のタイトルに絵文字が使えるようになりました。

これまで文字や記号のみで構成されていた広告文に、
ついに絵文字の使用が可能となったのです。

このアップデートは、
YDAにおける広告表現の幅を拡充するために実装されました。

絵文字の導入により、
従来のテキストベースでは表現しきれなかった感情やニュアンスを視覚的に伝えることができ、
広告効果の向上が期待されます。

※参考:LINEヤフー株式会社 【ディスプレイ広告】絵文字の入稿対応と利用可能な記号の追加等について 2025年1月29日

2. YDAで絵文字を使うメリット

絵文字を広告文に活用することで得られるメリットは多数考えられます。

  • 視認性の向上
  • 感情的な訴求力の強化
  • クリック率の向上
  • 文字数の節約効果

視認性の向上

テキストのみの広告文と比較して、
絵文字が含まれた広告は視覚的に訴求できるので、ユーザーの注意を引きつけやすくなります。

感情的な訴求力の強化

例えば、
「😄」や「❤️」などの感情を表現する絵文字を適切に使用することで、
ブランドの親しみやすさや商品・サービスに対する好感度を高められる可能性があります。

特にB2C向けの商品やサービスにおいては、
ユーザーとの感情的なつながりを築く上で有効な手段の一つとなります。

クリック率の向上

クリック率(CTR)の改善効果も期待できます。

絵文字によって広告文が差別化されることで、
競合他社の広告との区別が明確になり、ユーザーのクリック行動を促進します。

また、
視覚的にアピールできるので、
前述した”視認性の向上”によりクリック率が上がる可能性があると言えます。

文字数の節約効果

「🏠」や「☔️」など、絵文字には意味を持つものが多くあります。

そのため絵文字によっては、
絵文字一つで複数の言葉で表現していた内容を簡潔に伝えることができ、
限られた文字数の中でより多くの情報を盛り込むことが可能になると考えられます。

3. YDAで使える絵文字一覧

現在、YDAで使用可能な絵文字は118種類あります。

絵文字 ユニコード 絵文字 ユニコード
🏆 U+1F3C6 💓 U+1F493
U+2728 💗 U+1F497
🎁 U+1F381 💛 U+1F49B
🎉 U+1F389 💞 U+1F49E
🎊 U+1F38A 💙 U+1F499
🎄 U+1F384 ❣️ U+2763
U+FE0F
🎍 U+1F38D 💟 U+1F49F
🎀 U+1F380 💝 U+1F49D
🌸 U+1F338 💜 U+1F49C
💐 U+1F490 💚 U+1F49A
🌷 U+1F337 🧡 U+1F9E1
🌻 U+1F33B 🖤 U+1F5A4
🍁 U+1F341 ➡️ U+27A1
U+FE0F
🍀 U+1F340 ⬆️ U+2B06
U+FE0F
🌿 U+1F33F ⬇️ U+2B07
U+FE0F
🌱 U+1F331 ⬅️ U+2B05
U+FE0F
☘️ U+2618
U+FE0F
▶️ U+25B6
U+FE0F
🍃 U+1F343 ◀️ U+25C0
U+FE0F
💎 U+1F48E 🔺 U+1F53A
👑 U+1F451 🔻 U+1F53B
🛒 U+1F6D2 U+2705
💡 U+1F4A1 ✔️ U+2714
U+FE0F
💰 U+1F4B0 U+274C
📣 U+1F4E3 ☑️ U+2611
U+FE0F
📢 U+1F4E2 U+2B55
🔔 U+1F514 U+2757
💪 U+1F4AA ‼️ U+203C
U+FE0F
👀 U+1F440 U+2753
👍 U+1F44D ⁉️ U+2049
U+FE0F
👊 U+1F44A ⚠️ U+26A0
U+FE0F
👌 U+1F44C 🚫 U+1F6AB
✌️ U+270C
U+FE0F
🏠 U+1F3E0
👉 U+1F449 🏡 U+1F3E1
👆 U+1F446 🔥 U+1F525
☝️ U+261D
U+FE0F
⚡️ U+26A1
U+FE0F
👇 U+1F447 🌟 U+1F31F
👈 U+1F448 🌈 U+1F308
👏 U+1F44F ⭐️ U+2B50
U+FE0F
🙌 U+1F64C ❄️ U+2744
U+FE0F
🙏 U+1F64F 🌞 U+1F31E
👩 U+1F469 ☀️ U+2600
U+FE0F
👨 U+1F468 🌊 U+1F30A
💃 U+1F483 💧 U+1F4A7
💦 U+1F4A6 U+26C4
💯 U+1F4AF ☔️ U+2614
U+FE0F
💨 U+1F4A8 ☁️ U+2601
U+FE0F
💫 U+1F4AB U+23F0
💬 U+1F4AC 🚗 U+1F697
🤩 U+1F929 🚨 U+1F6A8
😍 U+1F60D 🎈 U+1F388
😳 U+1F633 📌 U+1F4CC
😭 U+1F62D 📍 U+1F4CD
😢 U+1F622 🌹 U+1F339
😂 U+1F602 🌺 U+1F33A
🤣 U+1F923 💥 U+1F4A5
😄 U+1F604 💋 U+1F48B
💖 U+1F496 💢 U+1F4A2
❤️ U+2764
U+FE0F
🔴 U+1F534
💕 U+1F495 🔵 U+1F535

