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ランディングページを自分で作るには?流れやポイントなど詳しく解説

更新日:2023年10月16日

ランディングページを自分で作るには?流れやポイントなど詳しく解説

※この記事は2023年10月16日に更新されたものです。内容が古い可能性があります。

自社でサービスを展開する際、広告やSNSなどから効率的にユーザーを獲得するためにランディングページが必要です。

外部に依頼する方も多いですが、なかには自分で作りたいと思っている方もいるでしょう。

この記事では、ランディングページを作成する際の流れやポイントなどを解説していきます。

おすすめのツールについても触れるので、これからランディングページを作りたいと考えている方はぜひ参考にしてください。

1.ランディングページを作成する流れ

ランディングページを作成する流れは以下の通りです。

・目標を明確にする
・ペルソナ分析を行う
・構成・ワイヤーフレームを作成する
・コンテンツを作成する
・ライティングを行う
・デザインを作成する
・コーディング作業を行う
・公開する
PDCAを回す

それぞれ順番に解説していきます。

1−1.目標を明確にする

まず、ランディングページを制作する前に目的を明確にしておきましょう。

商品・サービスの購入だけでなく、資料請求や問い合わせなど企業によってさまざまなゴールが存在します。

目標が定められていないと、どのようなユーザーに対して訴求するのかも曖昧になってしまうため事前に策定しておくことが大切です。

1−2.ペルソナ分析を行う

目標が定まったら、ユーザー層について分析を行います。

商材に興味を持つ人物の年齢や性別、職業など細かく洗い出しておきましょう。

ユーザー層によってランディングページ内のデザインや訴求方法が大きく異なるため、事前の分析は重要な作業です。

1−3.構成・ワイヤーフレームを作成する

ランディングページは商品について詳しい情報を載せるだけでなく、効果的な構成について考慮することが大切です。

例えば、一番視認率の高い上部には、興味を引くためのキャッチコピーやCTAを設置します。

興味を持ったユーザーが下にスクロールすると、商品によって解決できる課題や客観的な根拠を提示するといった形です。

後半には、開発に至ったストーリーや開発者の思いも記載し、最後に改めて購入ボタンなどを設置しましょう。

1−4.コンテンツを作成する

構成・ワイヤーフレームまで作成できたら、コンテンツ制作に入ります。

コンテンツを作成する際は、事前に定めた目標やペルソナにマッチしている内容になっているか再度確認しましょう。

1−5.ライティングを行う

ユーザーにアクションを促す際、特にライティングの技術が重要なポイントになります。

ユーザーの悩みを先読みして提示したり、商品を使った後の状態をイメージさせたりするようなライティングを心がけましょう。

カリギュラ効果や権威への服従原理など、心理を活用したコピーライティング能力も必要です。

1−6.デザインを作成する

コンテンツ制作が進んだら、デザインを作成していきます。

BtoB・BtoCや対象とするペルソナ、商品のイメージなどさまざまな要素を考慮して、違和感のないデザインを作成することが大切です。

ユーザー層の趣味嗜好だけでなく、視認性の良さなども考えながら制作していきましょう。

1−7.コーディング作業を行う

作成したデザインをもとにして、ブラウザ上で閲覧できるようにコーディング作業を行なっていきます。

HTML/CSSなど言語の知識が必要になりますが、ツールを使うことで作業を簡略化させることも可能です。

1−8.公開する

コーディング後、記載されている情報や動線などを再確認し、問題がなければ公開を行いましょう。

内容が良くても表示が崩れていると成果が見込めなくなってしまうため注意が必要です。

1−9.PDCAを回す

ランディングページを公開した後は、GoogleアナリティクスやClarityなどのヒートマップツールも活用してPDCAを回しましょう。

ページスクロール率・クリック数をもとにして、コピーやデザインに微調整を加えることが大切です。

2.ランディングページを制作する際のポイント

ランディングページを制作する際のポイントは以下の6つです。

・関心を惹くファーストビューにする
・ユーザーファーストを意識する
・ストーリー性のある構成作りを行う
・簡単に更新できるようにしておく
・集客方法を構築する
・ランディングページ制作ツールの利用を検討する

