今回も10月の後半にあったアップデート情報の解説をしていきます!
【2022年10月】アップデート情報まとめNo.2ではGoogle広告とYahoo!広告に焦点をあてて解説しましたので、本記事ではFacebook広告とLINE広告に焦点をあてて解説していきます!
1.Facebook広告アップデート情報
まずはFacebook広告のアップデート情報です。
1-1.Instagramで発見タブ広告が開始
画像引用:発見タブ広告|Metaビジネスセンター
発見タブは個人の興味関心に基づき、パーソナライズされたコンテンツが表示されます。そんな発見タブで、新しく広告が配信できるようになりました。
ですが、この新しい広告配置は導入されたばかりなので、配信は限定的になります。
自動配置のデフォルト設定でオンになっていますが、配信を希望しない場合は配置の選択をして外すことも可能となっています。
1-2.Instagramストーリーズ広告で「上にスワイプ」機能の範囲を拡大
Instagramのストーリーズで配信される広告で、今までも「上にスワイプ」機能がありましたが、今回のアップデートでiOSデバイスでのみを対象とし、フルスクリーンで利用できるようになりました。
今までは画面の一部でしかスワイプできませんでしたが、どこをタッチしてもスワイプが可能になったことで全体のクリック数やクリック率の向上が見込める可能性が高くなります。
1-3.リール広告の新しいフォーマットが誕生
Instagramリール広告にて、カルーセル広告フォーマットを使用できるようになりました。2~10枚の画像を動画のように表示します。
この機能が使用できるのはリーチ・ブランドの認知度アップ・トラフィック・動画の再生数アップ・アプリのインストールの目的のみに適用されます。音声が無く、最長10秒となります。
参考: Instagramリールでのカルーセル広告について|Metaビジネスヘルプセンター
1-4.Instagramフィードで複数広告主の広告を展開
Instagramフィードで複数広告主の広告を展開できるようになりました。複数広告主フォーマットをオン設定にすると、関連しているビジネスの複数の広告主が出している広告が一緒に表示されるようになります(例:ウエディングドレスの広告の横にウェディングケーキの広告を表示するなど)。
ユーザーの買い物をする意欲や、関連するビジネスへのエンゲージメントを高める効果があります。一緒に配信する広告の組み合わせについては機械学習が判断するものとなります。
参考:Instagramの複数広告主の広告について|Metaビジネスヘルプセンター
2.LINE広告アップデート情報
次にLINE広告のアップデート情報を解説していきます。
2-1.LINE面の配先追加・配信先選択の仕様変更
これまでLINE広告ネットワーク面として配信されていたLINEマンガ、LINE占い、LINE BROGなどのLINEのファミリーアプリがLINE面の配信先として追加されます。追加される配信面は下記です。また、LINE広告ネットワーク配下の配信先選択使用が変更になり、ディスプレイ広告、動画リワード広告の選択式が無くなりました。
2-2.アニメーション広告のフォーマットがリリース
LINE広告で、新しくアニメーション形式の広告画入稿・配信できるようになりました。アニメーション広告の入稿規定は下記となります。
最大再生時間は4秒となり、最大ループ数は4回までになっているので、注意が必要です。
2-3.標準イベントをオーディエンスとして利用可能に
ユーザーの各種行動に合わせて定義された標準イベントを、LINE tagから送信することにより、コンバージョンの計測、レポーティングへの反映、オーディエンスへの利用を行うことが出来るようになりました。
追加される標準イベントは下記です。
2-4.キャンペーン予算で「1日の推奨予算」が表示
キャンペーン予算の最適化を行った場合、キャンペーン階層で「1日の推奨予算」が表示されるようになりました。
なお、リーチ、Talk Head ViewおよびTalk Head View Customのキャンペーンを利用の場合や、過去7日間広告が配信されなかった場合、成果データが十分でない場合などは表示されないため注意が必要です。
2-5.詳細ターゲティングの追加
詳細ターゲティングに新しいターゲティングが追加されました。追加されるターゲティングは下記です。
・興味関心カテゴリー
・購買意向
3.まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、Facebook広告とLINE広告のアップデート情報について解説していきました!
LINE広告では他にもアップデートがあり、別途記事で詳しく解説する予定ですので、そちらも是非参考にしていただければと思います!