みなさんはアドビシステムズ社が販売しているソフトのAbobe After EffectsとAbobe Premiere Proの違いについてどのくらい知っていますか?
どちらも動画関連のソフトなので同じように分類されがちですが、実際にできることはそれぞれ変わっていきます。
今回は初心者向けにAfter EffectsとPremiere Proの違いについて簡単に説明していきますので、これから動画の勉強をしたいと思っている方やソフトについて知りたいという方はぜひご覧ください!
1.After Effectsについて
After Effectsは、動画を加工することを得意としている動画制作ソフトで、AEだったりアフターだったりと略されて呼ばれることがあります。
ロゴやイラスト、文字等に動きをつけるモーショングラフィックスや爆発や炎のエフェクトを作ったり、作ったエフェクトを映像に合成して映画等の動画を作ったりすることができます。
さらに、Premiere Proでできることはほとんどできてしまう優れものです!ただし、長時間の動画には向いていませんので使い分けが必要です。
また、After Effectsは色々なことができる反面、少し操作が難しくエフェクト数がかなり多いため、習得難易度はやや高めです。
2.Premiere Proについて
Premiere Proは、動画編集ソフトでプレミアと呼ばれることが多いです。
動画編集ソフトなので、撮影した動画を繋ぎ合わせて1つの動画にすることができ、TV番組や映画、YouTube等、多岐にわたる動画を制作することができます。
After Effectsと違い、モーショングラフィックスやエフェクト制作等の作業は一部を除いてほぼできませんが、After Effectsと連携する機能があり、できない作業をAfter Effectsで作り、Premiere Proに読み込んで動画を繋ぎ合わせることも可能です。
また、Premiere Proは直感的に操作できるため、習得難易度は低めです。
3.結局どちらのソフトを使えばいいの?
上述の通り、それぞれのソフトで得意不得意がありますので何を作りたいかによって使うソフトが変わってきます。
イメージを掴みやすくするために、各動画の種類ごとにどちらが向いているか説明していきます。
動画広告制作
広告を配信する媒体によりますが、動画広告は6秒〜30秒前後のものが主流になっており、細かいアニメーションを複数組み合わせて制作しているため、After Effectsが向いています。
タイトルアニメーションやロゴアニメーション制作
こちらも動画広告と同様に比較的に短い尺の動画で、細かいアニメーションを組み合わせて制作していることが多いためAfter Effectsが向いています。
YoutubeやTV番組編集
撮影した動画を繋ぎ合わせて1つの動画にしていくのでPremiere Proが向いています。ただし、細かいアニメーションを入れたい場合はAfter Effectsと連携することもあります。
弊社では、YouTubeチャンネルを開設していますのでご覧ください。Premiere Proをメインに使用し、細かい部分のアニメーションをAfter Effectsを使用しています。
YouTubeチャンネル
4.まとめ
いかがでしたか?
今回はAbobe After EffectsとAbobe Premiere Proの違いについて説明しました。目的により使うソフトが変わってきますね。
これから動画の勉強をしていきたいという方は、
・動画編集(YouTubeやTV番組等)をメインにしたい場合:Premiere Pro
・動画制作(アニメーション等)をメインにしたい場合:After Effects
そして、必要に応じて、もう片方のソフトも習得していくのがおすすめです!
弊社では動画広告の運用実績はもちろん、動画制作も行っておりますので気になる方はぜひお気軽にお問い合わせください。