効率的な運用ができるように上記について把握しておきましょう。

2−1.関心を惹くファーストビューにする

ランディングページにおいて、まずユーザーが視認するのがファーストビューです。

離脱防止やコンバージョン獲得において特に重要な要素になるため、関心を惹けるようなコピーやCTAの設置を心がけましょう。

2−2.ユーザーファーストを意識する

ランディングページを制作する際、企業側が伝えたい情報ばかりを盛り込むのではなく、ユーザーファーストを心がけることも大切です。

ユーザーが求めている情報の記載や、クリックしやすいボタンの設置位置などを考えておきましょう。

2−3.ストーリー性のある構成作りを行う

ただ情報が羅列されたページよりもストーリー性のある構成の方が効果的です。

起承転結を意識してメリットや過去の事例、利用者の声などを盛り込み、最後まで読まれるようなランディングページを作成しましょう。

2−4.簡単に更新できるようにしておく

ランディングページは、PDCAを回すなかで記載されている情報の編集作業を行うことがあります。

専門的な知識を持ったデザイナーやエンジニアしか更新できないと作業が滞ってしまうため、チーム全体で簡単に変更が行えるように知識を共有しておきましょう。

2−5.集客方法を構築する

ランディングページの制作だけではコンバージョン獲得は望めないため、どのようにユーザーを集めるか考える必要があります。

広告やSNSの運用など、集客する方法をいくつか構築しておくことが大切です。

2−6.ランディングページ制作ツールの利用を検討する

ランディングページを自分で作りたい場合、制作ツールを活用すると作業が簡略化できます。

分析や決算の機能がついているものや、なかには費用をかけずに利用できるものもあるため、自社にマッチするツールを調べておくことがおすすめです。

3.ランディングページ制作ツールを利用するメリット

ランディングページ制作ツールには、以下3つのメリットが存在します。

・短時間で制作できる
・コストを抑えられる
・素早い更新ができる

それぞれ内容を解説していきます。

3−1.短時間で制作できる

自分で一からランディングページを作る場合、HTML/CSSやJavaScriptといった言語の知識が必要です。

知識がない場合は、制作ツールを使えばテンプレートなどを活用して短時間でランディングページを制作できます。

3−2.コストを抑えられる

企業によっては複数のランディングページを活用して、ニーズなど状況を判断したい場合もあるでしょう。

外部に依頼すると毎回費用がかかりますが、月額が基本のランディングページ制作ツールを活用すれば、コストを抑えながら試作を繰り返せます。

3−3.素早い更新ができる

外部に依頼する場合、更新のたびに状況を伝えて作業を行なってもらう必要があります。

ツールを活用することで誰でも更新が容易になるため、手間や費用を削減することも可能です。

4.ランディングページ制作ツールを利用するデメリット

ランディングページ制作ツールを利用する際は、以下のデメリットに注意が必要です。

・機能やデザインに限りがある
・活用方法についてある程度学習が必要になる

メリットと合わせて上記の内容も確認しておきましょう。

4−1.機能やデザインに限りがある

ツールを導入すると、自身で一から制作するよりも機能やデザインに制限があるため注意が必要です。

特に無料のツールを利用する場合は制限が多いので、どのような機能が搭載されているのか事前に確認しておきましょう。

4−2.活用方法についてある程度学習が必要になる

ランディングページ制作ツールは効率的に作成や運用ができる一方で、使いこなすにはある程度の知識が必要です。

知名度の高いツールであればネット上での情報が多く、学習の手間を減らしやすくなります。

5.おすすめのランディングページ制作ツール

おすすめのランディングページ制作ツールは以下の4つです。

・ペライチ
・Colorful
・Strikingly
・ジンドゥー

それぞれ特徴を解説します。

5−1.ペライチ

ペライチは、スマートフォンに対応した本格的なページを簡単に制作できるツールです。

決済や予約システムなど必要な機能を豊富に備えており、無料プランもあるため初心者でも活用しやすくなっています。

5−2.Colorful

Colorfulは、直感的な操作でLPを制作できる便利なツールです。

ブロックデザインから必要なものを選択して組み合わせるため、想像したイメージを実現しやすいメリットがあります。

5−3.Strikingly

Strikinglyは米国発のツールで、簡単な操作による編集が特徴です。

HTMLやデザインに関する知識がなくても制作が可能で、アクセス解析機能も搭載されています。

5−4.ジンドゥー

ジンドゥーは、専門知識不要でドラッグ&ドロップによる操作でページを作成できます。

日本語によるサポートも充実しており、基本機能を備えた無料プランもあるため、ツールを初めて使う方にもおすすめです。

6.ランディングページ制作ツールを選ぶ基準

ランディングページ制作ツールを選ぶ基準は以下の3つがあります。

・使いやすいかどうか
・必要な機能があるかどうか
・サポートは充実しているかどうか

それぞれの基準も確認しておきましょう。

6−1.使いやすいかどうか

ランディングページを制作するツールは、利便性の高さを考慮して選択することが大切です。

特に、初心者の方はドラッグ&ドロップなど、複雑な操作なしで扱えるツールをおすすめします。

6−2.必要な機能があるかどうか

ツールのなかには、予約や決済などの便利な機能が搭載されていることもあります。

必要としている機能があるか事前に確認しておきましょう。

6−3.サポートは充実しているかどうか

ネット上で情報が豊富なツールを選択することも大切ですが、サポートが充実しているツールを選ぶと、困ったことがあってもすぐに解決しやすいです。

SNSや周囲の口コミなども参考にしながら、サポートの充実度を確認することがおすすめです。

7.ランディングページの制作を依頼する際の費用相場

ランディングページの制作を外部に依頼する場合は、10〜50万円程度の費用がかかります。

フリーランスや中小規模の企業に依頼する場合は10〜30万円程度になりますが、大手であれば50万円以上になることもあります。

自社の予算について考慮しながら外注先を選択しましょう。

8.まとめ

いかがでしたか?

ランディングページを自分で作るには、目標の設定やペルソナ分析など、事前の準備が重要です。

HTML/CSSやデザインの知識がない場合は、制作ツールの利用も検討しましょう。

メンバー内で簡単に操作でき、機能やサポートが充実しているツールを選択することがおすすめです。

この記事を書いた人

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