Microsoft広告は7月26日に、Performance Max(以下、PMAX)を新たなキャンペーンタイプとして発表しました。
今回は、Microsoft広告のPMAXの概要や注意点などを紹介していきます。
Microsoft広告のPMAXとは
PMAXでは、Microsoft広告の配信枠に広告を配信する際に、Microsoft AIによる広告配信の自動化が行われます。
具体的には市場で最も効果的な広告の組み合わせを特定できるまで、リアルタイムで最適なクリエイティブアセットと最適なターゲティングを組み合わせます。
これにより、インターネット全体で顧客をより多く発見し、コンバージョンに繋げることができます。
そのため、PMAXを利用することで、様々な配信面でリッチ広告を配信するとともに最適なユーザーに訴求でき、また広告配信の効率化を図ることができます。
参考記事:Introducing Microsoft Advertising’s Performance Max|Microsoft
PMAXのご利用手順
PMAXは広告主が戦略の選択、クリエイティブの入稿、目標の明確化を行うことで、Microsoft AIを活用して広告の自動化を行います。
一つ目のキャンペーンを設定する際の手順は下記のとおりです。
・予算と入札戦略の選択
・最終ページのURLを拡張
・アセットを追加
・オーディエンスシグナルを追加
それぞれの内容を確認していきましょう。
コンバージョントラッキング
UETもしくはオフライントラッキングの追跡を設定したのち、ビジネスの最重要目標を設定し、コンバージョンの最適な数値を設定します。
予算と入札戦略の選択
1日の予算と入札戦略を設定します。
入札戦略に関しては、下記の2つが利用可能です。
・コンバージョン数の最大化
最終ページのURLを拡張
最終ページのURLを拡張することで、ユーザーの検索クエリと検索の意図から、関連性の高いランディングページを選出することができます。
また、そのランディングページの内容に即したアセットが生成され、広告文に表示されます。
アセットを追加
アセットを追加します。
追加できるアセットの条件は下記の通りです。
オーディエンスシグナルを追加
多くの情報をPMAXに入力することで、キャンペーンの効果の見通しを立てやすくなります。
オーディエンスシグナルを追加すると、予測ターゲティングが利用でき、コンバージョン増加を期待できます。
PMAXキャンペーンのご利用要件
PMAXの利用には要件を満たしている必要があります。
まず、ユニバーサルイベントトラッキングタグ(UETタグ)とオフラインコンバージョンのトラッキングのどちらかもしくは両方を用いたコンバージョン目標の設定が必要です。
また、入札戦略において、コンバージョン値の最大化を利用する場合は、収益追跡を有効にする必要があります。
さらに、商品広告を設定している場合は、Microsoft Merchant Center内でのストアの開設が必要です。
開設にはMicrosoft広告内から直接開設する方法と、GoogleMerchant Centerからインポートして開設する方法があります。
また、ストアを開設した場合、最新のデータフィードも必要となります。
PMAX利用時の注意点
PMAXで広告を配信する場合、キャンペーンの作成から通常であれば1週間以内に配信が開始されますが、最大で10日かかる場合もあります。
そのため、余裕をもって配信の準備をする必要があります。
また、広告配信の開始後の学習期間は最大で2週間です。
オープンβの有効化手順
PMAXは現在、オープンβ版として公開されています。
ご利用には、Microsoftアカウントチーム、またはサポートへのお問い合わせが必要です。
ご利用の際に、Googleインポートツールを通じてGoogle広告のP-MAXキャンペーンをインポートすることが可能です。
インポートすることで、Microsoft PMAXキャンペーンの下書きとして変換されます。
また、Googleインポートツールを利用した際に、P-MAXキャンペーンをMicrosoftスマートショッピングキャンペーン、ローカル在庫広告、動的検索広告としてインポートされる可能性があります。
スマートキャンペーンに変換されたP-MAXキャンペーンは、ベータ版を有効化することで、PMAX機能を利用することが可能になります。
まとめ
いかがでしたか。
今回はMicrosoft広告が発表したPMAXについて解説しました。
AIによる広告配信の自動化がされるメリットがある一方で、利用要件や注意点もあるため、確認が必要です。
今後もPMAXのアップデートが期待されるため、注目です!