Yahoo!広告ディスプレイ広告(運用型)において、Yahoo!ニュースとスポーツナビのコンテンツ動画の再生前にレスポンシブ動画を配信できるようになります。
このアップデートは2024年1月22日(月)にリリース予定されるとのことです。今回は、このアップデートの詳細について解説していきます。
参考:https://s.yimg.jp/images/ads-promo_edit/support/pdf/20240122_YDA_Instream_JP_RN.pdf
広告配信について
広告を配信できるデバイスや目的等、広告の配信にかかわる事項は下記のとおりです。
広告掲載のイメージ
パソコンとスマートフォン・タブレットに広告を配信する場合、広告は下図のように配信されます。
画像参照:https://s.yimg.jp/images/ads-promo_edit/support/pdf/20240122_YDA_Instream_JP_RN.pdf
また、それぞれの番号の要素は下記のとおりです。
①タイトル・主体者表記
初めての再生の後、3秒間操作されない場合に非表示となります。
②広告アイコン
アイコンは常時表示され、クリックされるとフィードバックのページに遷移します。
③LP遷移領域
この領域をクリックすると、ランディングページに遷移します。
④広告スキップボタン(カウントダウン表示)
動画広告が再生されてから5秒間はカウントダウンの表示が出ます。
その後、「スキップ」ボタンが表示され、クリックされるとコンテンツ動画の本編が再生されます。動画広告が最後まで再生された場合は、再生終了後に自動的にコンテンツ動画の本編が再生されます。
⑤音声なしの表記(音声なしの動画の場合)
音声のある広告の場合は表示されず、動画の操作部で音声を出力するボタンが表示されます。
その他
動画プレーヤの操作をするには、PCの場合は、動画広告下部でマウスを動かし、スマートフォン・タブレットの場合は動画をタップします。また、PCとスマートフォン・タブレットの両方で全画面表示が可能です。
再生時の挙動
動画広告再生時の挙動は下記通りです。
必要な対応
今回のアップデートに関して、必要な対応は特にないとのことです。自動で入稿済みのレスポンシブ動画広告が配信されます。
コンテンツキーワードターゲティングが利用可能
Yahoo!ニュースではコンテンツキーワードターゲティングを利用することが可能です。
ブランドイメージに悪影響を与える可能性のあるキーワードが含まれた掲載面を除外することができますので、必要に応じて活用しましょう。なお、インストリーム枠ではプレイスメントターゲティングを活用した配信指定・除外はできません。
コンテンツキーワードターゲティングについては、詳しくはこちらをご覧ください。
注意事項
Yahoo!ニュースとスポーツナビのインストリーム枠にレスポンシブ動画を配信する際には下記の点を注意する必要があります。
・SKAdNetworkには対応していない
・効果測定認定パートナーが提供する測定用スクリプトタグを用いた計測には対応していない
・広告を作成する際に、インストリーム枠用の広告プレビューは用意されていない
まとめ
いかがでしたか。Yahoo!ニュース・スポーツナビのインストリーム広告枠にレスポンシブ動画が配信できるようになります。
多くのユーザーが利用するYahoo!ニュースやスポーツナビに、訴求できる情報量が多い動画広告を配信できるため、新規の顧客獲得を期待できます。