Yahoo!広告において、従来版タグの機能サポートが終了されました。
概要は下記のとおりです。
参考:https://s.yimg.jp/images/ads-promo_edit/support/pdf/202212_TagMigration.pdf
アップデート内容の詳細
アップデートの内容を詳しく確認していきましょう。
従来版タグの機能サポート終了
2024年2月29日に従来版タグの機能サポートが終了しました。
対象となるタグは下記のとおりです。
参照:https://s.yimg.jp/images/ads-promo_edit/support/pdf/202212_TagMigration.pdf
そもそもリニューアル版タグとは
リニューアル版タグは、ファーストパーティクッキーを利用して計測を行うものです。
近年の各ブラウザーのセキュリティー機能強化により、サードパーティークッキーを利用した従来版タグでの計測は正確に行われない可能性があります。
そのため、リニューアル版タグを利用することで、コンバージョン計測の補完、精度の高いサイトリターゲティングができます。
移行方法
移行する前に、まず従来版タグを利用しているかを確認する必要があります。
ウェブページのタグ設置で確認できます。
従来版タグのサンプルは下記の通りとなっています。
画像引用:https://s.yimg.jp/images/ads-promo_edit/support/pdf/202212_TagMigration.pdf
従来版タグの利用が確認できた場合は、リニューアル版タグへの貼り替えが必要です。
タグの種類によって貼り替え方法が異なりますので、下記で確認していきましょう。
Yahoo!検索広告のコンバージョン計測タグ
・広告管理ツールの「ツール」>「コンバージョン測定」>「タグを表示」をクリック
・「コンバージョン測定補完機能」を利用するかどうかを選択し、タグをコピー
・「コンバージョン測定タグ」をコピー
画像引用:https://s.yimg.jp/images/ads-promo_edit/support/pdf/202212_TagMigration.pdf
・サイトジェネラルタグもしくは、サイトジェネラルタグ・コンバージョン測定補完機能タグを設置する
・ウェブサイト内全ページの<head>タグの開始直後
・リニューアル版コンバージョン測定タグの設置
・設置済みのサイトジェネラルタグより後
・<body>タグ内
・コンバージョンアクションのタイミング
タグの設置イメージの例は下記のとおりです。
Yahoo!検索広告のサイトリターゲティングタグ
・広告管理ツールの「ツール」>「ターゲットリスト管理」>「タグを表示」をクリック
・サイトジェネラルタグ・サイトリターゲティングタグをコピー
画像引用:https://s.yimg.jp/images/ads-promo_edit/support/pdf/202212_TagMigration.pdf
・サイトジェネラルタグ・サイトリターゲティングを設置する
・ウェブサイト内全ページの<body>タグ(終了タグ)の直前
Yahoo!ディスプレイ広告のコンバージョン計測タグ
・広告管理ツールの「ツール」>「コンバージョン測定」>「タグを表示」をクリック
・「サイトジェネラルタグとコンバージョン測定補完機能タグを設置」もしくは「サイトジェネラルタグを設置」選択し、タグをコピー
・「コンバージョン測定タグ」をコピー
画像引用:https://s.yimg.jp/images/ads-promo_edit/support/pdf/202212_TagMigration.pdf
・サイトジェネラルタグもしくは、サイトジェネラルタグ・コンバージョン測定補完機能タグを設置する
・ウェブサイト内全ページの<head>タグの開始直後
・リニューアル版コンバージョン測定タグの設置
・設置済みのサイトジェネラルタグより後
・<body>タグ内
・コンバージョンアクションのタイミング
タグの設置イメージの例は下記のとおりです。
Yahoo!ディスプレイ広告のサイトリターゲティングタグ
・広告管理ツールの「ツール」>「オーディエンスリスト」>左サイドメニュー「オーディエンスソース」>「タグ・IDを表示」をクリック
・サイトジェネラルタグ・サイトリターゲティングタグをコピー
画像引用:https://s.yimg.jp/images/ads-promo_edit/support/pdf/202212_TagMigration.pdf
・サイトジェネラルタグ・サイトリターゲティングを設置する
・ウェブサイト内全ページの終了タグ<body>の直前
まとめ
Yahoo!広告の従来版コンバージョンタグのサポート終了について解説しました。
従来版タグを利用している場合は正確な計測が出来ないため、利用している場合は早めの移行が重要です。