【Google広告】AI-MAX活用でCPA50%改善!不動産集客の「質と量」を両立させたグローバル配信事例
Google検索 不動産業界 広告運用 ターゲティングの見直し その他
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| テーマ | 広告運用 |
|---|---|
| 媒体・メニュー | Google検索 |
| ソリューション | ターゲティングの見直し |
| 業界 | 不動産業界 |
| 商材 | 不動産賃貸 |
| KPI | その他 |
・CV(コンバージョン):ウェブサイト上の成果。(例:購入、申込など)
・CVR(コンバージョン率):広告をクリックしたユーザーのうち、CVに至った割合。
・CPC(クリック単価):1クリックあたりにかかった費用。
本アカウントでは、国内および海外向けに物件を紹介する不動産サービスの集客において、取り扱い物件数の増加に伴い「リード数(有効問い合わせ数)」のさらなる拡大が求められていました。
従来は、キーワード群やユーザー特性、配信エリア(国内・海外)ごとに細かくキャンペーンを分割し、合計8つのキャンペーンで運用を行っていました。 しかし、エリアごとに異なる見込み顧客に対し、手動調整だけで最適なアプローチを続けるには限界があり、獲得件数の伸び悩みと、日々の成果のブレが発生していました。 また、単に媒体上のコンバージョン(CV)を増やすだけではなく、実際の成約につながる「有効リード」の質を担保する必要がありました。

「人間が戦略を考え、AIが実行する」という役割分担の明確化が必要だと考えました。 細分化されたキャンペーン構成では、1キャンペーンあたりのデータ量が少なくなり、Googleの機械学習が十分に機能しません。そこで、キャンペーンを統合してAIに十分なデータを供給すれば、拡張性と効率性を飛躍的に高められると仮定しました。 また、キーワードの拡張機能である「AI-MAX(P-MAX)」を活用することで、既存のインテントマッチだけでは拾いきれない潜在層へアプローチしつつ、アセットやLPを基にした学習によって「質」も担保できると考えました。
AI-MAXは、登録キーワードだけでなく、AIがLPや広告文の内容を読み取り、「成約につながりそう」と判断した関連する検索意図に対しても自動で広告を表示する機能です。
これにより、自分では気づかなかった潜在的なユーザー層にもリーチでき、獲得の幅が広がります。

AI-MAXの導入に伴い、機械学習の促進を最優先事項としてキャンペーン設計を根本から見直しました。 これまでキーワードや属性で8つに分けていたキャンペーンを、段階的に「国内配信用」と「海外配信用」の2つにまで統合。AIが学習するためのデータ密度を高め、自動最適化が効きやすい環境を整備しました。
A/Bテストの結果、インテントマッチは単体での活用が効果的である一方、完全一致・フレーズ一致はAI-MAXとの相性が良いことが判明しました。 そこで、インテントマッチ以外の部分にAI-MAXを適用。さらにブランド制限機能を併用しながら指名キーワードにもAI-MAXを活用することで、機会損失を防ぎながら配信ボリュームの最大化を図りました。 また、クリエイティブ面では、実績の良い広告文の言い回しを展開するとともに、海外向け配信ではネイティブによる監修を行い、違和感のない訴求へとブラッシュアップを実施しました。
そこでブランド制限の機能を使うと、「このブランド名では広告を出さない」「このブランド名での表示は許可する」といったように、ブランド名を起点に配信をコントロールすることができます。


本事例のポイントは、単に新しい機能(AI-MAX)を導入するだけでなく、AIが性能を発揮しやすいように「キャンペーン構成をあえてシンプルにする(統合する)」という決断をした点にあります。
弊社はクライアント様の戦略的パートナーとして、媒体管理画面上の数値だけでなく「有効リード数の増加」や「KGI達成」をゴールに設定しております。今回は国内・海外という広範囲なエリアに対して、人間による戦略設計(クリエイティブ改善や構成案)とGoogle AIによる自動化を組み合わせる「2人3脚」の運用が、質と量の両立につながりました。
今後は、ユーザーごとの顧客単価変動を加味し、媒体に売上データを返す「CV値の導入」を進め、よりビジネスインパクトの大きいユーザーへアプローチできるよう伴走してまいります。

Shotaro Netsu
根津 将太朗
株式会社インフィニティエージェント
デジタルマーケティング事業部
マーケティングDiv. 責任者
2018年新卒入社。新規開拓営業から現場を経験した上で、2021年に最優秀年間MVPを受賞し広告プランナーへ転籍。クライアントの事業成果に直結する運用設計・改善提案を強みに、2023年には約30名規模のPlanning div責任者として組織をリード。2025年よりマーケティング部を立ち上げ、責任者として新規事業推進と自社マーケティング機能(集客・設計・改善)の統括を担う。Google Agency Excellence Awardsのグランプリにもノミネートされる事例の排出など、実務と組織の両面から成果創出に取り組んでいる。
https://agencyexcellenceawards.withgoogle.com/intl/ja_jp/announcement
Google Agency Excellence Awardsは、Googleが世界各国で実施している代理店向けの表彰プログラムで、Google Agency Excellence Awardsを通じて、Google広告の活用によって優れた成果や価値提供を実現した取り組みを部門別に称えます。
審査では、運用設計や改善プロセスの品質に加え、Googleの広告プロダクトや自動化・AI機能をどのように活用し、パフォーマンス(成果)に結びつけたかといった観点が重視されます。
なお、年によってカテゴリ構成や募集要項が更新されるため、最新のガイドラインに沿った形で評価・選出が行われます。
実際の広告アカウントでは、アカウント構成・クリエイティブ・計測・媒体の役割設計など複数の要因が絡み合い、どこから手を付けるべきか判断しづらいケースがほとんどです。
インフィニティエージェントでは、Web広告運用総額150億円以上、診断実績650社突破という豊富な知見を活かした
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本診断では、運用歴15年超の取締役がアカウント全体を俯瞰的に分析し、具体的な改善ポイントと施策案をレポート形式でご提案いたします。
成果が頭打ちになっている方や、さらなる改善を目指したい方は、ぜひ一度ご活用ください。
※実績は2025年7月までの累計
※本記事の内容は特定の条件下で得られた結果であり、すべての案件で同様の成果を保証するものではありません。