※参考:LINEヤフー株式会社 【ディスプレイ広告】広告に使用可能な絵文字の拡大について 2025年4月23日

4. YDAで絵文字を使う際の注意点

絵文字の使用にあたっては、いくつか注意点を理解しておく必要があります。

4-1. 絵文字の入稿ルール

Yahoo!ディスプレイ広告における絵文字の入稿にはルールが設定されています。

まず、
使用可能な絵文字は指定された118種類に限定されており、
それ以外の絵文字は使用できません。

入稿前に必ず公式の絵文字一覧を確認し、
対象外の絵文字を使用していないかチェックしましょう。

また、絵文字を使用する際は、
広告タイトルや動的ディスプレイ広告の商品名において、
絵文字の使用は最大2回までと制限されいますので、この点も注意が必要です。

※参考:LINEヤフー株式会社 文字、記号を使用する際のルール 2025年6月閲覧

4-2. ブランドイメージの考慮

絵文字を選ぶ際には、
ブランドイメージとの整合性を考慮する必要があります。

高級ブランドやB2B向けの商材など、
フォーマルなイメージを重視する業界では、
カジュアルすぎる絵文字の使用は適さない場合があります。

一方、
エンターテイメントやB2C向けの商品・サービスでは、
親しみやすい絵文字が効果的に機能する可能性が高いと考えられます。

ターゲットユーザーの属性も重要な判断要素です。

年齢層、性別、職業などによって絵文字に対する受け取り方は異なります。

中高年層をターゲットとした広告では控えめな使用に留め、
若年層向けの広告では積極的に活用するなど、メリハリのある使い分けを検討しましょう。

また、
文化的・社会的配慮も欠かせません。

絵文字の中には特定の文化や宗教的な意味を持つものがあり得るため、
不適切な使用は炎上リスクを招く可能性があります。
国際的なブランドや多様な顧客層を持つ企業では、特に慎重な選択が必要です。

4-3. 環境によっては正しく表示されない場合も

使用するデバイスやOSのバージョンなどの掲載面の環境によっては、
絵文字の表示(デザイン)が異なったり、正しく表示されない可能性があります。

主要な配信面での表示確認を事前に行い、問題がないことを確認しましょう

またはA/Bテストを行い、
絵文字を使用した広告文と従来のテキストのみの広告文の効果を比較するのも良いでしょう。

クリック率やコンバージョン率など、
指標の変化を定量的に測定することで、実際の効果を把握できます。

もし絵文字を使用した広告文で数値が悪化している場合、
絵文字との相性が合わない、または絵文字が正しく表示されていない可能性も
要因の一つとして考えられます。

また、
業界や商品特性によって効果は異なるため、実際のデータに基づいた判断が重要です。

※参考:LINEヤフー株式会社 【ディスプレイ広告】絵文字の入稿対応と利用可能な記号の追加等について 2025年1月29日

5. まとめ

Yahoo!ディスプレイ広告において、
絵文字が使えるようになったことで広告表現の幅が広がりました。

適切に活用すれば、
広告の視認性向上、感情的訴求力の強化、クリック率の改善など、様々な効果が期待できます。

ただし、
ブランドイメージとの整合性や環境による表示の変化など、
注意するべき点を考慮しながら活用することが重要です。

まずは小規模なテスト配信から始め、
効果を測定しながら段階的に活用範囲を拡大していくことで、
リスクを抑えることができます。

商品やサービスに適した絵文字を活用し、広告効果の拡大を目指しましょう。

この記事を書いた人

大学3年生から内定者インターンを開始し、2020年にインフィニティエージェント新卒3期生として入社。 約5年半の運用者経験を活かし、現在はチーフ職としてマネジメントも行いながら、新規顧客の開拓やメディア編集長に従事。 冷麺が好きで1週間に何度も食べているという偏食な一面も。

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