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インスタ広告の効果を高める分析のコツとは?基本的な概要から分析の重要性、見るべき指標などについて解説!

更新日:2023年08月18日

インスタ広告の効果を高める分析のコツとは?基本的な概要から分析の重要性、見るべき指標などについて解説!

※この記事は2023年8月18日に更新されたものです。内容が古い可能性があります。

Instagramは、写真や動画によって投稿・共有できるため、20代から30代の女性を中心に特に注目が集まっているSNSです。

集客や売上増加など、自社のコンバージョン獲得につなげるためには、目的やターゲットをふまえ、適切に分析した上で訴求していくことが重要です。

今回は、インスタ広告の効果を高める上で欠かせない、分析の基本的な概要から重要性、見るべき指標などについてポイントを中心に紹介していきます。

インスタ広告とは?

そもそもインスタ広告とは、Instagram上で掲載できる広告のことを指します。

InstagramはFacebookと同じくMeta社が運営しているため、Facebook広告の一部として取り扱われます。

Instagramは、主に画像や動画などを投稿・共有できるSNSとして、2022年時点の国内のアクティブユーザーが3,300万人を超えるほど人気の高いSNS媒体となります。

主に20代から30代の女性を中心に、画像や動画をもとに投稿できるInstagramでは、広告に関してもユーザーに対し視覚的に訴求しやすいため、自社の商材やサービスをより具体的にアプローチすることができます。

また、ユーザーが投稿した記事の間やタイムライン(フィード)、ストーリーなど様々な掲載枠が用意されており、関連するコンテンツや情報に興味のあるユーザーに対して自然と訴求することも可能です。

その他、広告の下にはCTA(コールトゥアクション)のボタンも設置でき、自社のランディングページなどに遷移させ、購入や申し込み、問い合わせ、資料請求といったコンバージョンにもつなげやすい特徴があります。

インスタ広告における分析の重要性

続いて、インスタ広告における分析の重要性について紹介していきます。

インスタ広告に限らず、Web広告全般において分析・解析は費用対効果を高める上で欠かせません。

Web広告では、数値やデータによってユーザー行動を可視化することができます。

このような指標に基づく客観的な分析は、その後のマーケティングや広告・プロモーション施策を改善していくことで、費用対効果を高めることにもつながります。

また、近年ではブームやトレンドといった流行の短期化や、それに関連したユーザー行動の多様化が進んでいるため、定期的に分析・解析をもとに効果検証を図っていく必要があります。

常に目まぐるしく変わる市場やユーザー行動、競合他社の状況なども加味しながら改善を行っていくことが重要です。

インスタ広告におけるKGIとKPI

インスタ広告においても、事前に自社の目的や目標を明確化しておくことは重要です。

この目的や目標は、KGIとKPIをもとに設定しておくと効果的です。それぞれの参考指標について紹介していきます。

・KGI(重要目標達成指標)

KGIとは、Key Goal Indicator(重要目標達成指標)の略語で、自社における最終的なゴールとして設定する目標値のことを指します。

インスタ広告の場合には、主に売上や利益が広告予算に応じて設定される傾向にあります。

・KPI(重要業績評価指標)

これに対しKPIとは、Key Performance Indicators(重要業績評価指標)の略語で、KGIに向けてどう進行しているかを表します。

インスタ広告におけるKPIを考えた場合には、リーチやクリックといった指標から、イイね!数やフォロワー数なども対象となるケースも存在します。

インスタ広告の分析で見るべき指標

次に、インスタ広告の分析にて見るべき指標について紹介していきます。

以下の指標に関しては最低限理解し、インスタ広告の実施と合わせ分析・解析に役立てていくと効果的です。

①基本的な広告配信後の指標

まず、インスタ広告では他の一般的なWeb広告と同様に、以下の指標をもとに効果検証につなげることが可能です。

・リーチ数

広告を1回以上閲覧したユーザーの数を表します。同一人物が同じ広告を5回見たとしても、リーチ数としては1件とカウントされます。

・インプレッション数

広告が表示された回数を表します。同一人物が同じ広告を5回見た場合には、インプレッション数は5件となります。

・クリック数

広告がクリックされた数を表します。

これらの数値をもとにすると、CTR(クリック率)やCPC(クリック単価)、CPM(インプレッション単価)、リーチ単価などを算出することができます。

②イイね!の数

「イイね!」は、Instagram内の投稿に対してユーザーから共感や好意を得られた際に付けられる指標です。

通常の投稿だけでなく、広告として配信した内容に対してもイイね!を付けることが可能です。

このイイね!が増えれば、多くのユーザーに興味を持ってもらえたことを客観的に判断することができます。

③フォロワーの数

フォロワーとは、自社のInstagramアカウントに対して興味を示すユーザーの数を表す指標です。

対象のアカウントがフォローされれば、そのユーザーのアカウント上に情報として表示されやすくなります。

ユーザー心理としては「興味のある情報なので定期的に知りたい」といったファン化の行動ともいえます。

このフォロワー数が増えれば、広告以外にも通常投稿した内容が興味のあるユーザーにすぐに届けることができるため、マーケティングやプロモーションとしても効果を高めやすくなります。 

④ハッシュタグの使用回数

Instagramでは、投稿内容にハッシュタグ「#」を記載することで、ハッシュタグに関連した投稿を検索・抽出することも可能です。

近年では、ハッシュタグをもとに知りたい情報やトレンドを収集する動きもあり、GoogleやYahoo!の検索キーワードと同様に、マーケティングにおける重要度が高まっています。

例えば、新たな商材やサービスを訴求し出したばかりの頃は、ハッシュタグで検索しても表示される件数は少ないでしょう。

自社の商材やサービス名のハッシュタグが多くのユーザーで活用されていれば、拡散による認知度向上やコンバージョン獲得につながる可能性も高まるため、これもインスタ広告の指標の一つとして分析につなげていくと効果的です。

インスタ広告の分析に役立つツールとは?

次に、インスタ広告の分析に役立つツールについて紹介していきます。

①Facebook広告マネージャ

インスタ広告は、Facebook広告の一部であるため、配信設定から配信後の数値確認に関しては、Facebook広告マネージャを活用すると効果的です。

このツールは無料で活用することが可能です。

広告配信後のリーチ数やインプレッション、クリック状況などを可視化できるため、効率的に分析・解析につなげることができます。

②Googleアナリティクス

Googleアナリティクスは、自社のホームページにおける流入状況をはじめ、その後のユーザー行動を可視化することが可能です。

こちらも無料で活用することができます。

また、Googleアナリティクスはインスタ広告と紐づけることによって、広告経由で自社のホームページに訪れたユーザー行動を分析できるようになります。

コンバージョン獲得までの導線なども可視化することで、より詳細な分析・解析につなげることが可能です。

③外部サービス

インスタ広告に限らず、SNSの状況を可視化し、分析できるツールは多岐に渡ります。

ハッシュタグの件数や、投稿内容がシェアされた割合、閲覧数の多いユーザー属性などを簡易的に分析できるツールも多く存在します。

まとめ

20代から30代の女性を中心にアクティブなユーザーが多いInstagramでは、インスタ広告として自社のプロモーションに活用することも可能です。

メニューや手法、ターゲティング方法なども様々用意されているため、効果検証を行いながら運用していくことが重要です。

今回紹介した内容も参考に、自社の目的に応じたインスタ広告の分析を行うとともに、費用対効果を高めた運用につなげていきましょう。

この記事を書いた人

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