【成功のカギ】インプレッションシェアとは？仕組みや改善ポイントを解説

※この記事は2023年8月15日に更新されたものです。内容が古い可能性があります。

広告を展開する際に、「目標とするユーザーに届かずに予算が無駄になってしまう」ということはよくあります。
そのような状況を避けるためには、効果的な広告展開が必要です。

本記事では、その中でも重要な指標である「インプレッションシェア」とその改善ポイントについて解説します。

インプレッションシェアの仕組みとは？

インプレッションシェアとは、広告を表示する機会に対して、その広告が実際に表示された割合を表す指標です。
つまり、広告が表示される機会（インプレッション）に対して、広告が実際に表示された回数（表示回数）の割合を示すものです。

広告形式におけるインプレッションシェアの違い

広告の形式によってインプレッションシェアに違いがあります。
具体的に違いは下記の通りです。

検索広告のインプレッションシェア

検索広告の場合、インプレッションシェアは、特定のキーワードで表示される広告の中で、実際に表示された広告の割合を表します。
たとえば、特定のキーワードで検索した際に表示される広告の中で、実際に表示された広告が50回、そのキーワードでの表示機会が100回だった場合、その広告のインプレッションシェアは50%となります。

ディスプレイ広告のインプレッションシェア

ディスプレイ広告の場合、インプレッションシェアは、広告枠が表示された回数に対して、広告が実際に表示された回数の割合を示します。
たとえば、ある広告枠が100回表示された際に、その広告が20回表示された場合、その広告のインプレッションシェアは20%となります。

ショッピング広告のインプレッションシェア

ショッピング広告の場合、インプレッションシェアは、特定の商品に対して、その商品が表示された回数に対して、その商品が実際に表示された回数の割合を表します。
たとえば、ある商品が100回表示された際に、その商品が30回表示された場合、その商品のインプレッションシェアは30%となります。

インプレッションシェアの確認方法とは？

管理画面でのインプレッションシェアの確認方法を解説していきます。

・Google広告の管理画面
・Yahoo!広告の管理画面

Google広告管理画面からインプレッションシェアを確認する方法

まずはGoogle広告です。Googleの広告管理画面で確認したいキャンペーンを選択し、表示項目を選択、表示項目の変更をクリックします。

「競合指標」の矢印をクリックし、見たい項目を選びます。

選んだ項目が管理画面に追加されれば完了です。

Yahoo!広告管理画面からインプレッションシェアを確認する方法

次はYahoo!広告です。Yahoo!の広告管理画面で確認したいキャンペーンを選択し、表示項目を選択、表示項目を編集をクリックします。

キャンペーン一覧の表示項目を編集で、「インプレッションシェア」を選択します。

選んだ項目が管理画面に追加されれば完了です。

インプレッションシェア損失率とは？

インプレッションシェアは、広告が表示される頻度を示す指標であるため、広告展開の成功には非常に重要です。

しかし、広告が掲載されなかったり、表示頻度が低かったりする場合があります。
表示可能な広告回数の中で、広告が表示されなかった回数の割合のことを「インプレッションシェア損失率」と呼びます
例えば、表示可能な広告回数が100回あった場合に、実際に表示された広告回数が80回だった場合、インプレッションシェア損失率は20%になります。

インプレッションシェア損失率は、広告の掲載条件によって2種類に分けられます。