
Yahoo!広告において、
従来版タグの機能サポートが終了されました。
本記事では、
従来版タグの機能サポート終了に関するアップデート内容と、
リニューアル版タグへの移行方法について説明します。
サポート終了の概要は下記のとおりです。
対象サービス | Yahoo!広告 |
アップデート予定日 | 2024年2月29日 |
概要 | ・Yahoo!広告における従来版タグの機能をサポート終了 ・従来版タグを利用したコンバージョン測定と サイトリターゲティングデータの蓄積が出来なくなる ・従来版タグを利用している場合は リニューアル版タグへの移行が必要 |
※参考:Yahoo!広告 代理店・広告主向け従来版タグの機能サポート終了について
1. アップデート内容の詳細
アップデートの内容を詳しく確認していきましょう。
1-1. 従来版タグの機能サポート終了
2024年2月29日に従来版タグの機能サポートが終了しました。
対象となるタグは下記のとおりです。
検索広告 |
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ディスプレイ広告 |
|
Yahoo!タグマネージャー |
|
※参考:Yahoo!広告 代理店・広告主向け従来版タグの機能サポート終了について
2. そもそもリニューアル版タグとは
リニューアル版タグは、
ファーストパーティクッキーを利用して計測を行うものです。
近年の各ブラウザーのセキュリティー機能強化により、
サードパーティークッキーを利用した従来版タグでの計測は
正確に行われない可能性があります。
そのため、
リニューアル版タグを利用することで、
コンバージョン計測の補完、精度の高いサイトリターゲティングができます。
3. 移行方法
移行する前に、
まず従来版タグを利用しているかを確認する必要があります。
ウェブページのタグ設置で確認できます。
従来版タグのサンプルは下記の通りとなっています。
従来版タグの利用が確認できた場合は、
リニューアル版タグへの貼り替えが必要です。
タグの種類によって貼り替え方法が異なりますので、
下記で確認していきましょう。
3-1. Yahoo!検索広告のコンバージョン計測タグ
- 広告管理ツールの「ツール」→「コンバージョン測定」→「タグを表示」をクリック
- 「コンバージョン測定補完機能」を利用するかどうかを選択→タグをコピー
- 「コンバージョン測定タグ」をコピー

サイトジェネラルタグ / サイトジェネラルタグ・コンバージョン測定補完機能タグを設置する
〈 設置場所 〉
ウェブサイト内全ページの<head>タグの開始直後
リニューアル版コンバージョン測定タグの設置
〈 設置場所 〉
- 設置済みのサイトジェネラルタグより後
- <body>タグ内
- コンバージョンアクションのタイミング
3-2. Yahoo!検索広告のサイトリターゲティングタグ
- 広告管理ツールの「ツール」→「ターゲットリスト管理」→「タグを表示」をクリック
- サイトジェネラルタグ・サイトリターゲティングタグをコピー

サイトジェネラルタグ・サイトリターゲティングを設置する
〈 設置場所 〉
ウェブサイト内全ページの<body>タグ(終了タグ)の直前
3-3. Yahoo!ディスプレイ広告のコンバージョン計測タグ
- 広告管理ツールの「ツール」→「コンバージョン測定」→「タグを表示」をクリック
- 「サイトジェネラルタグとコンバージョン測定補完機能タグを設置」
もしくは「サイトジェネラルタグを設置」選択 → タグをコピー - 「コンバージョン測定タグ」をコピー

サイトジェネラルタグ / サイトジェネラルタグ・コンバージョン測定補完機能タグを設置する
〈 設置場所 〉
ウェブサイト内全ページの<head>タグの開始直後
リニューアル版コンバージョン測定タグの設置
〈 設置場所 〉
- 設置済みのサイトジェネラルタグより後
- <body>タグ内
- コンバージョンアクションのタイミング
①
タグの設置イメージの例は下記のとおりです。
3-4. Yahoo!ディスプレイ広告のサイトリターゲティングタグ
- 広告管理ツールの「ツール」→「オーディエンスリスト」→
左サイドメニュー「オーディエンスソース」→「タグ・IDを表示」をクリック - サイトジェネラルタグ・サイトリターゲティングタグをコピー

サイトジェネラルタグ・サイトリターゲティングを設置する
〈 設置場所 〉
ウェブサイト内全ページの終了タグ<body>の直前
4. まとめ
Yahoo!広告の従来版コンバージョンタグの
サポート終了について解説しました。
従来版タグを利用している場合は正確な計測が出来ないため、
利用している場合は早めの移行が重要です。